撮影スポットが聖地と呼ばれるなど、“泣けるドラマ”と放送を重ねるごとにファンを増やしている『silent』。主演の川口春奈が演じる青羽紬が8年ぶりに再会した高校時代の元恋人・佐倉想を、“めめ”こと目黒蓮(25)が演じる。
ドラマ『silent』の目黒蓮
《好きな声だった。好きな声で、好きな言葉をつむぐ人だった》
朝礼で耳にした想の声に惹かれた紬。付き合うことになったふたりだが、高校卒業後のある日、想は《好きな人がいる。別れたい》というメッセージを残し、姿を消してしまう。そして、想と偶然再会した紬は、彼が聴力をほとんど失ってしまったことを知る。
徐々に耳が聞こえにくくなっていく“若年発症型両側性感音難聴”を患い、中途失聴者となっていく想の心の変化を繊細に演じるめめ。悲しみをたたえた瞳、紬に向ける笑顔……、気づけば一挙手一投足にくぎ付けに。
「手話の素晴らしさを改めて感じながら、楽しんで学ばせてもらっているなぁという感じです。手話はちょっと離れたところにいる人にも気持ちが伝えられる、すてきなコミュニケーション」と役作りについて語っていためめの演技が輝くほどヒロイン・紬にも引き込まれていく。
「好き」と言葉にした紬を想が抱きしめて終わった7話。音のない世界で再会した紬と想の恋物語はどんな結末を迎えるのか……。
朝ドラ『舞いあがれ!』の目黒蓮
祖母が住む長崎・五島列島に舞い上がる“ばらもん凧”を目にしてから、空高く飛びたいと夢見るようになる舞。ヒロインの岩倉舞を福原遥が演じる連続テレビ小説『舞いあがれ!』。いつしか“パイロット”を目指すようになった舞が航空機のパイロットになるために学ぶ、“航空学校編”から目黒蓮が登場!!
SNSには《しゃべった!(出演中のドラマ『silent』では声を発しないため)》の声が。
今作で、朝ドラ初出演を果たした、めめ(目黒蓮)。演じるのは、国際線のパイロットの父と元CAの母のエリート一家で育った柏木弘明。インタビューで「最初はすごく嫌なやつです。自分でも嫌なやつだなと思いながら演じています(笑)」と話すように、航空学校の受験会場で出会った舞に「夢だの思いだの、頭の中お花畑か」と言い放つ。
ともに合格した航空学校で同じチームになるふたり。鬼教官・大河内(吉川晃司)のもとフライト訓練に臨むなかでグループに亀裂が生じはじめる……。舞の影響で次第に変わっていく柏木。毎朝、会えるめめの姿で、一日頑張れそうな気がします!
★厳しい学生生活で恋が生まれる!?
第一印象が最悪だった舞と柏木。恋愛作品でいえば、この出会いは恋に発展するパターンのひとつ。お好み焼きを食べたことがない柏木が、舞が立つ鉄板の前にちょこんと座るかわいらしい一面が見えてきたり……。同じチームとなり厳しい課題に取り組む中で、お互いに相手の良さを確認していくふたり。恋の行く末が気になります!