8月19日にデビュー35周年を迎えた光GENJI。
「もう、35年……。今年も各メンバーがバラバラにライブをやるだけ。どうしても“復活”は難しいのでしょうか」
長年の女性ファンは、そう話すと深いため息をついた。
“最後のスーパーアイドル”と呼ばれる光GENJIだけに、今も再結成を期待するファンの思いは強いよう。
「同じくジャニーズの人気グループだった『男闘呼組』は、29年ぶりに復活し、10月にはライブを予定しています。だったら光GENJIも! と思う人も多いようですが、メンバーの2人は今もジャニーズに所属している。だからこそ事務所の許可が必要ですが、どうも“因縁”があるようで……」(スポーツ紙記者)
ASKA「光GENJIの再結成は俺に任せろ!」
9月上旬、『週刊女性』はこんな情報を耳にしていた。
「8月19日に都内のライブハウスで諸星和己さんと赤坂晃さんが合同ライブを行ったんです。そこに来ていたASKAさん(64)がステージに上がり“光GENJIの再結成は俺に任せろ!”と言い放ったそうなんです」(音楽関係者)
ASKAは光GENJIのデビュー曲『STAR LIGHT』や最大のヒット曲『パラダイス銀河』などの作詞・作曲を手がけてきたという関係性がある。
「諸星さんの事務所関係者はASKAさんのひと言を聞き“急いで東京ドームを5日間押さえろ!”と叫んだそう。ASKAさんのバックアップがあれば“イケる!”と思ったんでしょうね。
ファンもいまや40代から50代と、お金に余裕がある世代が中心。グッズも飛ぶように売れるはず。設営撤去で2日間。残りの3日間の公演で15億円を稼げるビッグビジネスになるとにらんだのでしょう」(同・前)
ASKAはブログで《会場から出る時、ファンの皆さんたちから、「よろしくお願いします」と、ずっと言われっぱなしだった。うん、お願いされた》と綴っている。本当に“復活”の日は近いのか。
事務所や東京ドームの回答は?
事実確認のため、諸星の事務所に問い合わせるも、
「私は詳しくなくて。ドーム公演の話も聞いていません。確認してみますが……」
とのことだったが、結局、期日までに返答はなかった。
東京ドームにも予定が押さえられているか聞いてみたが、
「お答えできません」
ASKAにも公式サイトから問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
そこで『週刊女性』は、とある芸能プロの幹部に話を聞いた。
「メンバーの1人である大沢樹生さんは“聞いてない”と話しています。ASKAさんが勢いで言っただけでは?」
ただ、仮にASKAが水面下で動いていたとしても、気になる点がある。諸星は、今年7月に出演したテレビ番組で、こう語っていたのだ。
「(再結成は)やりたい。でもね、原因は僕にある」
その“原因”が前述した“因縁”なのだと、前出の芸能プロ幹部が次のように語る。
「諸星さんが当時のマネージャーにとにかく横暴な態度だったそうで……。今ではそのマネージャーは事務所の幹部なのですが、いまだに諸星さんには嫌悪感を抱いているようなのです。
以前、ジャニーズ事務所の1階に、諸星さんが立ち尽くしていたことがありました。どうやら事務所幹部を訪ねたものの、相手にされず門前払いだったみたいで……」
これでは、ファンの願いとASKAの後押しがあっても“シャボンのように”……。