K-POPアイドルグループ・ASTROのラキ（23）と女優のパク・ボヨン(28)の熱愛を韓国メディアが報道した。
それを受けて10月31日、ラキの所属事務所は「ラキとパク・ボヨンは好意を持ち、互いに少しずつ知っていく段階」とコメントを出したが、一方でパク・ボヨン側はメディアの取材に対し、2人の関係について「親しい仲間というだけ」と伝えており、現地のネットでは議論が巻き起こっている。
ふたりは過去にウェブドラマ『隠れたあいつを探せ』で共演したことをきっかけに、交友をスタート。私生活でもラキの出演するミュージカルをボヨンが見に来るなど距離の近さが注目され、熱愛説が浮上していた。
事務所いわく、お互いが好感を持つに至ったのは、文章を書くのが好きなボヨンがラキの楽曲制作を手伝うなどしたことがきっかけだという。恋愛関係になったのは“最近のこと”だと。確かに、ASTROの3rdアルバム『Drive to the Starry Road』の収録曲であるラキのソロ曲『S#1』をラキと共同で作詞し、ナレーターとして参加したことも注目されていた。
しかし、双方のファンは、それより以前から交際を疑っていたという。それは数々のSNSでの“匂わせ”によるもので──。
同じ写真をそれぞれアップして
ひとつめは、ASTROのファンクラブのブログにラキが投稿した写真と、ボヨンがインスタグラムのストーリーズで投稿していた写真が“同じなのでは？”と疑われたこと。
それはスマホで空を撮影したと思われる1枚で、儚い三日月に薄雲がかかる幻想的な夜景のワンショット。それぞれがアップした空の白んだ様子、月の明るさ、雲の位置などが一致することから、ファンの間では“匂わせ”を疑う声が噴出していた。
さらに、報道直前の10月12日にも。ラキがインスタにアップしたのは端正な顔だちの自撮り画像。リラックスした表情を浮かべているが、ファンが注目したのはそこではない。鏡に向かって構えている彼のスマホのケースだ。
ファンから届く辛辣な声
そのデザインは非常に特徴的で、透明のスマホケースの上に油絵具のようなもので模様が描かれている。青色、黄色、赤色と絵の具がグラデーションを作る個性あふれる芸術的なデザインだが、このスマホケースはボヨンが作成したものだとファンは強く主張している。
かねてから壁や家具にペンキで塗装する様子をインスタグラムに投稿するなど、DIYには興味があっただけに、ファンの疑いをかけられる結果になってしまったそうだ。ボヨンの趣味が油絵であるといった情報は見当たらないため、あくまで噂の域を出ない話だがファンの怒りを買うきっかけに。
ほかにもラキのコンサートに来ていたファンが、会場に堂々と観覧に来ていたボヨンを発見して撮影、《彼女はトイレが4つあるのに、あえてたくさんのファンがいるところに並んでいた》との文言を添えられた投稿がSNSにアップされたことも。今回の熱愛報道について、双方の事務所が出したコメントが肯定側と否定側に別れているのもさらに“捜索”を加熱させてしまっている……。ネットからは、このような辛辣な声が。
「マジでグロい……。熱愛はいいとしても、あえてファンにそれを見せつけるような匂わせなんて誰も幸せにならないのに」
「支えてきたファンに対してなんとも思わないのかな？ 彼女とのイチャイチャを見せつけられてただけだと知った時の気持ちは、言葉じゃ言い表せない」
ラキが所属するASTROは2023年に、所属事務所との契約更新を控えている身。今回のスキャンダルによって、他のメンバーにかかる負担を懸念する声も多い。どこまでが本人たちの意図した匂わせなのかはわからないが、ファンの信頼を取り戻す日はいつになるやら──。
