「silentのカフェ、入るのに3時間以上だって」
「すごい行列だったけど、早めに並んで数組目で入れた!」
川口春奈(27)が主演を務め、Snow Manの目黒蓮(25)が共演するフジテレビ系ドラマ『silent』のロケ地が話題になっている。
『silent』ロケ地のカフェ、予約待ちに
「10月13日に放送された第2話で、川口さん演じる“紬(つむぎ)”と目黒さん演じる“想(そう)”が過去について話すシーンがあり、そこで使用された東京の目黒区にあるカフェにファンが殺到しています。
ふたりが座った場所が“silent席”と呼ばれて、予約制になっていて、ここ最近は2週間先まで予約が埋まっています。それ以外の席は、予約なしでも利用できるとのことですが、やはりカフェを訪れる人たちの目的は “silent席”のようです」(テレビ誌ライター)
恐るべし『silent』人気。しかし、最近になってもう1つのドラマにも“聖地巡礼”の波が押し寄せている。
「クロサギのカフェ行ってきた♪」
「キンプリは経済も動かします」
10月28日に第2話が放送された、King & Princeの平野紫耀(25)が主役のTBS系ドラマ『クロサギ』。人気漫画が原作で、2006年に山下智久(37)が主演を務めて大ヒット。2022年版では、ジャニーズの先輩に代わって「詐欺師を騙す詐欺師」として活躍する平野の演技が注目を集めているが、10月21日の初回放送後、彼のファンはある場所に集っていた。
「第1話の冒頭に出てきた東京の秋葉原駅近くにあるカフェが、平野さんのファンの間で話題になっています。
そのカフェが出てくるシーンは、平野さん演じる主人公の“黒崎高志郎(くろさき こうしろう)”が警察から逃げるために金髪のカツラを被り、外国人観光客のフリをして、偶然、道に居合わせた黒島結菜さん演じるヒロインの“吉川氷柱(よしかわ つらら)”に英語で話しかけるシーン。この場面で、道路を歩いている登場人物たちの背景にカフェが映りました」(テレビ誌ライター)
気を抜いていると見逃してしまいそうだが、確かに背景にカフェが見える。ファンはすかさず“聖地”を特定、巡礼に走ったが、その動きをさらに加速させたのが、ほかでもなく店舗のツイッターだった。
《先日放送されたドラマ『クロサギ』の冒頭のシーンに少しですが当カフェが! 撮影時の待ち時間に平野紫耀くんが当店のアイスカフェラテ(Lサイズ)を飲んでいました〜 美味しい!とジェスチャーしてくれてスタッフ全員打ち抜かれました…w 同じものはモバイルオーダーから頼めます》(カフェのツイッターより)
『クロサギ』平野紫耀の撮影ウラ話
撮影時のウラ話まで盛り込まれたこのツイートには、実に6000件以上の「いいね!」が寄せられている。さらに、カフェを経営する男性も自身のツイッターで、
《平野紫耀くんがカフェに来てくれてから、お店の売上が3倍になっております。事業に必要なのはデジタルではなくジャニーズです》
と投稿。これだけでも“平野バブル”の凄まじさが伝わってくるが、実際に店の様子はどうなっているのか。10月下旬、『週刊女性PRIME』は秋葉原に足を運んだ。
平野がカフェラテを味わった店は、会計が完全キャッシュレス制となっており、メニューは日替わりランチとドリンクを中心に展開。平野が頼んだというアイスカフェラテのLサイズは、税込410円という価格設定だ。『クロサギ』の撮影ロケ当日、現場に居合わせた店員に話を聞いた。
「私が見たとき、平野さんは隣のビルのロビーで休憩中でした。ウチの店も、隣のビルもガラス張りなので、ロケの様子はよく見えました。平野さんは、ウチの店のメニューを見ていて、“あれ(カフェラテ)が飲みたい”とスタッフさんに伝えたようで、それでスタッフさんがお店まで買いに来て、平野さんにドリンクを手渡していました」
カフェラテを受け取った平野から店員たちに、こんな“ファンサービス”も。
「店のちょうど向かいに平野さんがいたので、カフェラテを飲んでいる彼をレジから見ていたら、私たちに向かって、カフェラテを持ち上げながら“おいしいよ〜”という感じで、手で丸を作ってOKマークをしてくれました。
そのとき、お店にはスタッフとお客さんが何人かいたのですが、みんな“ワーッ!”と声をあげて、完全に恋に落ちちゃって(笑)。さすがトップアイドルだなと思いました」(撮影に居合わせたカフェ店員)
休憩中にも人を喜ばせてしまうスター。ファンの反応について尋ねると……。
「ツイッターは、予想以上に反響がありました。毎日たくさんの人が押し寄せるような感じではありませんが、“平野さんのファンっぽいな〜”という雰囲気のお客様は1日に10人から20人くらい、いらっしゃっています。
中には、平野さんのぬいぐるみを持ってくるお客様もいます。特に行列はできていないので、お待たせすることなくご案内できますよ。商品を大量に注文する方はいませんが、みなさん“平野くんと同じものをください”と言って来てくださいます。お渡しするとすごく嬉しそうで、私たちも嬉しくなりますね」 (同・カフェ店員)
劇中ではクールに活躍する“クロサギ”も、ロケ現場ではその笑顔でたくさんの人々を幸せにしていた。