ジャニーズ事務所を退所し、現在はソロで活動している元NEWSの手越祐也。退所後の2020年6月にYouTubeチャンネルを開設して、活動の主戦場としてきた。
「開設直後の勢いはすさまじく、約2週間で番組登録者数が100万人を突破しました。2020年6月23日に退所にあたっての記者会見をライブ配信した際の同時接続者数は132万人。YouTubeのライブ配信では2019年に嵐が記録した78万人を超える、今でも破られていない日本最多の記録です」(スポーツ紙記者)
スタートこそ順調であったが、その勢いには陰りが見えている。
「ピーク時に170万人ほどいた登録者数は10月28日時点で143万人と減少傾向です。更新の頻度は下がり、以前は多かった企画系の動画は少なく、ミュージックビデオなど、音楽活動に関するものが中心です。再生回数も開設後しばらくは100万回再生を超える動画も目立ちましたが、ここ1年では1つもなく、10万回以下の動画もあります」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
そんな状況で、好きと言っていたゲームのチャンネルを新たにスタートさせたが……。
「昨年12月から『手越 GAME HOUSE』というゲーム専門チャンネルを開設。芸人やVTuberなどをゲストに呼び、ゲーム実況の動画をアップしています。手越さんも《俺が愛してやまないゲームチャンネルを立ち上げることになりました》と気合十分でしたが、登録者は10月28日時点で1万人程度。再生回数は1万回を下回るものも多く苦戦が続いています」
アルバムの売り上げが半減
YouTubeだけでなく、昨年から本格化した音楽活動のほうも順調とはいえない。
「昨年12月22日に発売したオリジナルアルバム『NEW FRONTIER』の初週売り上げは1万1553枚。ですが、今年10月5日発売のミニアルバム『Music Connect』は初週4117枚と半数以下に減ってしまいました」(音楽ライター、以下同)
10月12日から始まった全国ツアーに合わせて発売したミニアルバムだが、前回を下回る結果に。さらに、ツアーも好調とはいえないようで……。
「会場はどこも2000~3000人くらいのキャパでジャニーズ時代と比べると、小さくなっています。チケットの売れ行きですが、土日などは完売になっている開催日もありますが、地方を中心に事前完売とはならず、当日券が販売されるところもあります」
ゲームも音楽も伸び悩んでいる様子。この“無理ゲー”状態をクリアして、勢いを取り戻すことはできるのか。