5月22日をもって平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)がKing & Prince(以下、キンプリ)から脱退し、順次ジャニーズ事務所から退所する。このショッキングな発表以降、一部のキンプリファン(通称:ティアラ)が暴走を続けている。
ティアラ「文春頑張れ!」とエール、続く暴走
脱退発表後に公開されたファンクラブ限定動画で、脱退する3人の口から、希望している海外活動について今のままでは「到底無理」、「もう遅い」といった発言があった。しかし、一部ティアラは3人が「事務所に言わされているだけ」、「本当は5人で活動したいはず」と信じて疑わず、SNSを通じ様々なアクションを起こしている。
「彼女達は『#ティアラはキンプリを救いたい』といったハッシュタグを拡散させ、キンプリメンバーの脱退白紙と事務所社長退任を求めるオンライン署名運動を起こしていました。
また、キンプリメンバーの撮影現場に押しかけ、コンサートグッズのうちわを掲げて声援を送ったり、ジャニーズの他グループのライブでも『キンプリを助けて』といったメッセージボードを掲げたりしているようです。
脱退する3人がすでに事務所から冷遇されていると思い込み、公正取引委員会に申し出をする運動も起きていました」(大手芸能事務所関係者)
そんな中、ジャニーズ事務所は、昨年11月に脱退メンバーと事務所の軋轢を報じた『週刊文春』の記事に対し、発行元の文藝春秋を名誉毀損で訴えた。
これについて、一部ティアラからは事務所を悪と決めつけ、「文春頑張れ」と文春を応援する声がネット上で次々とあがり始めている。
《円満退社なら弁護士介した話し合いしないと思うしファンクラブ限定動画だけの脱退報告なんて無いよね?真実を知りたい!文春頑張れ》
《今回ばかりは文春頑張れ!!! #キンプリ》
《文春頑張れ〜ジャニーズ事務所の闇に負けるな〜応援してる頑張って闇をあばいてくれ!!》
こうした『週刊文春』に対する一部ティアラの声援は、古くからキンプリを応援してきたティアラからは良く思われていない様子。その要因として考えられるのが、過去にあった“文春砲”だと話すのは、アイドル雑誌の編集者だ。
古参ティアラから怒りの声
「事務所に残りキンプリを永瀬廉さん(23)と続ける高橋海人さん(23)ですが、キンプリがデビューしてわずか3か月で“文春砲”をくらっています。2018年8月、高橋さんと元AKB48の大和田南那さん(23)が『合鍵通い愛』をしているとの熱愛報道があったんです。
この報道の真偽はともかく、メンバーのプライベートを暴いたとして、当時からキンプリを応援していたティアラは文春に対しいい印象を持っているはずがありません。
今回、『文春頑張れ』と一部ティアラが応援を始めたことに違和感を抱いているようです」
Twitter上では、文春を応援する一部ティアラに対し、
《今文春崇め奉ってるティアラさんたち海人が文春砲出されたときはどうしてたんだろうな。新規だからそれすら知らないのかな》
《おいどうしたティアラ!!!お前、高橋海人のときは叩きまくった文春を今信じてんの?!?!》
《文春頑張れとか言ってる害悪さん達はアホなん?あなた達の退所組の推しが、今後プライベートすっぱ抜かれてもキレるのなしだよ??害悪ティアラさんお得意の手のひら返しはなしだよ?》
と呆れた様子を見せている。
今「文春頑張れ」と声援を送っているのは、過去にあったメンバーへの“文春砲”を知らないからなのか、あるいは、都合のいい時だけ応援する手のひら返しをしているのか。そして、永瀬、高橋はジャニーズに残り、2人でキンプリを続けることを忘れてしまったのか。
一部ティアラの暴走はまだ続きそうだ。