人前に出るのが仕事の芸能人には欠かせないダイエット。ハードなトレーニングや、最先端の方法で減量に取り組んでいる。中には3か月でマイナス14kgを達成したツワモノも!芸能人たちの“勝負をかけた”必勝法をのぞき見。
さらに、ダイエットエキスパートとして活躍する和田清香さんに芸能人たちが実践したダイエット方法について判定してもらった。
《筋肉バリバリつけてマイナス14キロでした!》
と、ダイエットの成果をブログで発表したのは、お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつ。
100kgのバーベルに24kgのダンベル、驚きのスパルタ筋トレ
お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルがプロデュースするパーソナルジム「クリスタルジム」に通い、野田はもちろん、在籍する芸人兼トレーナーたちと二人三脚で筋トレに挑戦した。
ダイエット前は、体重145kg、体脂肪は約52%。自らを「物心ついたときから給食大好きで“デカかった”」と表現していた彼女は、「筋肉をつけたい」という目標を持って、トレーニングをスタート。しかし、その内容は想像のはるか上を行くハードさだった。
ジムのYouTubeチャンネルで公開されている動画では、初めての「バーベルスクワット」(バーベルを持ったままスクワットを行う)で40kgのバーベルにトライ。さらに、膝上までバーベルを持ち上げる「デッドリフト」では、一気に100kgのバーベルを持ち上げるというスパルタぶり。その後も、
《そんなことする?ってくらい腕がパンパンに!》
《ダンベル9キロの次が24キロ持たされてました!》
と過酷ぶりは変わらないが、楽しげなトレーニングの様子をブログで報告。そのかいあって、衣装の腰回りがぶかぶかになるほど体形が変化した。
「まず筋トレ」が“太りにくく痩せやすい身体”への近道
この大成功に「まず筋トレをやったのが正解だった」とダイエットの専門家として和田さんは拍手を送る。
「ダイエットには、まず有酸素運動がよいと思われがちですが、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動だけ行うと、筋肉は減ってしまいます。
逆に、筋肉をつけて高代謝の身体にしておけば、日常生活の動きでも脂肪が燃えるようになるので、より痩せられますし、太りにくくなります」(和田さん、以下同)
145kgという“プラスサイズ”の体形から絞ったことは、健康面から見ても正解?
「脂肪が少なく細身のほうがよいと思われがちですが、体形だけを見て“痩せたほうがよい”とは一概にいえません。痩せすぎて逆に体調を崩しやすくなることも。安藤さんも、体重や見た目にとらわれることなく、元気に動ける身体でいることが一番です」
教えてくれたのは……