《ずっと優しく接してくれてたメンバーが再びステージへ》
《最高な時間と空間でしたぁ~! ありがとうございましたぁ~!》
10月16日までに自身のインスタグラムを更新し、尊敬する先輩の“復活ライブ”に足を運んだことを報告した木村拓哉。
29年ぶりの再結成に“今ジャニ”が集結
「10月15日、29年ぶりに再結成した成田昭次さん、高橋和也さん、岡本健一さん、前田耕陽さんの4人からなる元ジャニーズのバンド『男闘呼組』のライブに、観客として参戦。木村さんはSMAP時代から男闘呼組のメンバーとの交流が深く、特にボーカルの岡本さんとは“師弟関係”とも言われる仲です。
当日は木村さんのほかに生田斗真さん、佐藤アツヒロさんもライブ会場となった『東京ガーデンシアター』に駆けつけ、終演後にはバンドメンバーと7人そろった豪華な集合写真も撮影しています」(音楽ライター)
男闘呼組は‘88年にシングル『DAYBREAK』でデビューし、同年の『第30回日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞。当初は人気も勢いもあったが、'93年にベースの高橋が事務所を解雇されたことに伴い、活動休止に。その後、成田と前田も退所し、現在は岡本のみがジャニーズとエージェント契約を結んでいる状態だ。
だが、10月15日、16日と2日にわたって行われた今回のライブには、駆けつけた木村たちのほか、中居正広やKinKi Kidsの堂本剛などからは花が贈られるなど、ジャニーズの関係者も再結成を祝福している。
一方、北関東では、同時期にジャニーズのあの“レジェンド”がライブを開催していた。
「10月16日、埼玉県の狭山市で近藤真彦さんのライブが行われました。近藤さんは今、ツアーで地方を中心に周っていますが、チケットはすべてソールドアウト。
コロナ禍の前から、ベテランアイドルの地方公演は席が埋まらないことが多く、郷ひろみさん、田原俊彦さん、小泉今日子さん、松田聖子さんたちでさえ苦戦していますが、近藤さんは完売ですから、音楽関係者も舌を巻いていますよ」(レコード会社関係者)
ジャニーズの“レジェンド”の元に集まった“辞めジャニ”たち
男闘呼組に負けじと精力的な活動を行う、元ジャニーズの“長男”。当日の様子はというと……。
「関係者席のほうを見ていたら、公演が始まる直前に『少年隊』の植草克秀さんが来ましたよ。ほかにも、SMAPやTOKIOなどを担当していた音楽プロデューサーの方たちも来ていたみたい。
前日の15日に千葉県の君津で行われたライブには、元ジャニーズの中村繁之さんなどの後輩や、マッチの大ファンを公言している放送作家の鈴木おさむさんの顔もありました。親交のある綾小路翔さんがメンバーの『氣志團』からも、ケーキを差し入れがありました。
狭山や君津をはじめとした地方の公演は、あまりマスコミが入らず報道されていないけれど、7月に中野サンプラザで行われたファンクラブ主催の公演には元『光GENJI』の大沢樹生さんも来場していました。ライブでは、ヒット曲をたくさん歌ってくれたほか、CD化前の新曲も披露してくれました」(ライブを鑑賞した女性ファン)
ライブ中、近藤もステージから客席を見渡して「最近は、どこの会場も席がびっしり埋まっている。どうしちゃったんだ! ありがたいですけど(笑)」と話す場面も。
来年1月からは“盟友”のギタリスト、野村義男とツアーを行うことも決まっている近藤。‘20年の不倫報道の影響で昨年ジャニーズを退所したが、男闘呼組の復活ライブと同じ日に“辞めジャニ”たちが彼のもとへ集まったのは、果たして偶然なのか。彼を長年担当してきたステージ会社社長は、こう語る。
「男闘呼組の復活ライブと同じ日に、元ジャニーズの面々が来てくれたのは、たまたまですよ。彼らは彼らで頑張っているし、素晴らしいと思います。対抗意識はまったくありません。
マッチが“辞めジャニ”を集めていくかって? いやいや、今回のライブツアーでも、タレントやスタッフ、ミュージシャンはマッチの人柄にひかれて自然と集まってきた。自分から集めるようなことはありませんが、結果的に人が集まって、みんなが“やりたい”となれば、そういったメンバーが集結するコンサートを企画する可能性はあるかもしれませんが」
退所発表時は“愚か者”扱いされたこともあったが、今後は“さりげなく”活動を続けていくようだ。