大きなプレゼント袋を持つ加藤茶(79)

 45歳もの年の差婚で話題となったおふたりも、今年で結婚12年目。今も変わらずラブラブで、日々、加トちゃんへの愛情は増すばかりとか。私の趣味は「加藤茶です」と言い切る綾菜さんに加藤家の日常を届けていただきましょう。

 先日のスーパーの帰り道、何げなく通った雑貨屋さんの中からフワッとユリの優しい香りが。その香りに誘われるようにお店に入るとたくさんの種類のお香を発見。

 初めてこんなたくさんのお香の種類を知って店員さんに聞きながらいろんな香りを試させてもらい、癒されそうな落ち着く香りのお香を購入しました。

お香で加トちゃんも癒された!

加藤夫妻の気持ちを癒してくれたお香

 さっそく帰宅して、リビングで買ってきたお香をたいてみると加トちゃんが良い香りで気分が癒されると喜んでくれました。

 悲しい出来事から体調を崩してしまっていた私自身も、香りにホッと癒されました。香りのパワーってすごいですよね。

 そして、スーパーで何を買ってきたかというと広島県産の牡蠣。広島出身の私は、小さいころから母がドリフのコントにも使われている一斗缶に、たくさんの牡蠣をいっぱいにして買ってきてくれていました。

 焼いたり、蒸したり、フライにしたりとあらゆる調理をして食べきれないくらい夕食に出てくるくらい広島ではポピュラーな食材。そして、その中でもいちばんの母の味で大好きなのは“牡蠣の炊き込みご飯”です。

お米が見えないくらいの牡蠣の量で美味しかったなぁ」と、そんなことを思い出して、作ろうと思ったら東京では値段が高くてびっくり! この日は、特別にその広島県産の牡蠣を使って土手鍋を作りました。みその甘いだしが大好物なんです。

 加トちゃんもうまい、うまいと野菜も牡蠣もすごい勢いで食べて、〆のうどんまで2人でぺろりと平らげました。すると、加トちゃんが「あっ! 今日仕事の帰りにたまたまお店で見て綾ちゃんに似合うかなと思って」と言いながら大きな袋を出してきました。

 開けてみると中にはダウンベスト。私も加トちゃんが元気になるようにと思って日々考えていましたが加トちゃんも同じように私を心配してくれていたんです。やっぱり夫婦っていいですね。一緒にいるだけで何を考えてるかわかるし、つらいときもそばにいてくれる人がいると心強い!

 加トちゃんのためにも健康でいなきゃと改めて決意しました。そして、今ダウンベスト着てますがすごく温かいです。いつも、ありがとう加トちゃん。

加藤綾菜(かとう・あやな) ●2011年に加藤茶と結婚。夫を支えるため「介護職員初任者研修」(旧ホームヘルパー2級)、「介護福祉士実務者研修」(旧ホームヘルパー1級)を取得。
身体も心も温かくなる、加トちゃんがくれたダウンベスト

 

加トちゃんがプレゼントの大袋を!自分もつらいのにありがとう

 

元気になろうと奮発して作った広島産牡蠣の土手鍋