《この度ドンキ公式キャラクターを「ドンペン」から「ド情ちゃん」に交代する事が決定いたしました》
12月16日、「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」の公式ツイッターにて突如発表されたの“公式キャラ”変更。可愛らしいペンギンの「ドンペン」から、「ド」の文字に手足の生えたちょっとシュールな「ド情ちゃん」への変更に、SNS界隈では悲しみの声が広がった。
「ドンペン」から「ド情ちゃん」、広がる“横読み”画像
「ドンペンはぬいぐるみやTシャツが販売されるなど、その人気は企業のキャラの枠を超えてるかもしれませんね(笑)。ドン・キホーテといえばドンペンとなるぐらい、世間に浸透しているので、今回の変更には驚きやら悲しみやらあると思いますよ」(カルチャー誌編集者)
そんなサプライズ報告の一方で、Twitter界隈ではとある画像が出回っている。
「ドンペンとド情ちゃんが並んでいる画像なんですが、そこに載せられたメッセージに“横読み”が隠されていたんです」(Webライター)
その画像にはこんな文字が並んでいる。
《ドンペン側》
ただのペンギンだったドンペンが
たくさんの方に愛され、
かわいがってもらいました。
いままでホントにありがとう。
またどこかで会えると信じてます。
すごく幸せでした!
《ド情ちゃん側》
こんにちは!
チェンジの時は今
ライバルとして突如現れ
はたからみるとかなりシュール…
ほとんどクロのただの文字だけど、ド
ンキを背負って立つにふさわしい。
きっとみんなから愛されるよ!
頭文字を読んでいくと、「たたかいます」「こチラはほンき」となっているのだ。この横読みは瞬く間に拡散され、このあとに何かが起こるのか?とざわつかせている。さらには、ドン・キホーテの吉田直樹社長と思われるアカウントが突如として現れ、
《社長の吉田直樹です。私も事情がわからず関係部署に確認します》
《ちなみに本物です》
と、もしかして社長も把握しきれてない公式キャラの変更? 一体、何が起こっているのか? 広報に直接、話を聞いた。
広報直撃! ドンペンが残した“横読み”の謎
ーー今回の公式キャラクター変更は事実ですか?
「今回キャラクター変更をする予定ではありましたが、お客さまより想像以上の反響をいただきまして、現在、再度協議している状態です。大変お騒がせしてしまって、誠に申し訳ございません」
ーーツイッター上で拡散されている“横読み画像”ですが、「こちらはほんき」「たたかいます」の意味は?
「こちらの画像は弊社からだしている画像ではありますが、“横読み”の狙いは特にはありません」
ーー吉田直樹社長と思われるアカウントをリツイートされてますが、こちらは社長ご自身のアカウントで間違いないですか?
「こちらのアカウントは社長本人のものでございます」
ーー今回のドンペン卒業を悲しんでいる人々に何かメッセージをお願いします。
「想像以上の反響をいただきまして、大変驚きました。日々、たくさんのお客様に店舗へご来店いただき、日頃より感謝のお言葉などを直接いただいておりますが、キャラクターのドンペンにも同じように熱いご支持をいただいて、これまでやってきて良かったなと大変ありがたく思っております。
ファンのみなさまのドンペンへのお気持ちを改めて再認識いたしました。今回、大変お騒がせしてしまって、重ねてお詫び申し上げます」
最後に個人的にドンペンのままが良い!と思っていることを伝えると……、
「ありがとうございます! 真摯に受け止めさせていただきます(笑)」
とのことだった。クリスマス前に大きな話題を作ったドン・キホーテ。反響の多さにドンペンの続投もあり得るかもしれない。可愛らしいサンタのドンペンを来年も見れるといいのだが……。