元横綱・貴乃花(貴乃花光司)と元フジテレビアナウンサー・河野景子の次女・白河れいが、1月8日に芸能界デビューを発表。9日から早速レギュラー番組に出演したものの、ネット上では大ブーイングが巻き起こり、炎上状態となっている。
現在20歳の白河は、1月8日に “初仕事”として、都内の明治記念館で「芸能界デビュー&新成人晴れ着お披露目会」を開催。黒地に椿の柄が入った振袖姿で記者の前に登場し、「海外で活躍できる女優になる」などと目標を語った。
「家族との共演はNGです」
「幼少期から芸能界に憧れがあったものの、高校時代は留学し、学業に専念していたという白河さん。大学入学後、本格的に芸能界入りするべくオーディションを受け、俳優の黒谷友香さんらが所属するスペースクラフトエージェンシーから声がかかったとか。『親の力を借りるのではなく、自分の力でやりたいと思った』ため、所属が決まってから家族に芸能界入りを明かしたそうです」(スポーツ紙記者)
貴乃花と河野は2018年に離婚しているが、白河は「(貴乃花とは)17歳の誕生日にプレゼントを買ってくれた時に会ったのが最後。最近は会えてない」と告白。芸能界デビューしたことも伝えていないという。一方、河野からは「頑張っておいで」と背中を押され、「本当に仲良し」だという兄で靴職人の花田優一も、「すごく心配してくれていますが、応援もしてくれています」と話していた。
「そんな白河は翌9日、フジテレビ系の新番組『ぽかぽか』に月曜レギュラーとして登場。同日からスタートしたお昼のバラエティ番組で、お笑いコンビ『ハライチ』とフリーアナウンサーの神田愛花さんがMCを務めています。トーク中に“NG項目”を聞かれた際、白河さんが『あんまりないんですけど、家族との共演はNGです』と答えてスタジオを沸かせる場面も。まずまずの滑り出しを切ったのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、河野の“古巣”でいきなりレギュラーを獲得した白河に対し、ネット上には辛辣な声が続出した。
「ど素人がいきなりレギュラー出演とは、母親のコネ以外の何物でもない」
「親が有名人というだけで芸能界入りできてよかったね」
「親の力を借りたくないと言ってたのに、完全に矛盾してる」
といった批判が多数上がっている。また、「兄が兄だけに、妹のことも素直に応援できない」「優一の印象が最悪だから、娘は苦労するだろうね」など、兄・優一に絡めて指摘する声も少なくない。
貴乃花VS花田優一の暴露合戦
「優一さんは高校卒業後に靴職人として都内に工房を設け、受注生産で制作を受け付けていました。その後、2017年に芸能事務所に所属し、並行してタレント活動を開始。しかし、翌年に『フライデー』(講談社)が、靴を注文した客から『商品が届かない』とのクレームが続出中だと報じたんです。同時期には、芸能事務所との契約解除も発覚。本業の靴作りをおろそかにしていた優一さんを見かねて、貴乃花さんが事務所に解雇を申し出たといわれています」(芸能ライター)
そんな貴乃花は、21年1月に行われたCMオンライン発表会に出席した際、優一を「完全に勘当している」と告白。2人はその後、週刊誌を介した“親子げんか”に発展し、世間を騒がせた。
「優一さんが『週刊女性』(主婦と生活社)で父親の暴力などを暴露するも、貴乃花さんは『週刊文春』(文藝春秋)で真っ向から否定。その上で、優一さんが起こした仕事上でのトラブルなどを証言するという、大掛かりな暴露合戦が勃発したんです。
この時、ネット上では『貴乃花のほうが信頼できる』『こんな息子、勘当したくなるわ』といった声が目立っており、優一さんを味方する人はほとんどいませんでした。世間的には“お騒がせタレント”というイメージの強い優一さんですが、白河さんもそのような立ち位置になってしまう可能性は否定できません」(前出・芸能ライター)
ただでさえ世間から厳しい目で見られる二世タレントであるうえに、トラブルメーカーの兄を持つ白河。家族の評判に左右されないぐらい、自分の実力で成功を掴み取れると良いのだが……。