《最後は日本一のオリックスでしょ なんで巨人で締める必要があるの?》
《その配慮は中居くん嬉しいのだろうか?》
12月11日に放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)。1年の日本プロ野球を振り返る恒例の番組だが、そのエンディングが、SNS上で物議を醸している。
番組締めの“巨人優勝シーン”が物議
「今年は司会の中居さんが、体調不良による休養中のため不在。エンディングでは、中居さんがファンであることを公言している読売ジャイアンツが過去に優勝した際の映像が流されました。中居さんのファンからは《スタッフさんの粋な演出に泣ける》と好意的な声が寄せられていますが、一方で野球ファンからは“26年ぶりの日本一に輝いたオリックス・バファローズの映像を流すべき”という不満が上がっていて、ネット上で賛否両論となっています」(テレビ誌ライター)
視聴者が番組で感じた違和感は、それだけではなかった。
「中居さんは番組冒頭にVTRで出演し、“1年の締めくくりは、珍プレー、そしてプロ野球でお楽しみください”と、笑顔でメッセージを届けました。この映像は休養発表前に録られたものでしたが、“首まわりが細くなり、頬もこけてるように見える”と、その姿を見た多くのファンが不安を隠せずにいるのです」(同・テレビ誌ライター)
映像で中居は帽子やメガネを着用しており、照明などの影響で実際の姿以上にやつれて見えてしまった可能性も否めない。しかし、ネット上では、
《やせすぎじゃない? マジでヤバイやつじゃ……》
《さすがにあの激ヤセぶりは心配すぎる》
といった声に加えて、前述した番組のあきらかな“巨人推し”の構成を受け、
《逆にこれだけ忖度しまくると本当に容態が心配になるわ》
《やばいんかな。普段あんな巨人贔屓(びいき)は番組ではせんのに》
と、その病状の重篤さを危惧する声が多数寄せられている。
さらに、一部ではこんな報道も。
「中居さんは11月4日から約1か月を予定していた休養を年内いっぱいに延長することを発表しました。ただ、近しい関係者はもっと早い段階で“年内の復帰は絶望的だ”と感じていたといいます」(スポーツ紙記者)
関係者の“予想”には、複雑な背景があるという。
「中居さんは7月に急性虫垂炎で入院し、10月には体調不良でふたたび休養を発表。11月には3度目となる休養を発表しましたが、実は9月と11月に病院で手術を受けていたそうなんです。11月の手術は数十分で終わる予定だったものの、オペ室で不測の事態が起きたようで、思った以上に難航。想定を超える時間の手術が“深刻な病状”を物語っているのでは、とする報道もあります」(同、スポーツ紙記者)
しかし、本人は、
「病名や症状について、具体的なこと何も言っていない。濁しているということは、なんとなくごまかしている」
「うまくごまかされていただきたい」
と語っており、あくまで明言は避けている。
そんな中居に、“仲間”からは優しいエールが。
「SMAPとして長らくともに活動していた香取慎吾さんは、都内で開催した個展の取材会で中居さんについて聞かれて、“ゆっくり休んでとか言われるのも好きな人ではないので、そっと応援しています”と、旧知の仲だからこそ負担をかけないよう、気遣いの溢れるコメントを寄せました」(同・スポーツ紙記者)
ネット上には《そうか、そっと応援すればいいのか》と、香取の姿勢に共感する声も。プレッシャーを感じることなく休養してほしいところだが、関係者の心配は尽きなくて……。
VTR出演は責任感の強い中居らしさ
「『珍プレー』やTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、自身のラジオ番組など、中居さんは休養中も、事前収録した音声や映像で冠番組に出演しています。それは“体調不良で休養するけれど、番組に迷惑をかけないよう、休む前に音声や映像を録っておく”との判断をしていたということ。自身の休養よりもスタッフやファンのことを気遣うのは、責任感の強い中居さんらしい。ですが、もし今後、無理して復帰を前倒ししたりするようなことがあれば、“完全復活”に支障をきたす事態もありえるでしょう」(テレビ局関係者)
今は焦ることなく十分に休むのが、何よりも“好プレー”だろう。