タレント・上地雄輔が8月21日にインスタグラムを更新し、2011年8月に芸能界を引退した島田紳助とのツーショットを公開。両者はかつて放送されていた『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)の共演者で、今もなお続く“ヘキサゴンファミリーの絆”が垣間見えた。
紳助出演で登録者数が激増
「紳助さんがMCを務めていた『クイズ!ヘキサゴンII』で、“おバカキャラ”としてブレークした上地。紳助さんを“父ちゃん”と慕っていることで知られていますが、今回、ツーショットを公開したインスタでは『家からおにぎり握って持って来てくれた』『オカンみたい』と報告しており、上地にとって、紳助さんはとにかく親のように温もりを感じる存在なのでしょう」(スポーツ紙記者)
投稿した写真は1枚のみだが、ネット上ではニュースとして取り上げられるなど、大きな話題になっている。なお、上地は2021年1月にも紳助とのツーショットをインスタにアップしていて、やはりネット上で注目を集めていた。
紳助といえば、'20年1月に歌手・misonoのYouTubeチャンネルにも出演。misonoも『クイズ!ヘキサゴンII』出演者で、'18年9月にHighsidE・Nosukeと入籍後、彼が「精巣がんによる胚細胞腫瘍」で闘病中であると公表している。
「同年12月にYouTuberデビューしたmisonoですが、動機としてはやはり“夫の闘病を支えるために”という思いがあったのでは。紳助さんは、そんな彼女たち夫婦を“サポートしたい”と思い、YouTube出演を決めたとみられています。紳助さんの出演をきっかけに、misonoのチャンネル登録者数は激増し、再生回数も速攻で数百万に及びましたから、収益など現実的な面で、彼女はかなり助けられたのでは」(同・前)
紳助には“ヘキサゴンファミリーを助けたい”という思いがあるのかもしれない。上地とたびたび交流している背景にも、そんな“親心”がありそうだ。
紳助が出演を「無理」と拒否
上地は俳優業のほか、「遊助」名義で歌手活動も展開している。現在も「遊助 LIVE TOUR『Are 遊 Ready Go! 2022!!』」を開催中だが、9月10日の最終公演のチケットのみ売り切れ。本人のインスタのプロフィール欄にもチケットリンクはあるものの、うまく誘導できていないのか、複数日時のチケットが売れ残っている状況だ。
「過去の公演でも、当日券が販売されていることは珍しくなかったといいます。また、ライブチケットだけでなくCD売上も苦戦しているようで、ツアータイトルにもなっているアルバム『Are 遊 Ready?』(今年3月発売)は、推定累計売上6,094枚(オリコン調べ/以下同)。
'09年12月に発売した1stアルバム『あの・・こんなんできましたケド。』は推定累計売上285,592枚で、一昔以上前なので一概には比較できないものの、やはり現状はちょっと厳しいのではないでしょうか。そんな上地を見かね、紳助さんが“おにぎりの差し入れ”という名目で話題を提供してあげた可能性はありそうです」(音楽誌ライター)
実際に注目を集めたのだから、“父ちゃんパワー”の偉大さを感じる。ちなみに、紳助の力を借りたがっていた有名人は他にもいたのだが……。
「元雨上がり決死隊・宮迫博之さんは'21年2月、紳助さんに電話をかけ、自身のYouTubeに出演してもらえないかと依頼する動画を公開していました。紳助さんと宮迫はさんは、かつて同じ吉本興業に所属していた先輩、後輩の関係にあたりますが、電話に出た紳助さんは『無理』と出演を拒否。紳助さんのサポートを得られるのは、ヘキサゴンファミリーに限るということなのかもしれません」(テレビ局関係者)
宮迫は残念だったが、紳助と上地らヘキサゴンファミリーは固い絆で結ばれているようだ。