《この度私岡田祥吾は、テレビ朝日の弘中綾香さんと結婚いたしました。お客様ならびに関係者の皆様をお騒がせしておりますこと、お詫び申し上げます》
10月1日、自らが社長を務める会社のホームページで、まるで芸能人のような結婚発表と嬉しい謝罪をしてみせた、弘中アナの結婚相手。
「当初、弘中アナは相手の名前を伏せていましたが、ネットですぐに相手が“特定”されて、社長の顔写真とプロフィールが拡散。お相手の会社にも問い合わせが殺到したようです」(スポーツ紙記者)
その会社というのが、『プログリット』という英語学習サービスの会社。元プロサッカー選手の本田圭佑が同社のイメージキャラクターを務めている。弘中アナと結婚した同社の岡田社長は、大阪大学卒業後、世界中に支社を持つコンサルタント企業『マッキンゼ―・アンド・カンパニー』を経て独立。インタビュー記事では、岡田社長の父親も会社経営をしていると明かす。
結婚発表の前日に上場、そのワケは?
弘中は2018年には『ONE OK ROCK』のギタリストとの熱愛が報じられたが、あえなく破局。
「弘中さんのお父さんは大手不動産会社の幹部なのですが、ギタリストとの交際に大反対したといわれています。そこにきて、新しく連れて来たのが青年実業家。ご実家も会社経営をしているようですし、お父さんも安心できたのでは」(芸能プロ関係者)
この結婚発表のウラで、あまり注目されていない側面がある。結婚発表前の9月29日、『プログリット』は『東京グロース市場』に上場を果たしていた。
「上場自体は4年ほど前から準備していて、昨年には上場する予定だったそう。しかし、コロナもあって業績が落ち込んだことから、1年間遅れたようです。この上場直後に結婚を発表というのも、弘中アナの“あざとさ”を感じます」(芸能ライター、以下同)
どういうことか。
人気女子アナの“市場価値”に見合うように…
「夫に“ブランド”を求めたんじゃないでしょうか(苦笑)。かつて女子アナが狙う結婚相手といえば、プロ野球選手が定番、という時代もありました。しかし、近年では“高スペックな一般人男性”へとシフトしています」
元テレビ朝日の小川彩佳アナが2019年に結婚した元夫は、医療系ベンチャー企業の社長。元フジテレビの加藤綾子アナの相手は、年商2000億円を叩き出すスーパーマーケットの御曹司。元テレビ東京の鷲見玲奈アナは、航空会社に勤務するパイロットの男性と結婚。元TBSの吉田明世アナは、大手広告代理店の男性。いずれも実業家や高所得の“ハイクラス男性”ばかりだ。
「弘中アナも、いまやレギュラー番組を3本抱えるテレ朝のエースアナウンサー。オリコンが毎年調査している『人気アナウンサーランキング』では3年連続で1位を獲得しています。可愛らしい見た目とは裏腹に、強気な発言をする彼女です。今年で創業6年となる『プログリット』は、従業員数141名を抱え、売上高22億円ほどと、まだまだこれからの企業です。弘中さんは自分の“市場価値”に見合うよう、上場を求めたのかも……」
弘中アナの夫は、ネットのインタビュー動画で、なぜ今のタイミングで上場したのかを問われ、こう語っている。
「英語業界では、上場している企業はほとんどないんです。しっかり上場企業になって、ちゃんとやっているんだということを世の中のみなさんに知っていただくこともそうですし、上場企業として信頼度を獲得するのが大きい」
9月29日の上場時には公開価格730円から急上昇し、一時は1180円をマークした。しかし、結婚発表の9月30日の終値は770円まで急降下……。結婚発表が原因なのか?
「結婚のニュースを見て売った人もいるのでしょうが、大きく影響を与えるほどではないですよ」
と話すのは企業の株式上場をサポートする大手証券会社の社員。説明を続ける。
「10月5日の始値は1252円と再び上昇しているように、新規上場したばかりの株式は、投資家たちに遊ばれる傾向があって、価格が激しく上下しやすいんです。2~3か月ほどで株価は安定してくると思います。なので、真価が問われるのは、もう少し先になるはずですよ」
上場で“株価”という数値で値踏みをされるが、弘中の選択は、どう評価されるのか――。