《これからも作品作りに真摯に向き合いたいと思っています》
昨年12月30日、渡辺謙が発表した“独立”の知らせは、関係各所を驚かせた。
「謙さんは、21年間所属した大手芸能事務所『ケイダッシュ』を12月31日で退社。所属することになった2002年の前年、謙さんは当時の妻が多額の借金を抱えており、騒動になっていました。その後、2003年に世界的に大ヒットした映画『ラスト サムライ』に出演。2006年にはクリント・イーストウッド監督作品の『硫黄島からの手紙』で主演を務めるなど、彼のハリウッド進出を支えたのがケイダッシュでした」(芸能プロ関係者)
私生活では、前述の妻と2005年に離婚後、同年にドラマで共演した南果歩と再婚。ところが、21歳下の元ホステスとの不倫が発覚し、2018年に再び離婚。そんな渡辺を事務所は長らく見守ってきたが、独立の背景にはこんな話が。
「関係者の間では、不倫発覚後から一緒に暮らしているという元ホステスの女性が、独立をすすめるなど謙さんに入れ知恵しているのでは?と囁かれています。中には、その女性の影響で“再々婚して、彼女に金を残したいと思うようになっているのでは”と勘繰る声も」(同・芸能プロ関係者)
独立発表の際、《世界への挑戦をずっと支えてくれた川村会長が「可愛い子には旅」と快く送り出してくれました》と、事務所会長の名前を挙げて円満退社であることをアピールした渡辺。そんな彼が女性と暮らすのは、長野県・軽井沢にある自宅。
元妻とも使った別荘が現在の住処
「以前は、南さんと結婚していたころに別荘として使っていた家です。それを離婚の際、財産分与で所有することに。静かで環境もいい地域で、立派な邸宅が並んでいます。謙さんの家は、もともとは有名な文豪が住んでいたようです。都内で住んでいた家は南さんのものになったので、ここ数年は基本的に軽井沢で生活しているみたい」(ワイドショースタッフ)
渡辺本人も2020年1月に出演したテレビ番組で、住民票を軽井沢に移したことを明かしている。
1月下旬、女性と暮らす家の周辺で話を聞くと……。
「近くにあるスーパーで見かけましたよ。世界の“ケン・ワタナベ”が、ラフなジャージ姿で買い物をしていてちょっと驚きました。お酒コーナーを物色した後、手頃な値段のワインを手に取っていました」(近隣に住む住民)
意外にも質素な生活ぶりを、渡辺の知人はこう語る。
「独立して、今後は俳優としての真価がさらに問われるようになることを、謙さんはよく理解している。いま一度気を引き締めて、再々婚がたびたび噂になる彼女ともいつか“ケジメ”をつけるため、節約生活を送っているのかも」
長年世話になった古巣を離れ、ひっそりと愛を育み続ける渡辺。ついに“ラスト”の恋となるか!?