「本人が近況など自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので……」
11月30日に57歳を迎えられた秋篠宮さま。誕生日に際しての記者会見で、長女の眞子さんについて問われると、そう言葉を濁された。
前代未聞のアクセス制限
「“申しているようで”という伝聞形式から、眞子さんと直接連絡を取っておられないことが伝わり、父娘の溝がまだ埋まっていないことが露呈しました」(皇室担当記者)
一方、ニューヨークで2度目の年越しを迎える小室さん夫妻は、帰省をすることもなく徹底して日本から距離を置いてきた。
「圭さんの勤務先である『ローウェンスタイン・サンドラー』という法律事務所のホームページには、在籍している弁護士のプロフィールや写真が載っています。圭さんの顔写真もアップされているのですが、結婚騒動を機にアクセスが集中したからか、昨秋以降は日本からホームページが見られなくなっていました」(同・皇室担当記者)
弁護士への依頼を目的とせず興味本位で閲覧する日本人が多く、法律事務所も強硬手段に踏み切らざるをえなかったのだろう。
「サイバー攻撃のおそれがある場合、特定の個人や団体からのアクセスを制限することはありますが、法律事務所が特定のエリアからのアクセスを制限するのは前代未聞なのでは」(ニューヨーク州の弁護士資格を持つ清原博弁護士)
圭さんが受けた3度目の司法試験の結果が今年10月に発表されると、世間の風向きは多少なりとも変わった。
“日本人顧客を独り占め”する狙いも?
「見事合格した圭さんが手続きを終え、正式に弁護士登録されるのは早くて年明けの見込みです。アソシエイト弁護士として働き始めたら、初年度の年収は約3000万円に及ぶ、とも報じられました」(皇室ジャーナリスト)
“上昇気流”に乗じてか、法律事務所のホームページにも変化が。
「つい最近、日本に対するアクセス制限が解除されたんです。ちょんまげにスーツ姿で満面の笑みを浮かべる圭さんのポートレートが見られます」(前出・皇室担当記者)
顧客への窓口ともいえるホームページが突然“日本解禁”した理由について、前出の清原弁護士に聞くと、
「日本からの依頼を期待しているのかもしれません。圭さんのプロフィール欄には“日本語が流暢である”と記載されており、日本人顧客をターゲットにしていることは明白。日本企業がアメリカでの案件などで、現地にいる日本人の顧問弁護士を探したとき、“日本語ができる”圭さんに自然とたどり着くはずです」
圭さんは、ニューヨーク在住の日本人弁護士たちの間でも一目置かれているという。
「皇室はその伝統と歴史の長さから尊敬の念を抱かれています。眞子さんとの交流、ひいては皇室との接点を狙うクライアントがいれば、圭さんとしては絶好の営業チャンス。 “元皇族の夫”という肩書は、どんな一流弁護士でも手に入りません。“せっかくだから記念に”と依頼する人もいるでしょうし、今後、圭さんが日本人顧客を独り占めすることも十分ありえますよ」(現地在住の日本人弁護士)
タダでは転ばない圭さんの逆転劇が始まるかもしれない。
清原博 国際弁護士。アメリカの法律事務所で勤務後、帰国して『むさし国際法律事務所』を開業。多数のメディアに出演する