店舗に保管している仲本さんの遺骨の前で、約2時間にわたり本誌取材に答えた純歌

「仲本は週刊誌の報道で殺されたようなものだと思っています」

 怒りと悲しみを滲ませ、インタビューに答えてくれた仲本工事さんの事実婚の妻・純歌。

 10月19日、神奈川県横浜市で交通事故に遭い、帰らぬ人となった仲本さんを悼む時間もないうちに、巻き起こった妻・純歌へのバッシング。彼女へのインタビューは2時間に及んだだけに、誌面では載せきれなかった新たな事実を紹介する。

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「私と出会う前から仲本は大のパチンコ好きでしたし、有名な話だと思いますが……」

 11月12日に『女性自身』ウェブ版では、以下の記事(一部抜粋)が配信された。

《純歌さんの一連の報道には正直、“ほら、やっぱり”って思ってしまいましたね……。  純歌さんと結婚する前から仲本さんがパチンコをするなんて聞いたことはないですし、舞台の合間にパチンコに行くところも見たことがないので、夫婦の“パチンコYouTube”には驚きました》

 仲本の25年来の友人なる人物がこう証言しているが、純歌は首をかしげる。

「仲本が渋谷で店(居酒屋 名なし)をやっていたころ、向かいにパチンコ店があったこともあり、私と出会う前から母親とよく打ちに行っていたと聞いています」

「仲本さんだけ見たいので、純歌は邪魔」

 パチンコライターもこう証言する。

「渋谷・センター街沿いにあった『居酒屋名なし』の周辺にはパチンコ店が軒を連ねており、当時はパチンコ激戦エリアとして知られていました。実際、パチンコ関連のインターネット掲示板では仲本さんをホールで目撃した情報もよく書き込まれていましたよ」

‘09年にザ・ドリフターズのパチンコ新機種『フィーバー ドリフだよ!全員集合』のお披露目会では加藤茶が、

「夢中になって財布を(店に)忘れる人」

 と、仲本のことを大のパチンコ好きとして紹介している。

「加藤さんが話しているのは'06年の高知県内のパチンコ店での事件ですね。地元紙で記事になっていて、今でもネット版の記事を読むことができます。当時よくイジられていたし、25年来の友人であれば、仲本さんのパチンコ好きを知らないほうが不自然な気もしますが……」(スポーツ紙記者)

 純歌もこう続ける。

仲本は開店前から並んで打つ日もあるぐらいパチンコが大好きで、私は“芸能人なんだから開店前から並ぶのは止めて”と注意していたほど。パチンコYouTubeも最初は夫婦でやっていましたが、視聴者から“仲本さんだけ見たいので、純歌は邪魔”という書き込みにショックを受け、出演を遠慮するようになりました。仲本さんを使ってお金を稼ごうとしたわけではなく、趣味の延長で始めただけです。パチンコ好きという情報を知らないような友人が証言している内容が、信ぴょう性が高いとは思えません

愛人と名乗る男性の正体

 『週刊文春』10月11日号では“乱倫生活”と題し、彼女と愛人関係にあった男性が、ホテル代節約のために純歌が借りたという“愛の巣”の部屋写真とともに、関係を赤裸々に語っているが……。

「記事ではバルコニーにテーブルやランタンを置いて、酒を飲んだり夜景を楽しんだと書かれていましたが、テーブルとランタンが置かれている写真を見て想像で話したものでしょう。あのマンションは住宅街と大きな道路に挟まれた場所にあったので、楽しむような夜景なんて見えなかったですよ(苦笑)」

 誌面に掲載されていた“愛の巣”だったという部屋の写真に写っているのは、ベッドメイキングされた直後のシングルベッド。確かに密会用に借りた部屋としては少し不自然だ。そして告発した愛人と名乗る男性の正体をこう明かす。

「業界の友人が連れてきたので信用し、店の営業後も仲のいいメンバーを交えて食事に行くようになりました。そしたらある日、“あの人は以前、元アイドルの○○さんと不倫したと自慢げに話してたことを報じられたことがあるから、気をつけて”と忠告を受けて。その忠告通り、私が仲本と事実婚であるのを知っているにも関わらず、しばらくするとホテルに誘ってくるようになったので、店を出禁にしたんです

 『週刊新潮』10月11日号では告別式でザ・ドリフターズの曲ではなく、仲本さんと純歌のデュエット曲『この街で』が流されていたと報じられたが、これに関しては事実と認める。

「家族葬だったため、仲本が携帯の着信に設定するほど気にいっていた私とのデュエット曲を流すことにしました。仲本は店に出るとき、毎日のように“ドリフを歌って!”とお客様からねだられていたこともあり、“ドリフの曲は歌い飽きたよ”と冗談っぽくボヤくこともあったので、最後に聞きたいのはドリフじゃないのかな?という私なりの判断で決めさせていただきました」

 しかし純歌に許可を得ることもなく、告別式ではドリフの曲に変更されたという。

報道は加藤さんや高木ブーさんたちにも失礼

“仲本さんはドリフだよ、なんでこんな曲流してんの!”という声もあり、結果的にドリフの曲に変えられました。多くの方が参列する公式なお別れの会であれば、ザ・ドリフターズの曲を流すべきだと思います。繰り返しますが、家族葬である以上、仲本興喜(編集部注・仲本さんの本名)の葬儀であって、仲本が気に入っていたデュエット曲を流すことが、そこまでおかしなことでしょうか?

『週刊新潮』はその後も11月10日号で、事故後の病室に“愛人疑惑の男”を連れ込んでいたと、『仲本家 JUNKAの台所』の関係者の証言を載せているが……。

「仲本と私の店の関係者といえば従業員でしょうか? 私が意識のない仲本と一緒に写真を撮ったり、取り巻きにツーショット写真を撮らせていて取り巻き以外の人が眉をひそめていたと書かれていましたが、病室には2~3人しか入れなかったので、病室での私の姿を外部の方が見るのは不可能です。意識が戻ることを祈って仲本の手を握っていましたが、重篤状態の仲本を目の前にして、写真を撮ろうなんて思いもしなかったですよ、それにそもそも愛人なんていないのですから“愛人疑惑の男”と言われても」

 最後に「『週刊女性』をはじめ一部の報道は加藤さんや高木ブーさんたちにも失礼」と怒りを滲ませた。

あの温厚な加藤さんが“仲本がこうなったのはお前のせいだからな! とんでもない女だ!”なんて、言うはずありません。病院で会ったときは加藤さんも高木さんもかなりショックを受けていて、事故の経緯などを話した際も“うん、うん”と頷くのがやっという状態でした。私だけを叩くならまだしも、加藤さんたちが言ってもいないことを記事の見出しに大きく使って、いろんな方に迷惑をかけるのはやめていただきたいですね

 
結婚したてのころ、高知のよさこい祭りに夫婦で参加した際の1枚

 

仲本さんと純歌のツーショット

 

 

仲本さんと純歌のツーショット