「キミならどこ行ってもやれると思う。頑張って」
和田アキ子がこうエールを送ったのは、TBSアナウンサーの国山ハセン。ハセンは、2022年内いっぱいでTBSを退局して、2023年からはWEBメディアに転職することが決まっている。
転職先の仕事内容
「12月18日の『アッコにおまかせ!』に、国山さんが久しぶりに出演しました。その際、“国山アナをよく知る4人の女性にTBS退社の裏側を聞いた”と題したコーナー企画が放送されたのです。これは国山さんにとって、完全にサプライズだったようです」(テレビ誌ライター)
その4人とは、フワちゃん、ゆりやんレトリィバァ、TBS“看板”報道番組『news23』で共演する小川彩佳アナ、そして和田アキ子。3人による応援メッセージVTRが流れて、最後はスタジオで和田が直接、ハセンを激励したのだ。
「国山さんは『おまかせ』だけでなく、ほかの番組にも出演していました。和田さんは、事あるごとに国山さんにいろいろなアドバイスをしていたそうです。TBSを退局する彼を、和田アキ子さんという芸能界の大御所が、冠番組で送り出したのを見ると、局内での人望は案外、厚かったんだなと思いました」(同・テレビ誌ライター)
そんなハセンがTBSを辞めて転職する先は『PIVOT(ピボット)』というWEBメディアを運営する会社。
「2021年に創業したばかりのITベンチャー企業です。創業者は、経済ニュースを扱うWEBメディアの『東洋経済オンライン』や、キュレーションサイトの『ニューズピックス』で編集長を歴任した人物。『PIVOT』では、ビジネスパーソンをターゲットとした、動画によるさまざまなニュースを扱っています」(ネットニュース編集者)
新天地では仕事ぶりを密着される?
ホームページで紹介されている同社の人材は、大手広告代理店出身者や元新聞記者、大手出版社から転職してきた編集者などの多彩で輝かしい経歴がズラリ。そこに、TBSのエースアナであるハセンも加わる予定なのだ。
「動画をメインにしたWEBメディアなので、国山さんはアナウンサーという経歴を活かして、今後も『PIVOT』に顔出しで登場するのかと思っていたら……、どうやら違うようです」(同・ネットニュース編集者)
ハセンは自身のSNSで《アナウンサー職ではなく、新たな環境で》《新たに挑戦したいことが見つかった》と明かしている。つまり、アナウンサーという仕事とは、まったく違う仕事に取り組むようなのだ。
「それこそカメラを持って動画の撮影をしたり、記事を作成するなど、完全な裏方を希望しているようです。彼は“制作サイド”で仕事を覚えて、自分のやりたいことを実現したいそう。ただ、これまでテレビ局の人気アナだった彼が、どこまで“裏方仕事”に耐えられるかも未知数。
イケメンアナとして、これまでは散々、スタッフにチヤホヤされていたのが、一転していちスタッフ扱いですからね。なので“念のためハセンの仕事ぶりに密着しておこう”と、彼が新天地で頑張る様子も一部始終、撮影されるようです。本人が知っているかわかりませんが、いざとなったら、それを“感動ドキュメンタリー映像”としてネットに公開することも考えられているようです」(前出・テレビ誌ライター)
ただの“客寄せパンダ”にならなければいいが……。