広島東洋カープの中村奨成選手(23)が、女性との中絶トラブルで注目を集めている。
『週刊文春』に被害を訴えるA子さんとは今年の3月にインスタグラムのDMを通して出会い、何度かデートを重ねたのちに中村選手から「付き合ってほしい」と告白し、交際がスタート。6月に初めて肉体関係を持ったが、女性も合意のもとで避妊はしなかったという。7月に入り、女性の体調に変化が。母親同行で病院に行ったところ、妊娠していることが発覚したというのだ。その後、中村選手に懐妊を報告すると、中絶を求められたそう。
中村選手からは「野球がしたいから結婚する気はない。けれど養育費は払わせてほしい」と、結婚の意思がないことを断言された。挙句、「なにか話がある場合、弁護士を通してください」と言われ、直接のやり取りも断られる始末。女性は「もっと私と真剣に向き合ってほしかった」と落胆し、弁護士を立てる意向とのこと。
SNSでは続々と“素行不良”の告発が
驚きの報道を受けてネット上では、「野球には関係ないかもしれないけど、周りの人達の事も考えてプロ野球人として行動して欲しい」と、プロ野球選手としての自覚の無さを指摘するコメントが殺到。
また、真偽のほどは定かではないがネット上には中村選手の“素行不良”を告発する書き込みも多数され、拡散されてしまっている。
「他の選手が黙々と試合に備えて練習している最中周りの目も気にせずスタンドの若い女の子に話しかける中村奨成くん」
「『俺は中村奨成だ!』と大声で叫びながら、飲み屋街で女の子をナンパしまくってた。広島の女性5人に1人は中村奨成のLINE持ってるらしい」
以前から素行の悪さが目立つ中村選手だが、「どうしようもないバカだった」と母校・広陵高校の中井哲之監督が語るほど、高校時代から問題児だったようだ。一方で、母子家庭で育ち、「母をはやく楽にさせたい」という思いから、プロを目指したという逸話もある。夏の甲子園では、清原和博氏の個人最多本塁打記録を32年ぶりに更新する輝かしい功績を残した。
ヤクルトの村上宗隆との間にできた差
「絶対プロになる」が口癖だったという中村選手は、2017年ドラフト1位で見事プロ入りを果たし、広島の次期スター候補として注目を浴びていた。しかし入団以降、5年間で本塁打は2本と、期待とは程遠い成績に。今シーズンの出場回数は27試合、規定打席にも達していない。逸材と言われて続けた彼が成績不振の裏で“インスタでナンパ”をしていたと知ったら──ファンの落胆も大きかろう。
その一方、脚光を浴びている中村選手と同級生であるヤクルトの村上宗隆選手(22)は、史上最年少で令和初の三冠王と輝かしい成績を残し、今では日本一の打者である。中村選手にとっては絶望的な差だろう。
村上選手は高校時代に通算52本のホームランを記録。中村選手と同年のドラフトでは1位、東京ヤクルトスワローズに入団。プロ入り後も、同チームの先輩に自ら教えを乞い、体の使い方やケアの仕方など“正しい努力”の方法を教わっていたのだそう。その高いポテンシャルと努力はチーム内外問わず認められるほど。
ネット上では、対照的な2人に対する辛辣な、そして落胆するような野球ファンのコメントが相次いでいる。
「中村奨成、ルーキー時代から女性関係の悪い噂しか流れてこなかったから、何の驚きもないが、同期ドラ1で同じ捕手出身の村上があんな活躍しているのを目の当たりにして、よくいまだに女遊びにうつつを抜かせるなとは思う」
「中村奨成よ、同年入団の村上宗隆よりも実力格上の高校ナンバー1捕手と言われていたのに…… お母さんを泣かせるな」
「期待していた中村も5年目でパッとせず、同期の村上とは天と地ほどの差をつけられた」
など、村上選手との活躍の差に落胆する野球ファンは多いようだ。
なお、中村選手は、10月26日に“中絶トラブル”を報道された直後、インスタグラムの投稿をすべて削除した。さらに同日、フェニックス・リーグのロッテ戦に1番指名打者で出場し、レフト前ヒットを打った模様。
これを機に、中村選手の心は入れ替わるのだろうか。今後のプレーでみせてほしい。