日常の気になる疑問を解決!クール便を送る時は発泡スチロールに詰めるのが良い?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。
知って楽しい!おもしろ雑学
Q. クール便を送る場合は発泡スチロールに詰めるのが最適?
A.発泡スチロールは外からの冷気を遮るのでクール便に最適ではありません。(ヤマト運輸株式会社 広報担当者)
ふるさと納税の返礼品などが冷蔵や冷凍の宅配便で届くとき、よく発泡スチロールに入っている。だが、クール便の入れ物は発泡スチロールが最適かというと、実は違う。
クール宅急便を提供するヤマト運輸の広報担当者によると、「発泡スチロールは断熱材なので、外からの冷気を通しません。ですから、発泡スチロールに入れると保冷輸送時に冷蔵庫や冷凍庫の冷気を遮断して、保冷状態を保つのが難しくなります。クール便の入れ物として発泡スチロールは最適ではないのです」とのこと。
発泡スチロールに意味がなかったとは驚き。では、なにに入れるのが正しい?
「段ボールがおすすめです。冷気を通すため、冷蔵庫や冷凍庫で冷たい状態を保ったまま届けることができます」(広報担当者、以下同)
段ボールでクール便を送る際にはポイントが。
「中の荷物から少しでも水分が出ると、段ボールが弱くなるので、ビニール袋やフリーザーバッグに入れて水分が漏れないようにしてから段ボールで梱包してください。野菜や果物を送るとき忘れがちなので注意しましょう」
もしどうしても発泡スチロールで送りたいときは?
「お客様自身で温度調節をする必要があるので、中に保冷剤やドライアイスなどを入れてください」
発泡スチロール、段ボールどちらで送るにしても、予冷(発送直前まで冷やす)をすることが大切。今度からクール便を送る際には気をつけて。