「2008年に当時、巨人軍の二岡智宏選手(現・二軍監督)がフリーアナウンサーの山本モナと不倫が発覚して謹慎処分になりました。その二岡が守っていた二遊間に大抜擢されたのが坂本でした。同年、二岡は日本ハムにトレードされます。二岡は選手会長を務めていたのですが、解任されトレードに出されるというのはかなり異例のことでした。なので坂本も今回ばかりは“無傷”で済まされないのでは。歴史は繰り返すと言いますが……」(スポーツ紙記者)
巨人軍のキャプテンである坂本勇人の女性トラブルが『文春オンライン』に報じられ、波紋を広げている。
「報道では2年ほど前に知り合った20代の女性と肉体関係を持っていたというのですが、坂本は女性を突然呼び出し過激な性行為を要求するなど、女性を都合のいい“道具”のように扱っていた。さらに坂本は避妊をせず、女性にアフターピルを飲むように勧めていたのです。しかし女性が妊娠をすると、坂本は“本当は今すぐおろせよって言いたい”などと伝えたといいます。これにより女性は自ら命を経とうとしたとも」(同スポーツ紙記者)
献身的に尽くし、好きな男性の子を我が身に宿した女性が、心ない坂本の言葉にどれだけ苦しい気持ちを抱えたかは、想像に難くない。
これまでも、その“悪評”は夜の街で知れ渡っていた。都内の飲食店関係者は、
「ホステスの子も“ブスとかバカとか暴言をめちゃくちゃ吐かれるし、金払いも悪いからサイアク”ってよく坂本については愚痴っていました。少し前には“女の子と非常階段でヤッてた”なんて話もありましたね。ほんと、見境ないというか……」
「俺がジャイアンツの坂本だ」
坂本のよからぬ話は、とどまるところを知らない。札幌の繁華街・すすきので店を構える女性店主が明かす。
「すすきのでは、野球をまったく知らない女の子も坂本の名前だけは知ってるの。とにかく飲み方が汚いし、すぐに“お持ち帰り”しようとするから。“俺がジャイアンツの坂本だ”なんてことも言うようだけど、自ら悪評を広めているのに気づいてないのかしら」
2018年にはキャンプ地である宮崎で、坂本がキャバクラの女性たちに噛みつき550万円の慰謝料を支払っていたことが今年6月に報じられた。2015年には坂本のベッド写真が流出。キャンプ中、球団宿舎で坂本と関係を持った女性が、ぞんざいに扱われたことに腹を立て暴露した。
「今年5月には“彼シャツコーデ”の美女と散歩する坂本の姿が報じられました。ここ最近はコロナの影響もあったのでしょうが“夜遊び”も落ち着きをみせていた坂本でしたから“本命では?”と囁かれていたのですが……。やはり人間、そう簡単に変わりませんね」(前出・スポーツ紙記者)
重い処分が下されたら…
そんな坂本だが、プロ野球選手としての顔はまた違う。2007年にプロ入りしてから、守備の名手に贈られるゴールデンクラブ賞を5度受賞し、その年のシーズンで最高の成績を残した選手をポジションごとに選ぶベストナインには、7度選出。プロ野球界で53人目となる通算2000本安打を過去2番目の若さで達成するなど、長年にわたって巨人をけん引してきた。
名実ともに巨人の“顔”であり“ヒーロー”だった坂本だが、この不祥事に当事者の女性のほかにも心を痛めている人がいる。小学生の息子を持つ巨人ファンの女性は、
「坂本が“遊び人”というのは周知の事実だけど、“中絶強要”はあんまりです。うちの小2の息子も坂本が好きで、一緒に野球観戦に行ったときはユニフォームも買ってあげたらはしゃいでいたの。息子はまだ知らないみたいだけど、今回のことで重い処分が下されたら、なんて説明すればいいのか……」
目をキラキラと輝かせ応援する子どもたちの“ヒーロー”でもある自覚を、坂本には持ってもらいたい。