年齢不詳の色香を放つ美熟女。芸能界を生き抜くデヴィ夫人(82)の美容と健康の秘訣をリサーチ! 高いエステや化粧品に頼らずともマネできる!
今でも30年前のドレスを着こなすデヴィ夫人。その秘訣とは若いころからウエストが締まった服を着て、常にくびれをキープし、ニットのような身体が緩む服は絶対に着なないこと。雑誌のインタビューでも「人間の身体は“鋳型”の中に入れておかなければどんどん緩む」と語った。
デヴィ夫人の美肌の秘訣
姿勢や歩き方にもこだわる。胸を張り、頭を高く掲げて歩く。足元は今もハイヒール。
「日本人はハイヒールを履くと骨盤が前傾しがちなので、そのまま歩いても痩せません。デヴィ夫人の場合、ハイヒールを正しい姿勢で履けているからなのでは」と教えてくれたのは健康ジャーナリストのますみかんさん。
歩くときは股関節から脚を動かし、重心は足の親指の付け根を意識するといいそう。
真珠のような美肌はダブル洗顔の賜物。真冬でも冷たい水でしっかり洗い流し、濡れた手でパンパン叩いて刺激。その後しっかり保湿をする。身体にはワセリンかニベアをたっぷり塗るのが常だ。
「クレンジングだけではメイクの油分や皮脂を完璧には落ちないので、そのままにすると肌老化が進行します。大切なのは擦らないことですね」(ますみかんさん)
さらに今も28本すべてが自分の歯で虫歯もない。少なくとも1日5回、やわらかい歯ブラシで磨く。年を重ねていく中で歯の寿命を延ばすことは非常に重要と考えている。
何より、他の人との違いは美しくあるために「私は年をとらない」と、強い意志を持っていること。なんとなく生活するのではなく、毎日を“生きる”ために自分の限界はつくらない。そんな夫人の今後の挑戦にも注目したい。
(構成・文/鈴木晶子)