10月26日、ブログで芸能界引退を示唆した今泉佑唯。メディアによる張り込みなどで精神的に参ってしまったと訴えつつ、「これ以上家族を巻き込まないためには自分がこの世界にいてはいけないと思い、お仕事を辞める決心がつきました」（原文ママ、以下同）と表明。彼女は、昨年夏に元YouTuber・ワタナベマホトとの子どもを出産したことを報告していた。
今泉は2018年11月に欅坂46（グループは現在、櫻坂46に改称）を卒業し、ソロで活動していた中、21年1月21日にワタナベとの結婚、および自身の妊娠を発表。ワタナベはYouTuberとして人気があった一方、同居女性への傷害容疑で逮捕された経歴の持ち主でもあり、ネット上の今泉ファンからは複雑な声も出ていた。
ワタナベと支え合って生きていく
そんなワタナベは、今泉との結婚発表直後、暴露系YouTuber・コレコレの生配信で“女子高生ファンへのわいせつ写真要求”などを取り沙汰され、同年3月2日にYouTuber引退を宣言。同17日、警視庁に児童売春・ポルノ禁止法違反（製造）の疑いで逮捕された。翌月2日に釈放となり、同26日付で罰金50万円の略式命令が下されたが、その後も表舞台には戻らず。かたや今泉は、同年7月6日にTwitterで第1子出産を公表したのだった。
「結局、今泉さんがワタナベさんと入籍したのか、していないのかが曖昧なままで、心配するファンも多かった。しかし、今年5月18日深夜放送の『哀愁のど自慢 泣かないで…』（フジテレビ系）に彼女が出演した際、画面上に“母ひとり子ひとりで子育て中”というテロップが表示されたため、業界内外で『マホトと入籍していない』『すでに付き合ってすらいないのかも』との認識が広まったんです」（スポーツ紙記者）
ところが、10月25日発売の「フラッシュ」（光文社）に、今泉とワタナベ、彼らの子どもの“家族ショット”が掲載された。屋外でワタナベが子どもを抱き、その隣に穏やかな表情の今泉がいるという写真で、ワタナベの左手薬指には指輪も……。これにより、ネット上では今泉とワタナベが交際を継続している可能性、むしろ結婚している可能性も指摘された。
すると、同報道の反響を受けてか、今泉は翌日のブログで「子どもの父親である彼が、子どもと共に、 一人の人間として成長していく姿を今後も見守り続けたいと思います」ともつづっている。
「同ブログが公開されると、ネット上には今泉さんを追い詰めたメディアを批判する声が続出。一方、そもそもワタナベさんと別れるべきだったのに……という苦言も寄せられていますが、誰がどんなパートナーを選んでも、そこは自由です。ワタナベさんも心を入れ替えたのかもしれませんし、今泉さんとしても子どもを出産している以上、その子の父親と支え合って生きていけるのが一番でしょう」（同・前）
とはいえ、ネットユーザーの間には今泉、ワタナベ、その子どもの生活を心配する声も少なくない。
「すでにワタナベさんが引退している状態で、今泉さんまで芸能活動を辞めてしまうとなると『どうやって生計を立てていくのか』という疑問が湧くのも当然です。しかし、実はワタナベさんが現在も高収入を得ているそうで、家族で生活するにあたっては困っていないといいます」（テレビ局関係者）
『後輩思い』で『面倒見もいい』
YouTuberとしては失脚したワタナベだが、一体どのような仕事で稼いでいるというのか。
「ワタナベさんは過去にコラボレーションしたこともある後輩YouTuberグループ『チャンネルがーどまん』の動画編集を担当しているんです。彼らのチャンネル登録者数は、ワタナベの最盛期と同水準の244万人（10月28日現在）。直近の動画はすべて数十万回再生されており、100万回再生に届くことも珍しくない人気チャンネルです。そんな『チャンネルがーどまん』の動画編集で、ワタナベさんは毎月100万円ほどの報酬を受け取っているといいます」（制作会社関係者）
『チャンネルがーどまん』の所属事務所にワタナベの件について問い合わせると、
「過去にそういった事実があったことは確認しております」
とのこと。もとはワタナベも人気YouTuberだったわけで、動画編集のスキルも高いのだろう。それでも、スキャンダルで大炎上し、逮捕までされたワタナベに仕事を依頼することには、抵抗があってもおかしくなさそうだが……。
「不祥事を盛んに報じられていた時は、ワタナベさんの危うい人間性について伝えるメディアも多かったけれど、周囲から見た彼は『後輩思い』で『面倒見もいい』と、慕われているんです。だからこそ『チャンネルがーどまん』も抵抗なく、むしろ『ぜひ』とお願いした可能性したのでしょう。一部ネット上には、今泉の引退を受けてワタナベさんのYouTuber復帰を期待するファンもいますが、今後、『チャンネルがーどまん』と再コラボという形での復活がないとは言い切れないと思います」（同・前）
ワタナベが現在、今泉や子どもとの生活のために裏方で頑張っているのだとしたら、いつか世間からも理解を得られ、再び受け入れられるだろうか。
