“下着が好きすぎる私”(本人のインスタグラム引用)こと、木下優樹菜(35)がプロデューサーを務めるランジェリーブランド『リベルタッドマリポサ』が12月4日より販売がスタートした。
“事務所総出”の『タピオカ騒動』は'19年のこと。その後、芸能界を引退したが、'21年に“ヤンキー御用達”ブランドでモデル出演、'22年3月には“一般人”としての写真集発売と、徐々に仕事復帰を進めている。
「下着ブランドの発売日である12月4日は、木下さんの35回目の誕生日。51万人のフォロワーを抱える自身のアカウントでのインスタライブで自ら商品を説明するなど力を入れています。あのような騒動が起こりましたが、基本的に木下さんのファン層は気にしている人はいないと言っていい。17日には下着ブランドの“お渡し会”が開催されます。ファンクラブメンバーを中心に女性ファンが集まるでしょうね」(芸能プロ関係者)
そんな木下が下着とともに“好きすぎる”だろう存在が、J2リーグ『大宮アルディージャ』に所属するサッカー選手・三幸秀稔(29)だ。
仕事復帰した木下と対象的なのが……
「交際が発覚する前から、木下さんは三幸選手の試合会場を訪れ、顔を隠したりすることなく堂々と観戦していました。交際が明るみになってからは、木下さんの家で藤本敏史さんとの間にできたお子さんを含めて一緒に食事をしたり、出かけたりする様子をお互いのインスタにアップし、仲のいい姿を見せています」(前出・芸能プロ関係者)
ブランドをスタートさせ、本格的に仕事復帰し始めた木下と対照的なのが、彼氏である三幸の未来だ。
「サッカーを続けるにしても、来年はさらにリーグのカテゴリーを落としてのプレーとなるかもしれません」(サッカーライター)
三幸は現在、国内トップのJ1リーグから見て2部にあたるJ2リーグでプレー。所属している大宮アルディージャには今季より加入。リーグ開幕直後こそスタメンでプレーしていたが、早々にスタメンを外れ、途中出場することも稀になっていった。
「6月末にケガをして戦線離脱。9月にはチームの全体練習に復帰しましたが、試合に出場することはなく、基本的にはベンチ外。今季は最終戦の1つ前の試合に途中出場したのみとなりました」(前出・サッカーライター、以下同)
三幸に舞い込んだ朗報
三幸は来年30歳となる。木下とは6歳差。世間的には若い年齢ではあるが、サッカー選手としては“ベテラン”となる。
「三幸選手はプロサッカー選手として、かなりの岐路に立っているといえます。今年のケガは全治6週間の肉離れでしたが、彼は以前靭帯損傷の大ケガを2度負っています。サッカー選手にとって膝靭帯のケガは“治っても以前の感覚とはまるで変わってしまった”という人もいるような大きなものです。
ベテランという年齢に加えて、“ケガをしがち”という要素は、チームとして非常に抱えづらい存在ではあります。そういったマイナス要素を補う良いパフォーマンスをして“プラス”に転じられれば……というところ。今季最後の試合出場は10数分だったとはいえ、チーム首脳陣としては“来年、三幸は使えるのか”の見極めという意図は少なからずあったでしょう」
三幸はこの試合の後となる最終戦はベンチ外だった。
「“戦力”であるなら、最低でもベンチに入れたのでは……と少し意地悪な見方もできますね。ケガからは復帰しているわけですからね」
しかし、そんな三幸に朗報(?)が。
「来季から『松本山雅FC』の監督に霜田正浩さんが就任することが発表されました。霜田さんは三幸選手にとって非常に大きな存在で“恩師”です。'15年に三幸選手は膝のケガで、プロサッカー選手としては痛恨……というより復帰は絶望的ともいえる1年間どこのチームにも所属できない“浪人生活”を送ったのですが、霜田さんは自身が率いていた当時J2の『レノファ山口』に来るよう声をかけたのです」
三幸は『山口』にてキャプテンになるなど中心選手として活躍。恩師に報いた。
「『山口』に三幸選手を呼んだ霜田さんは、今季のはじめ『大宮』の監督を務めていました。三幸選手が『大宮』に移籍したのも霜田さんの存在があったからです。さらにいうと、霜田さんは、監督を務めるチームに以前の“教え子”を呼ぶ傾向が強い指導者です。サッカーファンは、そういった選手たちを『霜田チルドレン』などと呼んだりするほど。三幸選手本人が霜田さんを慕う気持ちが強いこともあって、“チルドレン”の最たる存在としていちばんに名前が上がるのが三幸選手なのです」
関係を続けるならば“単身赴任”
Jリーグは今シーズンの試合はすべて終了し、現在は来季に向けて“契約更新”か“契約終了”か、という時期に入っている。『大宮』も契約を更新した選手を続々発表している。現時点(12月8日)で三幸の名前はそこにはない。
「ベテラン選手はたいていの場合、1年間の単年契約です。“来年”のさらなる成長、もしくは変わらないクオリティを見せてくれるかは、年をとればとるほど難しいからです。三幸選手の『大宮』との来季の契約はかなり難しい状況でしょう。そうなれば霜田さんが再度“拾う”可能性は高い。松本山雅はトップのJ1から数えて3部にあたる『J3リーグ』。“下部ならまだやれる”という考え方もあります」
現在、三幸は木下と“半同棲”状態にある。所属チームは『大宮』が本拠地。チームでの練習後でも都内の木下家を訪れるのはそう難しくはないだろう。
「『松本山雅』は長野県ですからね……。平日ほぼ毎日練習があり、週末に試合があるなかでひんぱんに都内まで行くのは不可能。関係を続けるならば“単身赴任”となるでしょう。移籍の多いサッカー選手は、家族と離れ単身赴任でプレーする選手は少なからずいます。
ただそれ以上に金銭的な部分への影響が大きい。三幸選手は昨年、J1『湘南ベルマーレ』でプレーしましたが、今年はカテゴリーの落ちるJ2『大宮』でプレー。仮にですが、来年J3『松本山雅』となると大幅な給料ダウンは避けられません。
J3のチームは、『プロ契約選手の保有人数が3人以上』という規定。つまり“全員とプロ契約しなくてもOK”。よって年俸制のプロ選手もいれば、月収10万円台、低い人では数万円というバイトをしなくては暮らせない選手が入り混じります。年俸制のプロ選手すらJ1・J2と比較すれば、かなりの低い年俸でプレーしています。リーグのカテゴリーが下がるということは、給料が下がるということと、ほぼイコールなので……」
単身赴任、給料ダウン……三幸は“プロ”でいられるか。