大谷翔平が所属するメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルス。日本時間1月24日にオーナーのアート・モレノ氏が球団の売却を中止し、'23年以降も球団を所有することを発表した。
「オーナーのモレノ氏は'03年にウォルト・ディズニー社からエンゼルスを買収。当初はアメリカン・リーグ西地区で地区優勝を5度果たすも'14年を最後にプレーオフに進出できず、低迷が続いていました。昨年8月に球団売却の手続きを行うと発表され、複数の候補が挙がっていましたが、売却中止という判断をしたようです」(スポーツ紙記者)
大谷翔平の“プレー先”は?
3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場する大谷。日の丸を背負って活躍する姿が待ち遠しいが、早くも去就について注目されている。
「大谷選手は昨年10月に年俸3000万ドル(約39億円)の1年契約を結びました。今シーズンが終わればFA(フリーエージェント)となり、全球団と交渉可能。史上初の総額5億ドル(約650億円)以上の契約になるのではないかと予想されています」(同・スポーツ紙記者)
再び移籍報道が過熱しているが、大谷はどこでプレーすることになるのか。スポーツライターの梅田香子さんはこう話す。
「移籍は個人成績よりチームの成績次第。トレード期限までに優勝争いができていないと、上位のチームにトレードという話も出てきます。ただ、エンゼルスはこのオフ、補強に重きを置き、資金を注いでいるので、優勝争いができる戦力はあると思います」
大谷翔平の女性関係について
今年のシーズンが終わればFA。メジャーでは戦力均衡のため、チームの総年俸が一定額を超えると贅沢税と呼ばれる“罰金”を支払う必要がある。その基準を超えてでもエンゼルスは巨額な年俸が必要な大谷と契約を結ぶのか。
「オーナーのモレノ氏は贅沢税の基準を超えることを避けてきましたが、メジャーリーグ全体の流れが変わり、贅沢税を払ってでも、積極的に補強する傾向が強まっています。その背景には昨年からアップルがメジャーリーグ週2試合の放映権を年間8500万ドル(約99億円)で契約するなど、放映権料が高騰していることがあります。放映権収入は各球団に分配され、球団の収益は増えているので、お金を出す可能性はあります」(梅田さん)
“争奪戦”が起こっているのは、球団間だけではないようで……。
「現地の女性リポーターなど大谷選手に魅了されている人は多いですが、特に躍起になっているのは日本の女性アナウンサーです。現地の女性記者も驚くほど、目の色を変えて大谷選手を取材していますし、プライベートで観戦する人も。大谷選手を狙う女性は関係者だけでも日米合わせて50人はいるかと思いますね」(現地メディア関係者)
では、実際のところ、大谷の女性関係はどうなのか。
「大谷選手に関してはそういった浮いた話をまったく聞きません。日本人選手が通っている飲食店などにも行っていないようです。水原一平通訳がテイクアウトで買ったり、ウーバーイーツを頼んだりすることはあるみたいですが。この先、結婚するとしても、相手は一般の方で名前や写真も公表しないような気がします」(梅田さん)
歴史を変え続ける二刀流の“落ち着く”先は……。
梅田香子 スポーツライターとして、野球以外にもフィギュアスケートやバスケットボールなど多くのスポーツに精通。現在はアメリカに在住し、大リーグを中心に取材活動を行う