8月16日、人気YouTuberグループ・東海オンエアのてつや(28)と元AKB48の峯岸みなみ(29)が結婚を発表。てつやは峯岸の握手会に行くほどの熱心なファンだったことから、“推しと結婚した”と話題になっている。
「東海オンエアは登録者662万人を超える人気グループですが、YouTubeを見ない層には知名度は決して高いとは言えません。素人時代からファンだったという峯岸さんとの結婚により好感度と知名度が高まったので、お互いにとって、結婚はプラスに働くのでは」(ワイドショースタッフ)
元アイドルと結婚する有名人
AKB48やモーニング娘。の初期メンバーも30代~40代になったことで、ゴールインを迎える人たちも多くなった。そんな中、夫婦仲も円満で仕事も好調なケースとそうではないケースの差が出始めている。
「元モーニング娘。の高橋愛さん(35)と結婚したあべこうじさん(47)は、'10年にピン芸ナンバー1を決める『R-1グランプリ』で優勝しましたが、いまいちブレイクしきれていませんでした。
しかし高橋さんと'14年に結婚後は、“現代の林家ぺー&パー子”のような夫婦漫才でネタ番組に出る機会が増えているほか、9月からスタートするテレビ朝日系の『仮面ライダーギーツ』に仮面ライダーメリー役で出演するなど、活躍の幅を広げています」(テレビ誌編集者)
ほかにも、辻希美(35)と杉浦太陽(41)、藤本美貴(37)と庄司智春(46)、安倍なつみ(41)と山崎育三郎(36)、といった面々は、結婚後も夫婦の仲がよく、夫の仕事も順調だと言っていいだろう。
一方で、'11年に中村昌也(36)と結婚した矢口真里(39)は'13年に“クローゼット不倫”が報じられ、その後離婚。多くのレギュラー番組も降板するハメになってしまった。
「現在は不倫相手と噂された男性と再婚し、子宝にも恵まれるなど幸せそうではありますが、9年前の報道が尾を引き、かつてのような活躍はできていません」(前出・ワイドショースタッフ)
エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサさんは、仕事も家庭もうまくいく“元アイドル”夫婦の共通点についてこのように指摘する。
「バラエティー系タレントの方は家庭でのエピソードを上手にネタに出来るかが鍵になります。そのため、夫婦で共演できる人たちは強いですよね。元アイドルと結婚する男性タレントはファンの反感を買わないことも重要。
ある程度の年齢になれば、“推しが結婚して幸せになってほしい”と願っているファンも多いので、メディアを通じて夫婦の仲のよさが伝わると、“幸せにしてくれている”夫も応援したくなり、ファン層が広がるのも大きいと思います」
うまくいかない夫婦の共通点は?
'18年に勝地涼(36)と結婚した前田敦子(31)は翌年に長男が誕生したが、'21年に離婚を発表している。うまくいかない夫婦にも共通点はあるのだろうか。
「知名度や収入に格差があり、それを番組などで夫側がグチって笑いを取るケースは、夫婦仲も仕事のオファーも長続きしないですよね。
矢口さんの最初の結婚では、事務所の方針なのか夫婦共演が多くなかったうえ、中村さん側が不平不満をよくネタにしていたので、彼女のファンも素直に応援しづらかったのでは。不倫報道がなくても、離婚していたかもしれません。同じ“格差婚”的に扱われるあべさんや庄司さんですが、メディアでは妻の悪口は言わないですからね」(芸能プロ関係者)
今回、結婚を発表した峯岸は「ファンサービスがいい」ことで知られているが、逆にそれが仇となってしまう可能性も。
「元AKB48のバラエティー女王として、過去のスキャンダルなどを自らネタにできるのが強みですが、リップサービスしすぎる傾向があります。
今後、番組を盛り上げるために夫のダメなところなどを面白おかしくトークすると、東海オンエアのファンから快く思われないかもしれません。サービスをするのであれば、夫へのグチではなくラブラブエピソードにすれば、夫婦仲も仕事もうまくいくのではないでしょうか」(大塚さん)
AKB48在籍時はスキャンダルなどで世間を騒がせてきた峯岸。“推しとの結婚”生活を長く続けるためにも、過剰なサービストークは控えたほうがよさそうだ。