《私の30代も終わりが近づいてきました。来年に向けて、そして、セカンドキャリアをスタートするため、いろいろと動き出しました》
8月29日、インスタグラムにこう投稿したのは、元『SPEED』の上原多香子だ。
「上原さんの投稿を見ると、今後は“美容家”として活動していくようですね。今年7月には都内で行われた舞台に1日だけゲスト出演し、実に4年ぶりに芸能活動を再開しました。活動休止前は舞台女優として頑張っていたので、今後も舞台で活動していくのだとばかり思っていました」(スポーツ紙記者)
上原はミュージシャンだった夫のTENNさんとは死別。'18年に演出家の男性と再婚し、同年12月に第1子が誕生。昨年には第2子が生まれ、今は幸せな家庭を築く。
歌手と女優を経験し、今度は美容家を目指すようだが、何か忘れているような……。
「'20年10月に世界的な庭園デザイナーである石原和幸さんに弟子入りしたとSNSで発表したのです。しかし、まったく活動をせず“なかったこと”になっている。結局、どうなったのでしょう」(同・スポーツ紙記者)
ガーデニング業界からは呆れ声
ことのてん末について、師匠の石原氏に話を聞くと、
「沖縄を花でいっぱいにしたいと言って、学びに来られたのが最初でした。とても熱心に学ばれていましたよ。ただ、昨年か、一昨年だかに“家庭の都合で行けなくなりました。ご迷惑をおかけしました”と連絡はいただきました」
一時は庭師を目指すと宣言して、次は美容家ってあまりにかけ離れているのでは?
「彼女が進む道が見つかったのなら、頑張ってほしい。美容家と庭師の両方なんてのも、いいじゃないですか! また学びに来られるのなら歓迎しますよ」(石原氏)
と“エール”を送るが、こんな声も聞こえてきた。
「石原先生はともかく、ガーデニング業界の関係者はあきれていますよ。あんなに“頑張ります”と話していたのに、と」(庭園関係者)
マルチ商法の広告塔に?
石原氏は、迷走する上原の“セカンドキャリア”に巻き込まれた形だが、今回は?
「化粧品の製造販売をしている会社の女性社長と出会い、上原さんは“この女性社長の商品を広めたい”と思ったみたい。上原さん自身がエステサロンを開業するとは思えませんから、今後は同社の広告塔になっていくのでは。ただ、ちょっと心配な部分もあるんです」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
なんだか雲行きが怪しいぞ。
「この女性社長、別会社でも化粧品の製造販売を行っていたのですが、それがどうも“マルチ商法まがい”だと言われていて。上原さんのインスタの書き込みを見ると、すっかり女性社長に心酔しているようなのが気になります」
マルチ商法は、さまざまな商材を、口コミによって販売していく取引形態のひとつ。それ自体は違法ではないが、新規に勧誘した人数とその販売実績に応じて報酬が還元される仕組みのため、無理な勧誘が相次ぎ、トラブルが多発。
「女性社長も今はエステサロンの開業支援やサロンに向けた化粧品の卸事業をビジネスの核としているよう。いわゆるマルチ商法とは違うようですが、多数ある同社代理店のホームページでは“この商品を使い開業したら、売り上げが数百万円に”という声を紹介し、開業をすすめています。そんなにうまくいくとは、とても思えませんが……」
上原は“美容家”として、どこまで活躍できるか。