「クズで気持ち悪いところがキチンとあるのも好きだって言ってましたね」
恋人・リチ(26)について聞かれると、斬新な“のろけ”をしてみせたクロちゃん(46)。
これは2月5日に開催された、クロちゃんが執筆した本の発売記念イベントでのこと。
「TBS系のバラエティー番組『水曜のダウンタウン』(以下『水ダウ』)の企画がきっかけで、昨年末からふたりは交際をスタートさせました。あのクロちゃんに、まさか恋人ができるとは、誰も思っていなかったはず。番組企画の最後には、ふたりの“濃厚ディープキス”が披露されるなど、年末に起こった衝撃的な“事件”のひとつでした」(スポーツ紙記者)
クロちゃん結婚も視野に、リチの母は“魔性の女”?
クロちゃんといえば、40歳を過ぎても親から仕送りをもらっていたり、一緒に食事に行った女性が席を立った隙に相手のグラスを舐めたりする“キモキャラ芸人”の代名詞的存在だ。
「お相手のリチさんは、5年前からずっとクロちゃんのことが好きだったと明かしています。ちょっと信じがたいものがありますが、人の好みは十人十色とも言いますから……」(同・スポーツ紙記者)
そんなリチは学生時代に『熊本ちゃん』というSNSアカウントを作成し、出身地である熊本県のPR活動をしてきたインフルエンサー。
「『水ダウ』出演前にSNSのアカウントは削除したようです。大学生時代はミスコンに出場し、ファイナリストに残ったこともある美人です」(同・スポーツ紙記者)
交際後、クロちゃんはリチとの関係の“将来”についても言及してきた。
冒頭のイベントでもリチとの関係をのろけた後に、
「もちろん、結婚はするつもりです」
と、堂々と宣言。とはいえ、結婚はふたりだけの問題ではない。その家族も、ふたりの先行きを心配しているはずだ。
「今年の正月にクロちゃんが実家に帰省したとき、ご両親は“本当にリチさんと交際しているの!?”と、問い詰めたそう(笑)。40歳過ぎても仕送りしていた息子に、かわいい恋人ができて、さぞ喜んだことでしょう。ご両親はクロちゃんに、リチさんへのお年玉まで持たせたそうですよ」(ネットニュース編集者)
一方、リチの両親は、クロちゃんとの交際をどう思っているのだろうか。
「気になるのはそこですよ。リチさんの母親は学生時代、女性の美を競う世界的イベント『ミス・インターナショナル・コンテスト』に日本代表として出場し、準ミス・インターナショナルに選ばれたことのある女性。
大学卒業後は航空会社の客室乗務員となり、今はマナー講師などの活動をしています。マナーに関する『電子書籍』も出版しているのですが、マナーとはかけ離れたようなクロちゃんを許容できるのでしょうか……」(同・ネットニュース編集者)
魔性の心得とスピリチュアルな世界
リチの母親が2014年に出した全15ページからなる電子書籍『マナーは魔納!』を覗いてみると……、
《“魔納”(マナー)「お互いの魔(負の感情)を収め鎮めること」という考え方で、分かり易い言葉でお伝えいたします。人間、誰でも大なり小なり魔の部分を持っています。それを上手くコントロールするのです》
と始まり、“魔”という言葉について辞書の引用がなされたうえで、
《魔物の魔を納めると、魔物も気分が楽になり、魔物が魔物でなくなります》
と続く。そしてこんな記述も。
《ちなみに私は「魔性の女」と呼ばれたことがあるとかないとか・・》
世界的ミスコンで準ミスに選ばれるほどの美貌の持ち主なのだから、きっとリチママは“魔性の女”でもあるのかも……。
その後は、笑顔の大切さが説かれているが、突然、《宇宙を味方に》と題した最終章が登場し、スピリチュアルな世界に誘われる。一部を抜粋する。
《神様や周囲の人の助けを借りたければ、意識して笑顔にすることです。魔が小さくなり下がっていた波動をあげることができます。自分の周囲も解決に向けて動き出します。これが宇宙を味方につけるということなのです》
と、書かれているが……。先のネットニュース編集者は、バツの悪そうな顔をしてこう話す。
「まぁ……とにかく笑顔が大事ということですよね。キモキャラとはいえ、人を笑わせることが仕事である“芸人”のクロちゃんとだったら、きっと笑いの絶えない日々が続くはず。お母さんの教えどおりのベストパートナーを選んだということでしょう」
とある雑誌インタビューで、
《プールに入ったら、絶対、口に水が入るじゃないですか。そのとき、おっさんの近くにある水と、美女の近くにある水だったら、美女の近くにある水を飲みません?》
と、発言していたクロちゃんこそが“魔物”のような気もするけれど、リチがそんな彼を“魔納”してくれるなら、きっと幸せになれるに違いないしん?