NEWSの3人(左から小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ)

 NEWSが9月10日、さいたまスーパーアリーナでライブツアー「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」を開催した。この日は埼玉公演初日で計27曲を披露。15日で結成から丸19年。公演を実際に観に行った記者がステージ上を駆け巡る3人の様子をレポート!

 オリコン週間ランキング1位を獲得したアルバム『音楽』を引っさげたツアーを開催中のNEWS

20年目に突入するNEWSの3人

 約2時間半の公演では、アルバム収録曲でGReeeeNが作詞・作曲した『三銃士』や作詞を武田鉄矢が担当した『走れメロスのように』、大ヒット曲『チャンカパーナ』などを披露。

 小山はニューアルバム収録曲で、ソロのダンス曲『Refrain』を披露。加藤は王の風格を漂わせ、ソロ曲『Agitato』でタイトルどおり会場のボルテージを高め、増田はソロ曲『XXX(キスキスキス)』を拡声器などを使った演出で魅せた。

 三者三様の個性が光る今回のライブツアー。さいたまスーパーアリーナに集まった2万5000人がグッズのペンライトやカスタネット、拍手で感動を伝える。

 ぴったり息の合ったMCでは、作家デビュー10周年を迎える加藤が短編小説をライブのために執筆。女優・松たか子による朗読で、会場を盛り上げた。

増田貴久(以下、増田)「『weeeek』を歌わせていただいて、なんかこう泣きそうになると思っていなかったです。みんなと一緒にNEWSを守ってこれたことが、うれしい」

小山慶一郎(以下、小山)「シゲちゃんの才能を存分に発揮していただいて、短編を書いてもらいました」

加藤シゲアキ(以下、加藤)「Interlude(幕間)。ライブの間に入ってくる物語は、私が書かせてもらったものです」

小山「それを松たか子さんが読んでいると。加藤シゲアキ、(作家生活)10周年。先生を超えて大先生になりました!」

加藤「くるしゅうない(笑)」

みんなで守ったNEWS新章に突入!

 2003年に9人組でデビュー。紆余曲折の末、現在は3名で活動。当時を知らない10代のファンも増えた。

オリコン週間ランキング1位を獲得したアルバム『音楽』を引っさげたツアーを開催中のNEWS

小山「9月15日には、名古屋公演で結成日を迎えますよ。20周年イヤーのスタート。(会場に)20歳以下だよっていう人いる?」

増田「(手を上げている人に向けて)どのタイミングで増田の才能に気づきました?(笑)」

小山「(増田が言いながら)笑っちゃってるじゃない(笑)。どのくらい(の曲)で出会うんだろう? (デビュー曲の)『NEWSニッポン』を知らないとかね

加藤「なんで(3人じゃない)違う人の声がするの?」

増田「加藤くん、全然歌ってないじゃん! とか(笑)」

小山「(増田に向かって)どうなのセンターって?」

増田「頑張ってきたんですよ! 自分で言うのもなんだけど(笑)」

加藤「このツアーを終えると通算動員数が500万人(突破)。ありがたい限りでございます」

小山「みなさんのおかげです」

 と笑いに変えつつも、これまで活動を支えてくれたファンに感謝を忘れない。

これからもNEWSの活躍をいつまでも観続けたい!

 新たなフェーズのスタートを切った3人。今後の方を抱負を加藤が高らかに宣言。

加藤「今回もみんなと会えてうれしかったです。NEWSの音楽、楽しかったでしょ。カッコよかったでしょ。まだまだ、やれるっしょ。無敵でしょ。でも、まだまだ強くなるっしょ。強くなったNEWS見たいっしょ。なら、これからもついてこい!

増田「キャラ変わった?(笑)」

 長年連れ添った相棒としての息もぴったり。これからも彼らの活躍をいつまでも観続けたい!