「夫が亡くなったっていうのに、よくも平気であんな嘘を並べられるなと……」
怒りを超え、半ばあきれた表情でそう語るのは、交通事故によるケガで10月19日に急逝した仲本工事さんを生前からよく知る知人。その矛先は、仲本さんの“事実婚の妻”である演歌歌手の三代純歌だ。
「仲本さんは、10月18日に交通事故で頭を強く打ち、翌19日に急性硬膜下血腫のため、横浜市内の病院で亡くなりました。10月23日には、都内の斎場で告別式が行われました」(スポーツ紙記者)
新型コロナウイルスによる志村けんさんの急逝から2年半。また1人、ザ・ドリフターズのメンバーが突然すぎる死を迎えたが、仲本さんの周囲では、今年に入ってから穏やかではない情報が飛び交っていた。
亡くなった翌日の斎場で“焼き肉密談”
「'12年に、27歳下の純歌さんとの結婚を発表した仲本さんでしたが、今年5月に『女性自身』の報道で別居中であることが判明。さらに10月には『週刊新潮』の記事で、純歌さんの金遣いの荒さ、借りていた物件の家賃滞納、彼女が飼っていた犬や猫や鳥を仲本さんの家に残していったが、それらペットの世話が行き届かず、家が荒れ放題の“ゴミ屋敷”になっていることが報じられました。加えて、純歌さんが恋人の存在を匂わせていたことも、仲本さんの前妻の娘へのインタビューで発覚しました」(同・スポーツ紙記者)
純歌は『新潮』の取材に対し、家賃滞納や彼氏の存在は否定したが、仲本さんとは“籍を入れていない”という事実を明らかにした。
それから1週間もたたないうちに、仲本さんは事故死。本人は純歌との不仲を否定していたが、告別式後にはこんな報道が。
「仲本さんが亡くなった翌日の斎場で、弔問客の応対をしていた純歌さんが、その場を抜けて“焼き肉密談”をしていたと『女性自身』が報じました。仲本さんの事務所への不満や、戒名料の一部を手に入れる計画を話していたそうですが、本人は否定。純歌さんはその後『週刊文春』のインタビューに応じ、金遣いや家の“ゴミ屋敷化”といった報道について一部事実とは異なると説明。不仲説については《大嘘です》と一蹴しました」(同・スポーツ紙記者)
さまざまな疑惑がかけられ、“モンスター妻”と評されている純歌。仲本さんと良好な関係にあったという姿勢を崩さない彼女だが、夫の死に際して、周囲の人間はその異様な“振る舞い”を目撃していた。冒頭の知人が説明する。
「10月18日の事故で、仲本さんは神奈川県内の病院に運び込まれました。純歌さんはこの病院に、『新潮』で“純歌ファン”とも報じられた男性たち3人を連れて現れました。服装は、胸元が大きく開いたシースルーの服に、ひざ上までのミニスカート。しかも全身真っ黒で、さすがに不謹慎すぎると思いました……」
加藤茶が純歌に激怒して
居合わせた一同が不信感を抱く中、そこに駆けつけた“戦友”が怒りを露わにした。
「お見舞いに来た加藤茶さんが、純歌さんに対して“仲本がこうなったのはお前のせいだ! とんでもない女だ!”と言い放ったというのです。普段は温厚な加藤さんですが、そのときばかりはすごい剣幕で……。長く時間を共にしてきた仲間として、ずっと仲本さんを気にかけていたでしょうから、純歌さんに対して思うところがあったのでは」(仲本さんの知人)
純歌は告別式の日にも、ある行動で周囲から“叱責”を受けていた。
「出棺の前、純歌さんと病院にも一緒に来ていた男性たちが、仲本さんのご遺体を数十枚もパシャパシャと撮影していて……。その様子を見かねた、いかりや長介さんの娘さんが“やめなさい!”と声を荒らげながら、その場で泣き崩れました。でも、男性の1人は“なんでダメなの?”といった様子で立ち尽くすだけで……」(葬儀に参列したひとり)
さらに、彼女が『文春』のインタビューで話した内容についても、仲本さんをよく知る芸能プロ関係者はこう指摘する。
「純歌さんはお金の使い道について《洋服や仲本さんのサプリメント等》とインタビューで話していますが、そもそも仲本さんはサプリメントを飲みません。事故当日に関しても、彼女は仲本さんに“そんなに朝早くから来なくてもいいよ”と伝えたと言っていますが、一方で朝6時半に電話して“二度寝しちゃだめだよ”と言ったことを認めています。いつも仲本さんを朝7時とか8時に、東京の目黒にある家から彼女が住んでいる横浜まで呼び出していたし、通販で購入したものを届けさせるために、1日に3往復させることもありました」
純歌はインタビューで、事故に遭う前の仲本さんと、
《庭付きの一軒家でも探して新しい生活を二人でしよう》
と話していたと語っているが、これについても異なる情報がある。
「自宅がゴミ屋敷化していると報じられたので、仲本さんの所属事務所は、彼が1人で住むためのマンションを確保していました。純歌さんと暮らしても、いつまた別居状態になって家が荒れるかわかりませんからね」(同・芸能プロ関係者)
仲本さんは“結婚指輪を外していた”
加えて、純歌は勝手な言動で関係者に迷惑をかけたこともあった。
「事故当日、スポーツ紙の取材に対して“今のところ心臓も血圧も結構、正常に近い状態なので”と勝手なことを話したことで、所属事務所の人たちは激怒していました」(同・芸能プロ関係者)
評判のいい妻とはいえないことに、仲本さんも複雑な気持ちを抱えていたという。
「仲本さんは、今年1月には結婚指輪を外していました。純歌さんは3人目の奥さんでしたが、“最初に結婚した妻が生きていれば、私の人生は違っていた……”としみじみ語ることも。“純歌とは腐れ縁だし、別れたら無責任だと叩かれるから、一緒にいるだけだよ”なんて話したこともありましたね」(前出・仲本さんの知人)
事故の前日には、もともと夫妻で営んでいた目黒区の居酒屋兼自宅で、こんな姿が目撃されていた。
「その日も仲本さんは夜9時ごろに横浜から帰ってきて、かなり疲れているようでした。“明日も呼び出されているんだよ。朝9時の約束だから、8時半前には出なきゃ”と言って、夜10時には寝室にしている2階に上がっていきました。夫婦なんだから、純歌さんの家に泊まればいいのに……」(居合わせた客)
仲本さんの逝去に際し、加藤は《まだまだ一緒にやりたいことが沢山あっただけに残念です》とコメントした。
夫を思う仲間たちから受けた叱責を、純歌はどう受けとめているのか。