同じクラスにこのメンツがそろったら──。以前から豪華といわれてきた1972年生まれの芸能人。'22年の今年は'72年生まれが50歳を迎える。そこで本誌では「誰が1番若く見えるか」を全国の18歳以上の女性2000人にアンケート。それぞれがすてきな年の取り方をしている彼らだが、若見えなのは一体誰?
男性:1位 藤木直人
男性1位は俳優の藤木直人。
「まだ20代の西野七瀬ちゃんの相手役でもいやらしく見えないし、お似合いだった」(22歳)、「いつまでも変わらない」(42歳)。
早稲田大学在学中に『メンズノンノ』のモデルとなり、'95年に内田有紀主演の映画『花より男子』で俳優デビュー。今年は『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)で現役アイドルの松村北斗と並んでも引けをとらないイケオジっぷりを披露。
美容ライターの三輪順子さんは、「藤木さんは体形が若いころから変わらないですよね。おそらく鍛えているんだと思います。それに小鼻が小さくて人中(鼻の下から唇までの距離)が短い。男性は年をとると鼻が肥大化する人が多いですから小鼻が小さいのはポイントです」と若見えの理由を分析。男子は“鼻”が大事!?
男性:2位 木村拓哉
2位は木村拓哉がランクイン。
「現実の50歳でマックが似合うおじさんはいないから」(34歳)、「元ボクサー役のドラマでは若く見えた」(39歳)。'91年、SMAPの一員としてデビューしてから約30年。今年は『未来への10カウント』(テレビ朝日系)で高橋海人(King & Prince)ら後輩と共演した。深みのある大人の魅力を発揮しつつある。前出の三輪さんは、
「木村さんは1位の藤木さんとは対照的に鼻が目立つようになってきましたが、目が今でもキラキラしていて顔全体が華やか。キュッと上がった口角も特徴ですよね。要するに顔面力が高いんですよね」。60歳のキムタクも見てみたい!
男性:3位 武田真治
続く3位は、武田真治。2位の木村とは『若者のすべて』(’94年フジテレビ系)で共演し、当時の若者の代表格とされていたひとり。
「筋肉があるからたるみを感じない」(45歳)、「サックスや筋トレなど多趣味でいつまでも若々しい」(43歳)。'89年、高校在学中に『第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞。'90年代に入ると中性的な魅力を売りに“フェミ男”ブームを牽引し、アイドル的な人気を誇った。
「武田さんはフェイスリフトのCMキャラクターをしていますが、それを普段から使っているのか顔にたるみがなくリフトアップされてる感がありますよね。それと筋肉を鍛えてるっていうのも若見えに大きく影響しています」(三輪さん)。筋肉は裏切らない!
女性:1位 石田ひかり
女性陣の1位は石田ひかり。今年は30年前の主演ドラマ『悪女』(日本テレビ系)のリメイクにゲスト出演し、話題を呼んだ。
「すてきな年の取り方をされているなと感じました。鈴を鳴らすような声も健在で声まで可愛いままですごい」(51歳)、「お姉さんの陰に隠れていたイメージですが、妹さんも十分おきれい」(32歳)。
姉・石田ゆり子と比較されがちだが、実はブレイクは妹・ひかりが先。'86年に女優としてデビューしてからは、『花のあすか組!』('98年フジテレビ系)、『ママハハ・ブギ』('89年TBS系)などの話題作に出演し、アイドル的な人気を誇り、'92年に『ひらり』で朝ドラヒロイン。紅白歌合戦の司会を務めるなど、順調なキャリアを積んでいる。'93年には『あすなろ白書』(フジテレビ系)のヒロインを演じキムタクとともに話題に。
「石田さんはお若いころから化粧も濃くなくナチュラルというか、どちらかというと地味なイメージでした。顔のそれぞれのパーツも主張が少なく、目が落ちくぼんだりとか鼻が広がったりの劣化がない。それと声が可愛いというのはポイント高いですね」(三輪さん)
女性2位:YUKI
2位は歌手のYUKI。今年出演したサッポロ生ビールの大人エレベーターのCMが“若い”と評判だ。
「いつまでも少女みたいですごい」(25歳)、「自分の母親と同い年だと思えない」(21歳)。
若い層からの支持が多かったYUKI。JUDY AND MARYのボーカルとして'93年にメジャーデビュー。『そばかす』('96年)はミリオンヒットを記録。今でも歌い継がれている。
「YUKIさんはもともとの肌質もいいのだと思いますが、顔の形が四角くてたるみが目立ちにくい。また、顔のパーツが主張していなくて、いわゆる薄顔なのも老けが目立たないのかと。
あとはテレビでの露出は少ないもののCMなどで歌声はよく耳にしますよね。YUKIさんの歌声は幼い魅力があるので、そのイメージが強いのかも。ルックスは可愛い声にひっぱられて思い出補正もあるのでは?」(三輪さん)と分析。思い出はいつもきれいだけど?
女性3位:常盤貴子
続く3位は、女優の常盤貴子。
「朝ドラの『まれ』('15年)でヒロインの母親役をしていたけど、母親に見えないほど、いい意味で可愛かった」(40歳)、「昨年放送された『愛していると言ってくれ』('96年)の再放送を見ていてフェイスラインが全く変わらないと思った。羨ましい」(50歳)。
'90年代から多くのドラマに出演し、'96年から'97年までは連続ドラマ5作品の主演を務め、テレビで見ない日はない女優に。自身が30代に入ったころからテレビドラマの仕事をセーブし、映画を中心に活動をシフトチェンジ。それでも“連ドラの女王”の印象が強い。
「常盤さんも骨格がしっかりしていてエラが張った美人顔。お若いころはいわゆる老け顔の部類だったと思うんです。
それが変わらない印象を生んでいるのではないでしょうか」(三輪さん)
全体的なランキングを見て、三輪さんは、
「若く見えるポイントとして大事なのが肌と髪のツヤと歯並びと姿勢なんです。ランキングに入った芸能人を見るとそれらがちゃんとしている方が多いという印象ですね。
あとは体形が若いころから変わっていないこと。痩せたり太ったりを繰り返すとどうしてもたるみやシワができますから。男性のランキングでは小鼻が小さい人が多い。年を重ねた男性で鼻が小さいというのは若く見える大きなポイントなんです。女性は、ベスト3の方々みんな離れ目ぎみな顔です。目が離れているとその分輪郭が丸く見えますから老け顔に見えにくいといえます」
とコメントし、ランク外の人物にも言及する。
「ランキングに入っていない方たちはむすっとした印象が強い方が多い気がします。アナウンサーなんかはニュース原稿を読まれるのでかたい表情が多いですよね」(三輪さん)
若く見えればいいというわけではないが、人間いつまでも若々しくありたいものです。
若見えランキングTOP10【男性】
1位 藤木直人 120票
2位 木村拓哉 114票
3位 武田真治 73票
4位 濱口優(よゐこ) 66票
5位 中居正広 64票
6位 谷原章介 53票
7位 新庄剛志 48票
8位 マツコ・デラックス 33票
9位 ヒロシ 22票
10位 藤井隆 19票
若見えランキングTOP10【女性】
1位 石田ひかり 115票
2位 YUKI 105票
3位 常盤貴子 102票
4位 高岡早紀 85票
5位 西田ひかる 60票
6位 松雪泰子 58票
7位 稲森いずみ 57票
8位 高橋尚子 28票
9位 アンミカ 26票
10位 小林綾子 25票
※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて7月28日~2日間、18歳以上の女性2000人を対象に実施
1972年生まれの主な男性有名人
田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 1月8日
平井堅 1月17日
礼二(中川家) 1月19日
竹原慎二 1月25日
HISASHI(GLAY) 2月2日
長州小力 2月5日
大森南朋 2月19日
有野晋哉(よゐこ) 2月25日
片岡愛之助 3月4日
品川祐(品川庄司) 4月26日
日村勇紀(バナナマン) 5月14日
ゴリ(ガレッジセール) 5月22日
葛西紀明 6月6日
ケンドーコバヤシ 7月4日
ワッキー(ペナルティ) 7月5日
児嶋一哉(アンジャッシュ) 7月16日
貴乃花光司 8月12日
土田晃之 9月1日
中村獅童 9月14日
宮川大輔 9月16日
渡部建(アンジャッシュ) 9月23日
長野博 10月9日
JIRO(GLAY) 10月17日
堀江貴文 10月29日
井戸田潤(スピードワゴン) 12月13日
1972年生まれの主な女性有名人
久保純子 1月24日
菊間千乃 3月5日
UA 3月11日
椿鬼奴 4月15日
なるみ 7月8日
渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹) 7月15日
小島慶子 7月27日
梅宮アンナ 8月20日
鈴木砂羽 9月20日
猫背椿 10月17日
佐々木恭子(フジテレビアナウンサー) 12月17日
寺島しのぶ 12月28日