9月25日にさいたまスーパーアリーナで行われた『超RIZIN』のメインイベントであるフロイド・メイウェザー対朝倉未来戦。試合前の花束贈呈役として登場した『ごぼうの党』奥野卓志氏のパフォーマンスがブーイングの嵐になっている。
酒井法子さんや手越祐也の窓口だった
「メイウェザーに花束を渡す役として登場したにも関わらず、花束をリングに投げ捨ててしまったんです。その後、メディアの取材に対して“メイウェザーに対しては、以前から日本に金を稼ぎにだけ来ていることに対して思うところがありました”と語っていましたが、それなら花束贈呈を断ればいいだけだったと思いますけどね」(スポーツ紙記者)
和服に真っ赤なサングラスと奇抜ないで立ちで注目を集めたが、そもそも彼は何者なのか。
「美容や健康関連の製品を販売する会社や飲食店など、10社以上の会社を経営する実業家です。銀座にオープンさせた会員制の高級サロンには多くの芸能人やスポーツ選手も訪れており、芸能界とも太いパイプを持っているんですよ」(同・スポーツ紙記者)
7月の参院選に『ごぼうの党』代表として出馬した際には、山下智久や宮迫博之、GACKTといった有名人たちが支援したことでも話題に。
「それまでの所属事務所を辞めて独立した酒井法子さんや手越祐也さんに関しては、一時期彼が芸能活動の窓口を担当していました。独立した際に2人がYouTubeに力を入れていましたが、そうした戦略も、奥野氏のアドバイスがあったようですね。銀座に店を出店したことで、有名人との人脈が広がったようです」(芸能プロ関係者)
夜の繁華街にも頻繁に姿を見せており、新宿二丁目でもその姿が目撃されていた。
「洗脳されてしまったの?」知人の声
「以前からよく出入りはしていたのですが、知らない人がいないぐらいの有名人で、大金を持って豪快に飲み歩いていましたね。『超RIZIN』のときと同じく和服にサングラス姿で来るので、かなり目立っていました。スタッフや常連客にも優しい上、100万円単位で支払うこともあるなど金払いもいいので、悪い印象を持っていた人はいないと思いますよ」(奥野氏の知人)
そんな彼が豹変してしまったのは、銀座に店を構えてからだという。
「会員制サロン『一徳』を‘15年に出してから、すっかり雰囲気が変わってしまって……。新型コロナウイルスの感染が拡大してからは、“ワクチン反対”に関する長文をSNSに投稿し続けたり、新型コロナの感染予防効果があるという飴を商品化して、行きつけの店や知人に配布するようになったんです。
友人たちは“何かに洗脳されてしまったの?”と心配していましたね。経営するサロンでも、これまで出していた海外のお酒から“健康にいいから”と、国産のシャンパンやワインしか出さなくなったり、急激に行動が変わってしまったんです」(同・知人)
支援者の1人として名前を挙げられる機会の多かった田村淳は騒動後Twitterで、
《おい...わしいつのまにかごぼうの党の支持者にされてるけれど...支持表明したことないぞ ましてや花束を落とすなんて考えられへん...花束は直接手で渡すもんや! 亮さんはしっかり手渡してたぞ!》
と反論。それ以外の有名人支援者たちは、花束騒動に無言を貫いている。今回の炎上で、彼らが逃げださなければいいけれど……。