《お久しぶりです!フランスにおります!腰を据えて新しい生活、、、にはまだまだですが、ひとまずは無事到着しました!》
8月29日、インスタグラムですでにフランスへと移り住んだことを報告した杏(36)。前日にはYouTubeで父親の渡辺謙(62)との料理動画を公開し、動画内でフランスに移住する予定を明かしたのだった。
「渡辺さんが“1日1回は安否確認の連絡がほしい”と話すと、杏さんが“毎日はさあ……”と塩対応。普段ふたりが見せることのない父娘としての姿が反響を呼び、公開されて4日あまりで700万回以上の再生回数を記録しています」(スポーツ紙記者)
フランスの個性を伸ばすカリキュラム
かねて、今夏の移住が噂されてきたが、フランスは杏にとって“青春の場所”だ。
「19歳からパリコレでモデルとして活躍するなど、フランスを訪れる機会が多かったんです。日本テレビ系の『アナザースカイ』に登場した際も“第2の故郷”としてパリを紹介していました。現地に友人も多くいて、“のびのび子育てできるフランスがうらやましい”なんて話していたとか」(同・スポーツ紙記者)
杏には6歳の双子の娘と4歳の息子がいるが、新天地での子育てはどのようなものになるのだろうか。フランスの教育制度に詳しいライターの横川由理さんに話を聞いた。
「フランスでは3歳から16歳までが義務教育となっており、公立であればその間の学費はかかりません。また、運動会などの団体で練習して行うような行事がなく、個性を伸ばすようなカリキュラムを設けている点が日本との大きな違いですね。幼いころから“個人”として尊重されるため、フランスは子どもが自由に育つ環境だと評価されているんです」
また、シングルマザーに対する価値観の違いも杏にとってはプラスに働く。
「子どもの親の婚姻関係が重要視されておらず、“ほかの人より苦労している”“かわいそう”などと同情の目で見られることもないので、精神的な負担を感じずに子育てができるでしょう」(横川さん)
囁かれていた不仲説、そろって画面に映るのは初
しばらくは東京とフランスの2拠点生活をしていくというが、今後も日本での芸能活動を続けられるのだろうか。
「私生活での苦労が知られているからか、杏さんには“自立した女性”というイメージがあって好感度が高いんです。子どもたちの休暇に合わせて帰国し、その間にテレビや映画の撮影を数本するくらいの仕事なら問題なくできるはず。事務所も辞めていませんし、協力してくれる体制が整っているのだと思いますよ。帰国時のスケジュールは争奪戦になるかもしれません」(芸能レポーターの川内天子さん)
移住先での生活には明るい展望が広がっていそうだが、その重大発表を渡辺と行ったことに衝撃を覚えた人も少なくないだろう。
「杏さんが高校生のときに渡辺さんの“泥沼離婚”を目の当たりにして以降、ふたりには不仲説が囁かれてきました。しかし、最近では杏さんの心境に変化があって両者の関係は改善されていたんです。それでも、今回のようにそろって画面に映るのは初めて。渡辺さんが現れると、杏さんは少し緊張した面持ちでしたね」(前出・スポーツ紙記者)
移住発表と、因縁のあった父親との“初共演”を同時に実現させた背景には、杏の強い意志が感じられる。
「渡辺さんと共演することで、これまでの人生に区切りをつけ、フランスに移住して新しい挑戦を始めるというメッセージがより強調されていますよね。“立つ鳥跡を濁さず”ではないですが、この共演で杏さんは日本での未練を断ち切ったのではないでしょうか」(同・スポーツ紙記者)
“パリジェンヌ”となった杏の今後から目が離せない!