クラウドファンディングで487万円を集め、『ゆたぼんスタディ号』で日本一周企画に挑戦中の13歳のユーチューバー・ゆたぼんが、今度は未成年飲酒疑惑で炎上している。
ゆたぼんが今度は“飲酒疑惑”で炎上、動画削除
「日本一のフィギュア王を名乗るそうまん氏のYouTubeチャンネルでコラボ動画をアップしたのですが、和歌山県内のホテルのレストランでブランデーをかけたアイスを食べるシーンがあったんです。それがYouTubeのガイドラインに違反すると判断され、強制削除されてしまいました」(ネットニュース編集者)
ゆたぼんが食べたものは、1920年製造のヴィンテージアルマニャックと金箔を散りばめた、贅沢バニラアイスのコラボレーションスイーツ。
視聴者からの指摘を受け、そうまん氏は未成年飲酒にあたるのか管轄の警察署に電話をして確認したところ、「アイスクリームがメイン(のメニュー)で、味見程度なら処罰対象にならない」と言われたというが……。
「ホテルのメニューや動画を見る限り、アルコール度数40度を超えるウイスキーとアイスの量は半々。動画内では下に溜まっているウイスキーをゆたぼんがスプーンの半分程度すくって飲むシーンもあっただけに十分、未成年飲酒に該当するはず。
これが未成年飲酒にあたらないと警察が判断したなら、アイスにお酒をかければ合法的に未成年が飲酒できるという法の抜け道になってしまいます」(同・ネットニュース編集者)
そこで今回、ゆたぼんがウイスキーアイスを食べた和歌山県内のホテルに電話で確認したところ、
「レストラン担当者にも改めて確認しましたが、お酒として扱っているメニューのため、こちらでは未成年には提供しておりません。ただ、お子さんをお連れでも成人の方には提供させていただいているので、注文された成人の方が食べさせてしまったのでは……」
と、困惑していた。また、
「こちらでは把握していなかったので、動画を公開されたユーチューバーの方のお名前を教えてください」
電話対応したスタッフは、動画公開についても把握していなかった。
視聴者の指摘に「アンチはすぐに邪魔する」
未成年者(満20歳未満)飲酒禁止法の第1条の2では、
《未成年者に対して親権を行ふ者若は親権者に代りて之を監督する者未成年者の飲酒を知りたるときは之を制止すへし》
とあり、第3条では
《第1条第3項の規定に違反したる者は50万円以下の罰金に処す。第1条第2項の規定に違反したる者は科料に処す》
と記されている。
「10月12日にゆたぼんチャンネルで公開された『【ご報告】動画が消された件について』という動画で、“アンチはすぐに邪魔したり、足を引っ張る。俺のアンチは正しいことを言っていない”と笑いとばすなど、自分が犯した重大さをまったくわかっていない様子でしたね。
息子の法律違反を咎めるところか、ブランデーアイスを食べることも含め、このような反論動画の公開を許可した父・中村幸也氏の法への理解には問題があり、モラルが欠如していると思います」(スポーツ紙記者)
未成年飲酒はなぜ禁止されているのか? ふるたクリニック院長の古田一徳氏は、未成年の飲酒が身体に与える影響をこう指摘する。
「身体の成長が終わっていないときに飲酒をすると、肝臓と脳へ障害が出るほか、アルコール依存症になりやすいと言われています。また大量に飲酒するとホルモンバランスが崩れやすく、未成年の場合は特に体調・精神面でダメージを受けやすいですね」
‘18年には幸也氏はブログで、意識障害と痙攣でゆたぼんが緊急搬送されたことを報告。5歳のときにも腎盂腎炎(じんうじんえん)であると診断され「腎臓の機能は戻りません」と明かしていた。
「アルコールはがんなどの原因になる活性酸素が溜まりやすく、腎臓や肝臓が悪化するため、腎臓が悪いお子さんであれば特に止めるべきでしょう。脳の機能も低下させるので鬱になりやすかったり、集中力が低下するほか、脳が萎縮する可能性が考えられます」(古田院長)
動画内で「アンチはうんち!」と、体調を心配する視聴者もアンチ扱いするゆたぼんだが、医師の警告は真摯に受け止めてほしいものだ。