「偉大な三船敏郎さんの賞を、まさかいただけるなんて夢にも思ってなかった」
10月16日に行われた『京都国際映画祭2022』で、竹野内豊が国際的な活躍が期待される俳優に贈られる『三船敏郎賞』を受賞し、喜びを語った。
「昨年末、26年間所属していた大手芸能プロから独立。現在は公式ホームページやSNSなどを開設していないことから“連絡が取れない”と、仕事のオファーをしたい業界関係者が困惑していると報じられました。近況が伝わってこなかっただけに、久しぶりの公の場への登場に安心したファンも多かったようですね」(スポーツ紙記者)
80人以上のスタッフに“高額差し入れ”
来年は山田孝之とW主演を務める映画『唄う六人の女』や『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』など、出演映画の公開が続々決定し、絶好調な竹野内。独立後、初の撮影となった『イチケイのカラス』劇場版もかなり気合が入っていたようで……。
「劇場版は今年の6月から8月にかけて、都内を中心に撮影が行われました。リーガルサスペンス作品とあり、難しい専門用語が多く、現場はピりつく場面も多かったんです。でも竹野内さんは朝から夜まで撮影が続いても嫌な顔ひとつせず、ときには笑顔で共演者に話しかけるなど、座長として、積極的に現場を盛り上げていましたね」(製作会社関係者)
映画の見せ場となる法廷シーンの撮影現場では、こんな男気エピソードも。
「裁判シーンは8月下旬に都内のスタジオで行われました。その際に竹野内さんからスタッフやエキストラなど撮影に関わるすべての人に、高級うなぎ弁当の差し入れがあったんです。最近は経費削減のあおりを受けて、エキストラに関してはノーギャラだったり、弁当が出なかったりするケースも増えているだけに、竹野内さんの心遣いにみんな感動していましたね。80人分以上はあったと思います」(映画配給会社関係者)
うなぎ店は竹野内も行きつけ……?
竹野内が差し入れたのは渋谷区内にある老舗うなぎ店の高級弁当で1つ4000円以上、総額にして32万円超だ。
「一度素焼きにしたうなぎを30分ほど蒸してから再びタレをつけて焼くため、お箸で軽く持ち上げただけで崩れそうになるほどのやわらかさと上品さがウリ。差し入れで利用するタレントさんは多いですね」(グルメライター)
足しげく通う有名人も多いだけに、竹野内も常連なのかと思いきや……。
「現場の士気を高めるためにネットで評判のいい差し入れを調べていたところ、たまたま見つけたみたいです(笑)。
マネージャーなどに任せっきりにせず、率先して差し入れの手配までしたことを知って、スタッフたちはかなり感謝していましたよ」(前出・製作会社関係者)
独立してもオファーが絶えないのは、現場ファーストなサービス精神にあり!?