「香取さんは、みなさんがお思いのとおりの香取慎吾さん(45)。支度する前からもう香取慎吾でした!」
と、熱く語ったのは、女優の岸井ゆきの(30)。現在、公開中の映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』公開記念舞台挨拶に、主演の香取慎吾、市井昌秀監督とともに登場。あらためて夫役・香取の印象を聞かれたひと幕だ。
香取慎吾、舞台挨拶で笑いとる
「けっこう大物俳優さんでも、現場に入ってきた瞬間は意外とご本人だって気づかれなかったりするんです。でも、香取さんは入ってきたときから圧倒的。もう“香取慎吾”として存在するんです!」
作中ではダメな夫を演じた香取だが、リアル香取はとにかく圧倒的である、と力説する岸井。
「圧倒的な存在感のある香取慎吾じゃないんです、圧倒的な香取慎吾(笑)。うれしいけど、ちょっと恥ずかしい」
と、本人は照れ笑い。
さらに作品が“旦那デスノート”を題材にしたブラックコメディーであることから“お互いに言えなかったこと”を暴露し合う場面も。
オフの時間の香取に“怖気づいて、一緒に写真を撮ってと言えなかった”エピソードを岸井が告白すると、
「けっこう裏に入ると静かなほうなんで。(一緒に写真を撮ってと)言えない“圧倒的”な感じなんでしょ? これからはもっと自分からも言っていこうと思います」
と反省。司会者から“この発言が発端で、いろんな現場で写真を撮ってと声がかかるようになるのでは?”と振られると、
「ソウデスネ(棒読み)。いや、ぜひみなさん、いつでも写真撮りましょう♪」
と、会場の笑いを誘った。
香取慎吾、鳥は苦手!?「愛情はある」
4人目のゲストとして作中でチャーリー役を務めたフクロウのマルちゃんが登場すると、愛おしそうにマルちゃんをなでる岸井とは対照的に、テンションの上がらない香取。
“慎吾さんが(チャーリーを)触っているのを見たことがない”と明かす監督に、
「触る、触らないじゃない。愛情はある」
そう言いつつもマルちゃんのボディにタッチしていないことをツッコまれると、少しあわてて、
「犬とか猫とかって、なんとな~くこう、知り合いですけど、鳥と人生で接したことってなくないですか!?」
反撃しつつも、恐る恐るボディータッチする香取の姿に、会場からはあたたかい拍手が。
「うん、可愛いデス(笑)。すごいフワフワしてる~」
“これからはフクロウさんと仲良くできそうですね?”と問われると、
「……ソウデスネ」
再び棒読みで会場を沸かせた慎吾ちゃん、実はフクロウが苦手!? チャーリーも笑ってしまう舞台挨拶となった。