今年に入り、一般人による飲食店などでの“迷惑行為”が大問題になっている。たとえば、回転ずしチェーン・スシローでは未成年男子がほかの客も使用する醤油ボトルや湯飲みを舐め回す様子などを撮影した動画がSNS上で公開、拡散され、ネットニュースだけでなくテレビの情報番組などでも連日取り上げられる事態に発展。
「あーんプレイ」が物議
このニュースに対し、さまざまな有名人も苦言を呈しているが、マスコミ関係者からは「過去、寿司店など飲食店での振る舞いが物議を醸した有名人は、今、何を思っているのか」(テレビ誌ライター)との指摘も……。
「2019年12月放送の『超ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出演した俳優・高嶋政宏さんは、自身の“食に対するこだわり”を語っていた中、寿司に関して『(職人に握ってもらった後、)置いた瞬間に食べないと、重力で潰れちゃう』と力説。その“置いたら潰れる”を回避するため、高嶋さんは『寿司職人から直接、口に入れてもらってた』と明かしたんです」(同・前)
高嶋は、このように食べさせてもらう行為を「あーんプレイ」と呼び、共演者らをドン引きさせていた。また、ネット上にも当時、「気持ち悪い」「寿司職人が気の毒」「唇に触れたら嫌だったろうな〜」「自分のこだわりのために人を巻き込むなよ」といった書き込みが続出。
店側が応じていたのなら、一応“NGではない”のだろうか……と考えてしまうが、高嶋は番組内で「たまたま並び(の席)にいた人にすごく嫌な顔されて、それからやめました」とも。やはり、ほかの客に不快感を与えていたとみられる。
そんな高嶋は、17年10月放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも、飲食店での常識的とは言えそうにないエピソードを披露していた。
酔っ払って女性と個室トイレへ…
「高嶋さんは、店の味に物足りなさを感じたら『持参の調味料で味を変える』と発言。本人としても非常識かもしれないという自覚はあったのか、店員の目を盗んで“味変”していたそうですが、そんな行為に『スリルを感じ、興奮する』とも話していました。その感覚は、いわゆるバカッター(迷惑行為などをツイッターに投稿するおバカな人物や行為を揶揄するネットスラング)と変わりないのでは」(スポーツ紙記者)
ちなみに、高嶋は同番組で「店員さんにバレないように(持ち込みの)マスカットを食べた」という話もしており、当時のネット上には「調味料ですらない」「持ち込みダメ」「マナーが悪い」「家で食え」など、やはり批判が寄せられていた。
なお、19年12月発売の「FLASH」(光文社)は東京・新宿の歌舞伎町にある居酒屋で飲食していた高嶋の姿をキャッチしていたが……。
「かなり酔っ払っている状態だったという高嶋さんは、連れの女性がトイレへ行くのについていき、同じ個室に入ったそう。1分ほどで高嶋さんが先に出たといい、『フラッシュ』の取材に応じた所属事務所は、本人が酔っていたため覚えていないこと、同席者によると『一線は越えていない』『トイレに一緒に入ったのもふざけていただけ』『なかでは何もなかった』とのことだと回答していました。しかし、短時間でも同じトイレの個室に男女が一緒に入るのは、店側からするとやはり心配で迷惑だったのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
“変態紳士”を公言し、同題の書籍(ぶんか社)も発売している高嶋。「FLASH」が目撃したのもSMバーで知り合った者同士の飲み会だったというが、飲食店は公共の場。紳士を名乗るなら、飲食店などでは周囲が迷惑を被るような振る舞いは謹んでほしいものだ。