《今回の記事に掲載されている女性から、櫻井は1000万円を請求されており、指定期日までに対応がない場合、当該女性の納得のいく方法・手段を実施すると伝えられておりました。法外な金額であったことから、櫻井が個人で委任した弁護士を通じて要求を断ったところ、報道がなされた次第です》
1月18日に声優事務所のインテンションが出した、声優・櫻井孝宏(48)についての公式コメントに世間はザワついている。“記事に掲載されている女性”とは1月17日に『文春オンライン』に掲載された櫻井と不倫関係にあったという女性・B子さんのことである。
「昨年10月、櫻井さんはラジオ番組で共演していた放送作家との10年間にわたる不倫関係が『文春』に報じられています。『鬼滅の刃』の冨岡義勇役、『呪術廻戦』の夏油傑役を務めるなど、イケボで名を馳せているの彼ですが、これまでプライベートを語ることはあまりなかったため、ファンにとっても不倫は驚きだった……というか、それ以前に『結婚していたんだ!』と衝撃を受けるファンも少なくなかった。そんなかで、 “第2弾”となるB子さんの告発記事が出た」(アニメ雑誌編集者)
元声優妻が受けたショックの大きさ
アニメ業界に身を置いていたというB子さんは2006〜2021年まで櫻井と交際。『文春』の第1弾報道で櫻井に妻がいたこと、自分以外にも浮気女性がいたことに驚き、「説明をしてほしい」とメールを送ったが、納得のいくものではなかったという理由から告発に至ったという。今後は法廷での争いもありえることを示唆している。櫻井の所属事務所も《顧問弁護士と対応を協議しております》とコメントを出していた。
「2つの不倫報道により櫻井さんの声優業へのダメージは甚大でしょう。さまざまな役柄を演じる彼が女性に性的なメールを送っていたことも暴露され、アニメファン界隈は《今後絶対に不倫のことを思い出す》《キャラクターを見る目が変わる》と大騒ぎになっています。そもそも第2弾の記事が公開される直前には出演を取りやめていたラジオ番組を正式に降板すると発表されたばかりですし……」(同・アニメ雑誌編集者)
記事によりB子さんとのメールのやりとりが流出したなかで発覚したのは、櫻井が妻と結婚したのが2018年の末だったということ。2度の不倫報道が数ヶ月おきで立て続けに報道されたわけだが、
「櫻井さんの結婚相手は同世代の元美人声優です。出会いは20年以上前に遡り、有名になっていく過程をずっと見てきた。2度にわたる不倫報道によるダメージは相当なものだと思いますよ。B子さんとはメールでやりとりもしたようで、その心痛は計り知れないものがあると思います。結婚したことを公表しなかったのも、『独身のほうが不倫がしやすかったから』だと考えたら、ひどい話ですよね……。
奥さんは今でもたまに声優時代の友人と会って食事などをしていたですが、今はなかなか難しいでしょう」(アニメ業界関係者)
実家の父は何を思うのか
報道にショックを受けているのは妻だけではない。愛知にある櫻井の実家の父親もそうだという。櫻井家を知る地元住人は語る。
「学生時代の孝宏くんは学校も嫌いであまり友達が多くなかったようで、授業が終わると家に帰ってテレビを見たりゲームをしたりといったような生活を送っていたそうです。休みの日も友達と遊びに行くといったことは少なく、ご両親は心配しているところもあった。
お父さんは大学に進学してほしかったみたいですが、孝宏くんが18歳になったある日、急に『声優の学校に行きたい』と告げられて驚いたんだとか。当時、声優業はメジャーな仕事でなかったこともあり、大反対をしたそうですよ。しかし、結局は送り出すことに。そんな経緯がありながらも、実は孝宏くんの仕事ぶりはこっそりアニメや雑誌チェックしていたようで、彼が売れていくことを自分のことのように喜んでいました」
現在は廃業しているが、櫻井の実家は精米店を営んでいたという。そこには、時折ファンが訪れることもあったそうで。
「ファンの方がわざわざ訪ねてきて櫻井さんの名前を出すこともあったようです。お父さんからは“応援よろしく”と返してもらったとか。本当に自慢の息子と思っていたはずです」(別の地元住人)
息子が世間の矢面に立っていることに父は何を思うか──。実家の電話を鳴らしてみたところ、出たのは父親だった。話を聞こうとするも、
「申し訳ないですが、お返事はできませんので」
と噛み締めるように答え、報道の件について触れることはなかった。
傷つけられたのは不倫相手の女性だけではない、それは家族も同じで──。