元タレントの坂口杏里が結婚……、早くも離婚……、いや離婚は成立していない……。今どうなってるの?
「テレビや新聞では報じられませんが、ネットでは日々めまぐるしく状況が変化しています(笑)。現時点で離婚書類は提出していないようですね。警察沙汰になるほどの大ゲンカが2度あった後、夫の父親、姉、甥、それに坂口の知人を交えて話し合い、いったんは落ち着いているようです。ただ夫婦の言い分が異なっているので、これからどうなるか全然読めません」(ネットニュース記者)
6月に結婚を発表した杏里。相手は性別適合手術を受けた元女性の進一さん。交際12日というスピード婚。それが8月15日に杏里がインスタグラムで離婚を報告。しかし、18日に進一さんが離婚を否定。
いしだ壱成が語る坂口杏里
杏里の“お騒がせ”は今に始まったことではない。
「人気女優だった母親の坂口良子さんとバラエティー番組で共演するなど、高校時代から二世タレントとして活動していました。'13年に良子さんが逝去すると、生活が荒れてホスト遊びが始まります」(ワイドショースタッフ)
'14年には、お笑いコンビ『バイきんぐ』の小峠英二との交際が発覚。
「それも売名行為だと言われました。芸能プロダクションを退社後、キャバクラ嬢になったり、AV女優にも転身。'17年に知人のホストから現金3万円を奪おうとして恐喝未遂容疑で逮捕されて、不起訴。'18年にストリップデビューを宣言しますが、ドタキャン。'19年には元カレ宅への不法侵入で逮捕されますが、再び不起訴になりました」(同・スタッフ)
まさにジェットコースターのような半生。なかなか落ち着いた生活ができないのは、有名芸能人を親に持った子どもの宿命なのだろうか─。
そこで、有名俳優を父に持ち、自身も「フェミ男」と呼ばれて若者のカリスマだったいしだ壱成に話を聞くと、
「……その人、誰ですか? 知りませんね。もちろん坂口良子さんなら知っていますよ。共演はありませんでしたが」
そこで杏里がこれまで歩んできた経緯と騒動を説明すると、しばらく絶句。
「……きっと愛情不足なんだと思います。忙しい親に遠慮していたんでしょうね」
父・石田純一との距離を縮めた東尾理子の存在
同じ二世タレントとして杏里にシンパシーを抱き、同じ運命も感じるようだ。
「苦労して芸能人になった親と、まだ何も持っていない二世とでは貫禄が全然違うんです。僕も以前は父に遠慮していました。僕が麻薬で逮捕されて、迷惑をかけた気持ちから余計に離れてしまった。彼女の場合、お母さんが亡くなり、落ち着ける場所がなくなったんでしょうね」
壱成が2歳のときに両親は離婚。離れて暮らしていた父・石田純一との距離が縮まったのは、純一が東尾理子と再婚してからだった。
「理子ちゃんが環境をつくってくれたこともあります。ずっと別居だったから、今でも“親戚のおじさん”みたいな感じもありますけど」
自身も結婚と離婚を繰り返し、父の気持ちがわかるようになったという。
「同じ立場になって気づいたことはあります。だから良子さんが生きていて、親子が同じ経験をしていたら、全然違っていたのではないか」
“先輩”として、杏里へのアドバイスも聞いてみると、
「やりたいことを見つけるのがいちばんだとは思いますが、流れに逆らわずに乗っていくことも大切。結婚と離婚は生き方を変えるチャンス。流れを大事にしてほしいですね」
壱成もどん底からはい上がってきた。杏里だって、やればできるはず!