「新事務所の法人登記上の読み方は『エイチ・ゼット・ヴィレッジ』です」
5年の沈黙を破り、新事務所『HZ VILLAGE』を設立。自ら社長に就任した中森明菜(57)が、いま話題だ。
「8月末にSNSのアカウントが開設され、新たな公式サイトが公開されました。復帰も近いと、期待が高まっています」(スポーツ紙記者)
そんな明菜を支援するのが、冒頭で会社名の読みを説明する男性なのだが、何者なのか?
背後に“別の支援者”の存在
「明菜さんが立ち上げた新事務所の監査役に就任している弁護士のA氏です。A氏は東京大学を卒業し、留学先の名門・ペンシルベニア大学では法学修士を取得しているエリート。もともとは弁護士でしたが、'07年から弁護士任官制度を利用して裁判官に。'14年に50歳で依願退官し、今は再び弁護士として活動しています」(同・スポーツ紙記者)
さまざまな人に裏切られてきた明菜だけに、清廉さが求められる元裁判官がサポートするなら安心できそう。
「一部報道で、A氏は“代理人弁護士”として前事務所に契約解除のために接触をしたと話しています。なので、背後には“別の支援者”がいるはず。また、明菜さんが新事務所を設立したのは、前事務所にいても活動見込みが立たなかったからともA氏は話している。20年以上も一緒だった前事務所社長との間に何が……。明菜さんがいちばん信頼している人だったのですが」(同・スポーツ紙記者)
明菜が新たに設立した新事務所の会社登記では、東京都板橋区に彼女が住んでいることになっている。その住所を訪ねると、地上3階建ての一軒家が。近隣で話を聞くと、
「普通のご家族がお住まいですが、明菜さんを見かけたことはありません」(近隣住民)
と話すだけ。明菜の痕跡は、建物駐車場に設置されたばかりと見える『中森』と書かれたポストのみ……。
なぜ前事務所では活動見込みが立たなかったのか?
明菜とこの家の住人は、どんな関係なのか。話を聞こうと家から出てきた女性に声をかけたが、無言のまま車に乗り込み走り去った。謎は深まるばかりだが、冒頭のA氏に、ほかの疑問もぶつけてみると。
─新しいファンクラブの年会費は現在よりも高くなる?
「なるべく金銭面の負担をおかけしない移行方法を模索している段階です」
─今後、前事務所からは明菜さんに関連した商品は、もう発売されない?
「中森が前事務所に新たな商品企画を許諾することはありません。CDを含む既存商品の取り扱いについては、前事務所およびレコード会社などと話し合い、決めていきます」
─前事務所では、なぜ活動見込みが立たなかったのか?
「中森の健康状態も一因かとは思いますが、中森はなんらかの形でファンと交流をしたいとの思いを長年にわたり抱えており、前事務所では満足できなかったということです」
長年連れ添った前事務所のパートナーも、明菜の思いをくみ取れなかったのだろう。
「もう、我慢できない!」
彼女はそう言い放ち、新たな世界へ飛び出した─。