「私事ではありますけれど、年内いっぱいでTBSを退社することとなりました」
TBS系報道番組『news23』でこう語ったのは、同番組のメインキャスターを務める国山ハセン。
「ハセンさんは、2013年にTBSに入社し、夕方の報道番組『Nスタ』にレギュラー出演したほか、朝のワイドショー『グッとラック!』のメインMCを担当。同局の看板報道番組である『news23』には、2021年に抜擢されました。まさに“TBSの夜の顔”ともいえる看板アナのひとりでしたが、退職してアナウンサーとは違う道へ進むと明かしています」(スポーツ紙記者)
最近は退職後、異なる職を選ぶケースが増えている。
「テレビ朝日の富川悠太アナは『トヨタ自動車』に入社しましたし、NHKの近江友里恵アナは『三井不動産』に。日本テレビの桝太一アナはキャスター業を続けつつも大学研究員に転身。ハセンさんは何をするのか、気になるところ」(同・スポーツ紙記者)
ローン総額1億円超えで転職
私生活では2020年2月に一般女性と結婚。その出会いは“ナンパ”だった。
「出演していた情報番組で結婚を発表したハセンさんでしたが“ナンパ婚”を堂々と告白したのには驚きました。ハセンさんたってのお願いで、奥さんには仕事を辞めてもらい、専業主婦として家庭に入ってもらったそうです」(テレビ誌ライター)
今年2月末には、第1子が誕生し、5月には“男性アナの育休”を取得。仕事も家庭も充実し、幸せな日々を過ごすなか、突然の退職宣言だった。家族を支える必要があるだけでなく、ハセンにはこんな“重圧”が。
「ハセンさんは都内に2部屋、投資用のマンションを所有しており、今年8月には家族で住むための新居として高級マンションの1室を購入しています。投資用マンションも含めて、ローンの総額は1億円超え。月々の支払いだけでもそれなりの金額になるはずですが、いま仕事を辞めてしまって大丈夫なのでしょうか」(不動産会社関係者)
ハセンアナの転職先が判明
ただ、そんな心配も杞憂のようだ。
「もう転職先は決まっていると聞きました。2021年に設立されたばかりのベンチャー企業で、経済ニュースを主とした『PIVOT』というウェブメディアです。(『PIVOT』にハセンアナの転職を問い合わせると「採用などについてはお答えできません」との回答)動画でニュースを伝えることを主としていますから、ハセンさんが登場することもあるかもしれませんね」(テレビ局関係者)
“看板アナ”のポストを捨てて、新たな環境に飛び込む背景には何があったのか。
「朝の情報番組でメインMCに大抜擢されたハセンさんですが、視聴率が低迷して打ち切りに。一時はレギュラーがゼロで、精神的にそうとうこたえたそう。『news23』も視聴率は落ち込んでいて、来年には終了という話もあり、そんな局に未来を感じられなくなったのでは。また、取得した育休期間は3週間でしたが、家族との時間をもっと大切にしたいという思いが強くなったことも、転職を決めた理由のひとつのようです」(同・テレビ局関係者)
頑張れ、一家の大黒柱!