今年も年末恒例の笑いの祭典『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の放送が迫り、若手芸人たちの熱い戦いに注目が集まっている。
2000人のアンケートがしめす、高注目度のベテラン芸人
今回は、そんな夢追う若手芸人たちの大先輩にあたるベテラン芸人に焦点を当てる。30年以上のあいだ日本のお笑いシーンを引っ張ってきた彼らのなかには、今も現役で活躍する芸人も多い。
そこで週刊女性PRIMEでは、関東在住、関西在住の各1000人にアンケートを実施。好きなベテラン芸人・嫌いなベテラン芸人の名前をそれぞれ挙げてもらった。東と西で顔ぶれに違いはあるのか、あなたの好きなベテラン芸人は何位なのか、ぜひその目で確かめてほしい。
誰に対してもフラットな態度に人気集まる
まずは関東のランキングを見ていこう。好きなベテラン芸人1位に輝いたのは、タモリこと森田一義(77)だ。デビュー時はイグアナのモノマネなどの独特な芸風で人気を博す、ツウ好みのコメディアンだったが、1982年にお昼の帯番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の司会に大抜擢。以来、多くの人に愛されている。
アンケートでは「お昼の顔としてなじみがあり、ゲストの個性を引き出すのがうまい」(神奈川県・40代女性)、「タモリさんの話し方や人との接し方を見ていると、優しい人だと感じる」(東京都・40代女性)など、司会者としての手腕に票が集まった。放送作家の野呂エイシロウさんは、タモリの司会力をこう解説する。
「タモリさんは博学で、誰に対してもフラットに接することができる稀有な存在。大御所俳優と話しているときもNHKの『ブラタモリ』で一般の人と話すときも、変わらずに敬意を持って相手の話に耳を傾けています。まさに唯一無二の司会者ですよね」
ゲストを立てて一歩引く、日本を代表する名司会者だ。
「嫌いな芸人」常連が一転したワケ
そして2位には、お笑い怪獣、明石家さんま(67)がランクイン。芸歴48年の今も、全力で笑いを取りにいく攻めのスタイルから「頭の回転が速く、いつまでも飽きない笑いをくれる」(北海道・30代女性)「本人がハイテンションで、場を盛り上げるのが上手」(神奈川県・40代女性)などの声が寄せられた。
3位のダウンタウンに次いで4位に入ったのは、ビートたけし。'80年代は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)など、伝説のバラエティー番組を世に出し、本人の破天荒な生きざまも世間の耳目を集めた。
また「さまざまな才能がある」(新潟県・50代女性)とコメントにあるとおり、映画監督としても高い評価を得ている。その多才ぶりで、上位にランクイン。
ランキングの顔ぶれのなかでもやや異色なのが、好きな芸人第6位の出川哲朗(57)。かつては「嫌いな芸人」ランキングの常連だった。某局でテレビプロデューサーを務める久世影彦さん(仮名)は、出川の躍進について、以下のように分析する。
「出川さんは低身長で太っていて、身体を張る芸風。昔はそれが嫌われる要因でしたが、年齢を重ねて、嫌われ要素が“かわいさ”に変換されたようです。30年以上も身体を張り続けた結果、たどり着いた境地なのかもしれません。
現在、出川さんの冠番組はテレビ東京の『充電させてもらえませんか?』の1本ですが、番組で街の人と交流する様子は、見ている人を和ませてくれます。9位のさまぁ~ずにも共通しますが、テレビ東京の番組で頑張っている芸人さんは、好感度が高くなる傾向がありますよね」
アンケートでも「お笑い仲間を大切にする姿や、売れても偉そうにしない人柄が好き」(東京都・40代女性)など、彼の内面に魅力を感じる声が多くあがった。
【関東編】好きなベテラン芸人TOP10
〈1位〉タモリ 161票
「お昼の司会としてなじみがあり、ゲストの個性を引き出すのがうまいから」(神奈川県・40代女性)
「昔からテレビで見ていて、話し方や人との接し方を見ていると優しい人なんだろうなと思います。小さいころには思わなかったけれど人を見る目が養われた大人になってから気づきました」(東京都・40代女性)
「自然体で面白いのと博学」(青森県・40代女性)
〈2位〉明石家さんま 154票
「本人がハイテンションで場を盛り上げるのが上手だから」(神奈川県・40代女性)
「頭の回転が速くいつまでも飽きない笑いをくれる。さんまさんの笑い声だけで笑える」(北海道・30代女性)
「年を取った今でもエネルギッシュで面白い」(東京都・50代男性)
〈3位〉ダウンタウン 140票
「トークがさえてて、頭が良くて面白い」(千葉県・40代女性)
「特に浜田さんのツッコミがすごいと思う」(愛知県・50代男性)
「まっちゃんのボケと浜ちゃんの絶妙のツッコミが最高」(青森県・40代女性)
「人格形成において多大な影響を受けた」(宮城県・40代男性)
〈4位〉ビートたけし 101票
「思っていることを一般の人の目線でしゃべることがうまかった」(東京都・50代男性)
「いろいろな才能がある」(新潟県・50代女性)
「ここまで日本のお笑いを大きくしたのは間違いなくたけし」(青森県・60代男性)
〈5位〉博多華丸・大吉 92票
「家庭的な感じと博多弁の優しさと面白さで好感度が高い」(宮城県・50代男性)
「柔和であり、コメントが的確」(千葉県・40代男性)
「一生懸命に取り組んでいることが伝わる」(千葉県・30代男性)
〈6位〉出川哲朗 78票
「お笑い仲間を大切にする姿や売れても偉そうにしていないところが素晴らしい」(東京都・40代女性)
「何事にも一生懸命に取り組んでいる」(千葉県・40代男性)
「常に真剣に向き合い対応しているところに好感が持てる」(東京都・40代男性)
〈7位〉くりぃむしちゅー 62票
「嫌みがなく見ていても好感が持てる」(静岡県・60代男性)
「有田の『脱力!タイムズ』が好き」(東京都・50代男性)
〈8位〉ウッチャンナンチャン 61票
「ほっこりできる。見ていて安心」(東京都・50代女性)
「ウッチャンのみ好き。若手芸人を覚醒させるのは偉大だと思うので」(千葉県・40代男性)
〈9位〉さまぁ〜ず 49票
「冠番組が面白いので」(新潟県・40代男性)
〈10位〉西川きよし 41票
「正統派の漫才師で特に一生懸命なところがよい」(東京都・40代男性)
「相方があの方だったせいもあるのでしょうが、やや抑えめの発言で昔から好感を持っている」(神奈川県・60代男性)
地元愛にあふれる姿に好感が持てる
それでは続いて、関西の好きなベテラン芸人ランキングの結果を見ていこう。
1位は、尼崎が生んだ天才漫才コンビ・ダウンタウン。「笑いのツボに共感できる」(大阪府・60代男性)というコメントや「昔の攻めた笑いも面白かったが、年齢を重ねた今の自然体の笑いも面白い」(兵庫県・40代女性)など、時代とともに変化するダウンタウンの“笑い”に票が集まった。
「彼らのトークは、その瞬間に最大の笑いを引き出す、ジャズのような面白さがありますよね。また、松本人志さん(59)は、関西で高い視聴率を稼ぐ『探偵!ナイトスクープ』の局長も務めています。
同番組の松本さんは、視聴者に寄り添うコメントをする優しい局長。関東ではあまりなじみがない番組ですが、局長になってからの彼は、さらに関西に欠かせない存在になっているはずです」(前出・野呂さん)
ダウンタウンの時代はこれからも続きそうだ。
2位は関東と同じく明石家さんま。そして、関東1位のタモリを抑えて3位になったのは福岡愛あふれる漫才コンビ、博多華丸・大吉。「地元ネタが好き」(福岡県・30代女性)という福岡からのエールや「男前でネタもテンポがよくて優しく、トゲがないので心から笑える」(大阪府・50代女性)など、ふたりの芸風が視聴者の心をつかんでいる。
関東勢のコメントでも“優しさ”や“上品”などのワードが多く、博多華丸・大吉のほんわかワールドは全国に伝わっているようだ。
【関西編】好きなベテラン芸人TOP10
〈1位〉ダウンタウン 202票
「ギャグのセンスが自分とかぶるところがある」(大阪府・60代男性)
「昔の攻めた笑いも面白かったが、今の年を重ねて生まれた自然体の笑いも面白い」(兵庫県・40代女性)
「最高のボケと最高のツッコミができるコンビ。ずっと面白い」(福岡県・40代男性)
「若いころから今までずっと活躍を見てきて、今でもテレビで見ない日はないので本当にすごいなと思う」(大阪府・60代女性)
〈2位〉明石家さんま 191票
「何でも笑いに変えてしまうところ」(大阪府・50代男性)
「素人いじりがうまい」(兵庫県・40代男性)
「いつまでもうるさいけど楽しくて面白い」(宮崎県・50代女性)
〈3位〉博多華丸・大吉 113票
「見ていて和む」(福岡県・40代男性)
「男前で、ネタもテンポがよく優しくトゲがなくて、心から笑える」(大阪府・50代女性)
「地元ネタが好き」(福岡県・30代女性)
「穏やかな気持ちで番組を見ることができる」(大阪府・50代女性)
〈4位〉タモリ 105票
「『ブラタモリ』を毎週楽しく見ている。博識なのが好き」(兵庫県・50代女性)
「博識と冗談の融合の面白さ」(兵庫県・50代男性)
「多才だし、嫌みがない。他人の悪口を言わない。押しが強すぎないのが良い」(兵庫県・50代女性)
「マニアックなのに大衆に受け入れられる珍しい人」(長崎県・50代男性)
〈5位〉出川哲朗 73票
「若手時代に苦労していたようだがそのような姿を見せない」(兵庫県・60代男性)
「愛着が持てる」(愛媛県・30代女性)
「本当に癒される存在」(京都府・60代男性)
〈6位〉西川きよし 64票
「亡き横山やすしとの漫才が面白かったです。よくなんば花月に見に行きました」(奈良県・60代男性)
「いつまでもお元気。ほかの芸人が語るエピソードが面白い」(大阪府・40代女性)
〈7位〉くりぃむしちゅー 63票
「上田さんのキレのいいツッコミが好き」(大阪府・60代男性)
「特に上田晋也のMCセンス&スキルが好み」(鹿児島県・60代男性)
「上田の知性と有田のボケが面白い」(福岡県・60代女性)
〈8位〉ビートたけし 50票
「お笑いだけではなく多方面で活躍しているから」(長崎県・40代男性)
「芸人や映画監督など幅広い活躍がよい」(大阪府・60代男性)
「毒舌が聞きたい」(香川県・60代男性)
〈9位〉笑福亭鶴瓶 50票
「親しみやすさが感じられるから」(香川県・60代男性)
「昔の深夜放送が面白かったので」(兵庫県・50代男性)
〈10位〉ナインティナイン 40票
「めちゃイケが終わって勢いを感じなくなりましたが、岡村さんのカリスマ性はいつもまでも健在だと思う」(福岡県・30代男性)
「めちゃイケを見て育ったので、今でも応援している」(京都府・40代男性)
高圧的な態度は今の時代には……
好きなベテラン芸人がいれば、嫌いなベテラン芸人もいる。関東・関西ともにワースト1位に選ばれたのは、いわゆる“東京芸人”の爆笑問題。
理由を聞くと「政治関連の太田の発言が聞くに堪えない」(東京都・40代女性)、「太田のぶっ飛び具合が気に入らない」(神奈川県・40代男性)など、主にボケの太田光(57)に対する批判が多く集まった。
「視聴者は、“バカなことを言っている太田さん”が好きだったのに、今はやたらと難しい話をしようとしますよね。それも誰かを個人攻撃するような内容が多いので、不快に感じる人が多いようです。6位のラサール石井さん(67)も、SNSの政治的発言がよく問題になります。
太田さんもラサールさんの話も、雑誌の連載などで読むと面白いんですよね。でも、テレビやSNSで発言・発信をすると、言葉が足りなかったり、ちょっと言い方がきつく感じたりもする。それが重なったのだと思います」(前出・野呂さん)
昔から日本の芸能界には“政治と宗教の話はご法度”という不文律があるが、彼らの現状を見ると妙に納得?
関東ワースト2位、関西で3位のとんねるずには「石橋貴明が高圧的で嫌い」(石川県・60代男性)や「石橋のセクハラやパワハラの芸風が時代にそぐわない」(埼玉県・30代男性)などの声が多数寄せられた。かつては、とんねるずがテレビで傍若無人に振る舞う姿に多くの人が魅了されたが、現代では受け入れられないようだ。
そんな彼らと同様に、時代の価値観とのズレが指摘されるのが、好きな芸人2位に入った明石家さんまだ。関東ではワースト5位に、関西でも10位にランクイン。
「さんまさんの場合は『結婚するのが女のしあわせ』と発言するなど、前時代的な価値観が露呈するたびに嫌悪感を抱く人が増えていますよね。
また、アンケートコメントに『いい年して若い女が好きなのが気持ち悪い』(東京都・50代男性)とあるように、若い女性にしか興味がなさそうな言動もマイナスになっている印象です」(前出・久世さん)
どうやら芸人の世界でも、笑いや価値観のアップデートは必須なようだ。嫌いな芸人ランキングは、関東芸人が多くあがる寂しい結果となった。
【関東編】嫌いなベテラン芸人TOP10
〈1位〉爆笑問題(ほぼ太田) 80票
「芸が鼻についてきた」(埼玉県・60代男性)
「太田のぶっ飛び具合が気に入らない」(神奈川県・40代男性)
「田中さんは嫌いじゃないけど太田の宗教に関する発言や特番でたくさんの芸人が集合している時の暴走がひどすぎるし不快だから」(埼玉県・40代女性)
「ネタは結局人の悪口。トークでは太田さんは頑固で人の意見を聞かない。自我を通すのが不快」(埼玉県・50代女性)
〈2位〉とんねるず(ほぼ石橋) 78票
「石橋が高圧的だから」(石川県・60代男性)
「石橋貴明が昔から威張っていて、後輩芸人たちをいじめるみたいなところがたくさん見受けられて不快」(千葉県・40代女性)
「時代にそぐわないと思う」(埼玉県・30代男性)
〈3位〉上沼恵美子 67票
「ヒステリックな反応が気になる。自分の好き嫌いだけですべてを語っている」(北海道・30代男性)
「なんとなく威張っている感じがする」(千葉県・50代女性)
〈4位〉ダウンタウン 63票
「他人をからかったり、いじめて喜んでいるだけ」(静岡県・60代男性)
「偉そうな態度が見ていて気分が悪くなる。特に、格下の芸人に対する扱いが気になる」(神奈川県・50代男性)
〈5位〉明石家さんま 61票
「面白いんだけどうるさすぎる」(千葉県・60代男性)
「独りよがり、いい年して女好きで気持ち悪い」(東京都・50代男性)
〈6位〉ラサール石井 59票
「そもそも芸人なのか俳優なのかどうかもわからないが、すべてが中途半端なのに偉そう」(東京都・40代男性)
「最近はSNSで政治的な発言が多く、しかも特定の政党やその中の人物を小バカにしたような発言が多く存在意義がわからない」(北海道・50代男性)
「どれだけ優秀な人なのかは知りませんが、そのことを鼻にかけている感じがして嫌です」(神奈川県・60代男性)
〈7位〉久本雅美 51票
「劇団員らしいが大阪のノリとしても発言が面白くないし、どこに需要があるのか謎」(北海道・50代男性)
「やっていることは数十年前のままで飽きた」(神奈川県・50代女性)
「年齢的に下ネタや男の人を美味しそうという姿が痛々しい」(千葉県・40代女性)
〈8位〉ビートたけし 42票
「昔から何を言っているのか聞き取れない」(愛知県・50代男性)
「つまらなくなった」(宮城県・60代女性)
「監督した映画のバイオレンス趣味が苦手」(埼玉県・50代男性)
〈9位〉カンニング竹山 38票
「いつも怒鳴ってるイメージだから」(北海道・40代男性)
「話し方が嫌い」(新潟県・60代男性)
〈10位〉出川哲朗 36票
「無理しすぎ」(埼玉県・60代男性)
「暑苦しい」(埼玉県・50代女性)
当時の芸風と時代にズレが生じている
一方の関西出身芸人も、“西の女帝”こと上沼恵美子(67)が関東では3位、関西では2位にランクイン。
「いつも攻撃的でトゲトゲしい感じが好きではない」(大阪府・60代女性)、「面白いとは思うが、上から目線すぎる」(京都府・50代男性)などの声があり、彼女の持ち味が嫌われる原因になっているようだ。
「彼女は関西で好感度が高いイメージがあったので驚きました。上沼さんもとんねるずさんも、本人の芸風と時代にズレが生じていますよね。2000年代までは、攻撃的で毒がある笑いが好まれましたが、今は真逆。
東も西も“誰も傷つかない笑い”が求められています。視聴者は戦争や経済不安など、つらい現実から逃れるために、テレビには平和を求めるようになっていることの表れではないでしょうか」(前出・野呂さん)
好きであれ、嫌いであれ、視聴者の感情を揺さぶるのは、第一線で活躍しているからこそ。長年、表舞台に立つベテラン芸人たちに拍手!
【関西編】嫌いなベテラン芸人TOP10
〈1位〉爆笑問題(ほぼ太田) 106票
「太田の自由気ままで周りに迷惑をかけていそうなところ」(鹿児島県・60代男性)
「態度が不遜。社会のこともあまりわかっていないのに知識人ぶった発言でズレたことをよく話している」(奈良県・40代男性)
「個人の意見が世間一般からかけ離れている」(大阪府・60代男性)
「太田の人をバカにした傲慢さがイヤ。田中に関しては、特になし」(京都府・60代女性)
〈2位〉上沼恵美子 90票
「昔からの気の強さがどんどん悪化している」(兵庫県・60代男性)
「いつも攻撃的でトゲトゲした感じが好きでない」(大阪府・60代女性)
「偉そうだから。若いころ売れっ子だったという上から目線がいや」(広島県・30代男性)
「人の悪口ばかり。聞きたくない」(広島県・60代男性)
「面白いとは思うが上から目線すぎる」(京都府・50代男性)
〈3位〉とんねるず(ほぼ石橋) 84票
「石橋貴明が偉そう」(大阪府・50代男性)
「面白いと思わない」(奈良県・40代女性)
「最近の若手芸人と逆で人を貶めて笑いをとるようなところが大変不快」(京都府・30代女性)
「石橋貴明のパワハラやセクハラは今の時代に合わない」(兵庫県・50代男性)
〈4位〉ラサール石井 67票
「芸で注目されなくなった芸人の末路」(大分県・50代男性)
「昔はクイズ番組などで賢く面白かった。最近は政治に変な意見を述べているだけ。やめてほしい」(高知県・60代女性)
〈5位〉カンニング竹山 41票
「怒り芸が好みじゃない」(愛媛県・30代女性)
「芸風だと思うがキレ芸が苦手」(兵庫県・60代女性)
〈6位〉千原兄弟 37票
「たいして面白くもないのに偉そうだから」(大阪府・50代男性)
「こわい」(長崎県・30代女性)
「せいじの『相席食堂』での一般の人に対する発言が失礼すぎて不愉快だった」(兵庫県・30代女性)
「関西芸人の悪いところが出ている。兄弟とも態度が大きいから」(大阪府・50代女性)
〈7位〉ダウンタウン 36票
「浜田は相変わらず人を傷つけて笑いをとる。傲慢さが強い。松本は品格がない」(京都府・60代女性)
「特に浜田の威張っていて、暴力を平気で振るう芸風」(大阪府・60代男性)
「浜田が人の頭をたたいたり、乱暴な言葉を使うのがいや」(兵庫県・60代男性)
〈8位〉ビートたけし 34票
「何を言っているかわからないことが多い」(大阪府・40代男性)
〈8位〉久本雅美 34票
「下品なところ」(兵庫県・30代女性)
「自虐ばかりだから」(滋賀県・50代女性)
「いつまでも結婚できないことを言い続けるのがむかつく」(宮崎県・50代女性)
〈10位〉明石家さんま 30票
「ワンパターンの引き笑いで、自分が面白いと勘違いしている態度が許せん。若いころから偉そうだった」(兵庫県・60代男性)
「見ていて疲れる」(福岡県・40代女性)
教えてくれたのは……
『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日テレ系)の放送作家予備校の公募にて放送作家に。数々の番組をヒットに導いたノウハウを企業広報に生かす戦略的PRコンサルタントとしても活動中
取材・文/とみたまゆり