1月4日にSixTONESのアリーナツアー『慣声の法則』が横浜アリーナで開幕。その中で、グループ初の単独ドーム公演が京セラドーム大阪(4月15、16日)と東京ドーム(同月21〜23日)で開催されると発表があり、ツイッターでもファンが喜びの声を上げていた。
しかし、そんなSixTONESファンと一部King&Prince(以下、キンプリ)ファンの間に“亀裂”が……。
SixTONESファンから強い不快感
キンプリは今年5月22日に岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が脱退し、以降は永瀬廉と高橋海人の2人でグループを継続すると決定している。平野と神宮寺は脱退と同時にジャニーズ事務所を離れ、岸も秋には退所する方針だ。
「5月22日はキンプリのデビュー日で、今年は5周年の記念イヤー。本来ならコンサートなどで大々的に盛り上がるはずでしたが、グループの“分裂”が決まったためそれどころじゃない。現状、5人では最後となる単独コンサートの発表もありません」(芸能ライター)
そんな中、4月にSixTONESの単独ドーム公演が行われると発表されたわけだが、ツイッター上の一部キンプリファンは、
「このドームはキンプリの5周年公演のために押さえてたんじゃないか」
「キンプリの今年のドームツアー白紙になった分がSixTONESにいったんかな、とか思ってしまう」
「ストのドーム、キンプリの代替えだったら、最後のコンサート絶望かな?」
などと邪推。
こうした書き込みを目にしたSixTONESファンは当然、
「ストのドーム、キンプリ枠とか妄想が過ぎる」
「キンプリで押さえてたドーム、ストに取られた!って騒いでる方々、どちらからの情報なの?」
「キンプリのドーム枠をストが取ったわけではありません。ドームはストの実力です。素直に祝え」
などと不快感を示した。
「キンプリメンバーの脱退および退所が決まって以降、一部の過激なファンがネット上で“暴走”しては問題視されています。今回もSixTONESや彼らのファンのお祝いムードに水を差してしまったわけですが、年末年始にかけてはSexy Zone(以下、セクゾ)ファンを困惑させていました」(スポーツ紙記者)
ジャニーズは昨年12月31日から今年1月1日にかけて『ジャニーズカウントダウン2022-2023』(以下、『カウコン』)を開催。キンプリも出演し、「5人では最後の『カウコン』」としてファンも注目していた。
一方、セクゾは昨年末、メンバーのマリウス葉の脱退と退所、芸能界引退を発表。マリウスは2020年12月から体調不良を理由に芸能活動を休止していたが、昨年4月発売の「フライデー」(講談社)でヨーロッパ留学を報じられた。
「意味不明」「都合良すぎ」
そして結局、同年12月27日にマリウスの脱退や引退が公に。ジャニーズの発表によると、本人が休業中に「国際的に活躍することができる人物を目指したい」という夢を抱き、残るセクゾメンバー・中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡も「新たな挑戦へと送り出す」決断をしたそう。そんなマリウスは最後に『カウコン』のステージに立ち、セクゾの一員としてファンの前に姿を見せて芸能活動を終えた。
年越しの前後はテレビ中継もされ、マリウスはたびたびカメラに映ったり、コメントを振られたりしていた。すると、ツイッター上ではやはり一部のキンプリファンから「キンプリも5人での『カウコン』は最後なのに、全部マリウスに持ってかれた感が否めない」「カメラさん、もうちょっとキンプリ抜いても良くない?」といった不満声が……。
このような声に対し、セクゾファンは、
「マリウスは『カウコン』で最後だけど、キンプリはそうじゃないじゃん」「キンプリはまだ残された時間あるんだから」などと指摘。
また、「キンプリのファンは何しても怒るっていうイメージになってる」「『5人で最後』って言われたら怒るくせに」という苦言もみられた。
「実際、昨年12月3日に生放送された音楽特番『ベストアーティスト2022』(日本テレビ系)にキンプリが出演した時、番組司会の嵐・櫻井翔が『このメンバーでの「ベストアーティスト」出演は今夜が最後になる』と触れたところ、ツイッター上のキンプリファンは『ファンの気持ち考えて』と櫻井を批判。それなのに『カウコン』ではキンプリにも“特別待遇”を求めたため、『意味不明』『都合良すぎ』などと呆れるネットユーザーも少なくなかったのです」(テレビ局関係者)
もちろん、キンプリが5人ではなくなる前に単独コンサートが開催されると良いとは思うが、いまだに暴走気味のファンがいる以上、開催地域数や会場規模などでも物議を醸しそうだ。