「ありがとうございます」
2月上旬、記者がかけた祝福の言葉に応じたのは、Kis-My-Ft2横尾渉の母親。横尾は、今年1月26日に結婚したばかり。
「お相手は、元セラピストの一般女性とされており、交際期間は6年と言われています。2021年に『フライデー』でツーショットが撮られて、熱愛が発覚しました」(スポーツ紙記者)
自己紹介欄には《横尾君だけ》
このとき、フライデーの記者による直撃に、
「難しいですよね(笑)。どこまで、どう答えていいのかわからなくて」
そう話しつつ、結婚について話が及ぶと、
「後々はそういうことも……もう35歳になりましたし、そんな中途半端な気持ちではないということだけは知っておいてほしい」
と語っていた横尾。
「直撃取材にも腰が低く、ジャニーズ所属のアイドルなのに交際を否定しない姿勢は、彼女に対する横尾さんの“真剣さ”を感じました。そんな人柄が彼女にも伝わったのでしょう。結婚した女性のものと思われるツイッターアカウントには、横尾さんと交際していることを“匂わせる”投稿が散見されていました。
投稿内容から“交際相手”だと察知した横尾さんのファンから批判もありましたが、一般女性が人気アイドルとの交際に舞い上がってしまうのは仕方ない気もします。ただ、投稿には横尾さんと会ったことや、亀梨和也さんや山下智久さんの名前もあって、あまりに無防備すぎる気はしますが……」(同・スポーツ紙記者)
当該アカウントを確認すると、フォロワー以外からは閲覧できないようになっており、自己紹介欄には《横尾君だけ》と書かれていた。
「横尾さん自身はあまり気にしていなかったのかもしれません。彼女の投稿には、横尾さんがテレビ局のディレクターに交際を明かしていたとする内容もありましたから。ジャニーズのアイドルとしては意外な気もしますが、横尾さんもそれだけ本気だったということでしょう」(同・スポーツ紙記者)
ちょうど熱愛が報じられた時期、横尾は“ある準備”をしていた。
「2021年9月に個人会社を設立していたのです。ジャニーズの所属タレントが個人会社を設立するのは、基本的に認められていません。禁止されている副業に手を出す可能性や、事務所から独立する兆しとされるためです」(テレビ局関係者)
横尾の“準備”は、これだけではなかった。
横尾渉の母親が語った“娘”の素顔
「2021年9月、約8000万円のローンを組んで、関東近郊に100坪ほどの土地を購入しています。2022年7月には、都内に持っていた高級タワーマンションの部屋を売却しました。購入した土地には今、一軒家が建設中です」(同・テレビ局関係者)
現地に足を運ぶと、家にはブルーシートがかけられており、完成まであと少し。近隣住民に聞いてみると、
「あそこは、長らく住んでいた人が数年前に家を取り壊して更地にして売却したんです。工事は昨年の秋ぐらいから始まりました。かなり大きな家が建つみたいだけど、誰が住むのかはまったく知りません」
と、話すだけ。一軒家が建てられているのは、都心から離れた自然豊かな静かな地。神奈川県出身の横尾には縁もゆかりもないはずだけど……。もしや、両親が住む家を建てているのか。
横尾が設立した個人会社の取締役に就任している母親に話を聞いた。冒頭のやりとりから、結婚報告があったのか尋ねると、
「結婚を発表する少し前に、ふたりで挨拶に来てくれました。力を合わせて頑張りなさいと話しをしました」
姑として、お相手の印象は?
「お付き合いし始めた当初に紹介されて、何度も一緒に食事もしています。彼女がウチに来れば、いつも手土産を持ってきてくれるし、遊びに行けばお茶とお菓子を出してくれて、とっても気のきく子です。渉の兄たちとも仲よくしています。私から彼女に口うるさく何か言うようなこともないですよ」
自宅にある“ジブリ部屋”
現役ジャニーズの結婚ということもあり、さまざまな意見が聞こえてくる。SNSでの“匂わせ”投稿への批判については……、
「何かを意図して投稿したワケでもないでしょうし、いろいろと批判されていてすごく悲しいです。彼女は若いのにしっかりしていて、明るくて笑顔が素敵な、とってもいい子です。これから壁にぶつかっても、ふたりで支え合って乗り越えてくれると思っています。孫ができたら楽しいだろうなとは思いますけど、こればかりは授かりものですからね」
と言って笑みも見せた。そして、建設中の一軒家についても聞くと、
「それについては、私も詳しいことはわからないんです。誰が住むのか、何も決まっていないはずですよ」
とのことだった。現役アイドルで多忙な横尾が、都心から離れた一軒家に暮らすとは、どうも結びつかない。いったいなぜ、そこに家を建てたのか謎は深まる……と思いきや、意外な“答え”が判明した。
「横尾さんといえば、そうとうな“ジブリオタク”として知られています。家が建つ地域は“とあるジブリ作品”の舞台となった場所です。家のすぐ近くには、ジブリファンが訪れる“聖地”もあるんですよ」(前出・テレビ局関係者)
いくら“ジブリ好き”だとしても“聖地”のそばに家を建てるなんてことが、あるのか?
「十分ありえる話です」
と、テレビ局関係者は話して、その理由を続ける。
「ジブリ作品の知識もさることながら、横尾さんの自宅にはジブリグッズを飾っている“ジブリ部屋”があるんです。そのグッズも、数百個限定で販売されたフィギュアや、有名ガラスメーカーが作ったペンダントなど、かなりレアなモノばかり。
ソロ楽曲のミュージックビデオには、ジブリ作品の背景を担当した画家の絵を使っていますし、ジブリ作品のキャラクターと同じ服を着て歌っています。それぐらい無類のジブリ好きなんですよ。もしかしたら、奥さんと“聖地巡礼”で訪れた際、たまたま空き地を見つけ、買うことを決断したのかもしれませんね」
憧れの“聖地”で、家族と暮らす夢を実現させようとしているのだ。