芸能界では“二世タレント”も珍しくないが、今年もさっそく、元横綱・貴乃花(貴乃花光司)と元フジテレビアナウンサー・河野景子の次女・白河れいがデビュー。白河の兄・花田優一が一足先に、2016年からテレビ出演していたが、「二世タレントはただでさえ批判されやすいというのに、白河は兄のせいもあって、デビュー早々にネガティブな声が寄せられてしまっている」(スポーツ紙記者)ようだ。
貴乃花と河野は2018年10月に離婚したが、彼らの間には長男の優一、長女、そして次女の白河と、3人の子どもがいる。昨年のうちに芸能界入りしていた白河は、今年1月9日に放送を開始したフジテレビ系バラエティ『ぽかぽか』の月曜レギュラーを務める形で、芸能界デビューを果たした。
白河れいのデビューに「兄がチラつく」
「白河は同番組で『家族との共演はNG』とコメント。自分の実力で勝負していくため、親のネームバリューには頼らない……と決めているのかもしれませんが、そもそもデビューからいきなりバラエティにレギュラー起用ということで、ネットユーザーの間では『どう考えても親の七光りなのに』と呆れられています」(芸能ライター)
優一がテレビに出始めた頃も、やはり「親の七光り」という声はあった。そんな優一は2017年8月に芸能事務所とマネジメント契約を結び、メディア露出を増やしたが、2018年9月に契約解除。同年11月発売の「フライデー」(講談社)によると、本業である靴職人の仕事を疎かにしてクレームが殺到するなど、トラブルが続出していたことが原因だったようだ。
その後、優一はYouTubeを開設してみたり、歌手や俳優デビューしたりもしたが、それらの才能は開花せず。ちなみに、靴職人については2022年いっぱいで新規受注を一旦休止している。
「白河は家族を共演NGにしているといいますが、本当に避けたいのは兄との共演なのかもしれません。優一のキャラクターは世間で反感を買っていたので、白河のデビューがニュースになった時も、ネット上には『兄がチラついてなんか不快』という書き込みが散見されました。それだけに、優一と共演しても白河の得にはならないでしょうね」(テレビ局関係者)
マイナス過ぎた「兄の暴露」
一方、かつての優一はさまざまな場所で“妹愛”を語っていた。たとえば2017年12月放送の『PON!』(日本テレビ系)では、当時高校生だった上の妹とのエピソードに言及していた中で、「(妹が)大好き。来世は結婚したいくらい」と明かしていた。
また、2018年2月に出演した『おしゃれイズム』(同)では「僕の息抜きは妹」と述べ、「この前も実家に帰って、僕がお風呂に入ってても全然(一緒に)入って」と“兄妹での入浴”も告白。さらに、「『おかえり〜』って(ハグのジェスチャー)」「チューとかしてきます」と“仲良し兄妹のスキンシップ”もオープンにしていたが、この時も上の妹は高校生、下の妹である白河は中学生。ネット上には当時、「妹と風呂に入るとかキスするとか公言するようなことじゃない」「妹さんたちは、学校で何か言われないだろうか。それが心配」との声が飛び交った。
「中学時代の白河がすでに芸能界を目指していたかはわからないものの、結果として、兄の暴露はマイナスすぎました。実際、白河デビューの話題で『兄が一緒にお風呂入るとか言ってなかった?』『溺愛されてる妹だよね』『キスしたり一緒にお風呂入ったりしてる話聞いて引いた』と、優一が語ったエピソードを思い出したネットユーザーは少なくないようなので、そういうイメージを払しょくしていくためにも、兄妹共演だけは絶対NGかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
なお、最近の優一はよくTikTokを更新しており、投稿を見る限りは靴の制作も進めている様子。兄と妹、それぞれのフィールドで活躍できるよう祈るばかりだ。