元卓球選手の福原愛(34)が訴えられた。相手は昨年、不倫を報じられた男性の前妻。1100万円の慰謝料を請求されたという。
不倫騒動に離婚、現恋人の前妻からの訴訟
不倫騒動のあと、福原とこの男性は共に離婚して、現在は同居中。前妻の主張は、福原がその流れを主導したというものだ。訴状には《原告から略奪し、自らと再婚させようとの考えから、秘密裏に連絡を取り、被告の自宅に招くなどの不貞行為を継続していた》などの文言がある、とも報じられた。
そんな福原といえば、4歳のころからの人気者。「天才卓球少女」として注目され「泣き虫愛ちゃん」として親しまれた。本職の卓球では、4度の五輪に連続出場して、2つの銅メダルを獲得している。
中国リーグで活躍したことから中国でもアイドル的存在となり、台湾の卓球選手と結婚したことから台湾でも当初は好感を集めるなど、その人気は国際的だ。
ただ、その結婚が自らの不倫絡みで破局してしまった。ある意味、人生の曲がり角を曲がり切った印象もある。
ではいったい、彼女はどこで曲がり始めたのか。
「泣き虫愛ちゃん」の分かれ道は「初めて」の熱愛だった
ここで思い出されるのが、14年前、北京五輪の直後に飛び出した熱愛報道だ。この五輪での彼女は19歳の若さで日本チームの主将を務め「さわやかな汗が最も似合う女性五輪選手」に選ばれるほどの存在だった。
その選手村で知り合った男子選手に夢中になり、猛プッシュで交際にこぎつけたという。相手は1学年下のテニス選手・錦織圭(32)だ。
記事には「原宿デート」の詳細が書かれ、大胆な「路チュー」写真も掲載された。また、彼女が「圭クンの初めては私がもらったんだよ」と、意味深なことを周囲に漏らしていたとか、実は中高時代の同級生でもある卓球選手との二股交際らしい、といった報道も。あの「泣き虫愛ちゃん」が10数年後、なかなかの「肉食女子」になっていたことに多くの人が驚いたものだ。
かくいう筆者もそのひとり。最初、ふたりの組み合わせだけを知ったときには、若手アスリート同士の淡い恋を想像したが、妻から報道の内容を教えられ、イメージがかなり変わった。まぁ、とかく、女性の本質みたいなものについては同じ女性のほうが敏感なものだ。
しかも、熱愛の相手は当時「理想の彼氏」や「理想の息子」みたいな感じで人気上昇中だった錦織。ということで、愛ちゃん恐るべしという印象を抱いた女性もいたのではないか。
一方、福原にとってもこのあたりで卓球漬けのイメージをふっきりたかったのかもしれない。その後は恋も卓球も、という感じで「肉食女子」っぽい生き方に転じていく。
結婚した際には、台湾の高級ホテルと東京ディズニーリゾートで豪華披露宴を行い、中国のリアリティー番組で「100回の公開キス」に挑戦したりした。今回、訴えられた直後には、同居中の恋人と旅先で食事をしていると匂わせるようなSNS投稿をして話題になったばかりだ。
どんなターニングポイントでも「サー!」とばかりに攻めまくるのが、彼女のスタイル。軌道修正をするつもりは、どうやらなさそうである。
では、今後、彼女はどこに向かうのか。こういう欲張りなタイプは、やりがいや刺激を求めて別の世界にも飛び込みがち。政界進出などもあるかもしれない。橋本聖子のパターンだ。
ただ、この先輩もちょっとやらかしたことが。福原も現役のイケメン選手にキスを迫ったりしないよう、気をつけてもらいたい。