京都府警少年課と同府警東山署は1月31日、愛知県名古屋市に住む20代の地方公務員男性Aを児童買春などの疑いで逮捕した。
Aは昨年8月12日、名古屋市東区内の宿泊施設で、青森県東津軽郡に住む女子高校生のBさん(17)に対して、18歳未満の児童であることを知りながら、現金数万円を渡して、わいせつな行為をしたというものだった。
高校教師が『満月グループ』の会員だった!
「一部のマスコミが、Aは名古屋市にある公立高校の教師だとして、実名で報じています。昨年10月に、SNSで買春を斡旋する大規模な乱交パーティーグループ『満月グループ』が摘発された。その会員数は約100人もいて、実はAはそのなかの1人だったのです」(全国紙社会部記者)
警察の取り調べに対してA容疑者は、
「容疑については、留保します」
と答えているという。
満月グループの首謀者・竹下敦士容疑者(46)が児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春周旋)の容疑で3度目の逮捕をされた昨年12月、『週刊女性プライム』が男の素顔を追いかけていた。
竹下容疑者のアカウント名は“複数プレイを楽しむ集まり!!それは満月”。ツイートと見ると、
《10月8日 大阪 スリムモデル体型21歳 美人ロリ顔低身長普通体型Fカップ23歳 童顔Eカップ 18歳》
《10日は、実は、、、4人女の子来るかも(人数次第)です笑》
《雨、、、、しんどー。早く乱交したい》
《合法ロリ最高!》
などの文言とともに、過去に乱交パーティーで撮影されたと思われるわいせつ動画まで添付。大胆に開催を告知していた。
奈良県斑鳩町にある竹下容疑者の自宅を訪ねると、母親が対応してくれたのだが……
「私が死ねばいいんですか? もう死んでしまいたい!」
と1時間ほど半狂乱になって泣きじゃくり、謝罪したのだった。
捜査関係者の話によれば、竹下容疑者は数年前から月に2回ぐらいのペースで、およそ100回の違法パーティーを主催。Aはその会に複数回、参加していたという。
Aが勤務していた県立高校に問い合わせると、
「当校に2019年に赴任して勤務していたことは間違いないですが、担当の科目、顧問の部活など、それ以上はお話できませんので、ご了承ください」
とのことだった。愛知県教育委員会も、
「当該の教員が逮捕されたことは承知しております。しかし、具体的な内容などにつきましては、まったく把握できておりません。今後、事実関係の詳細を把握した上で、捜査や裁判などの状況を見守りつつ、厳正な対処をしてきたいと考えております」
と述べるにとどまった。
乱交パーティー主催者の情報から芋づる式か
Aの逮捕に至った経緯について、捜査関係者は「被害者サイドから警察に相談があったわけではない」として、
「詳しくはいえませんが、満月グループの首謀者の押収品のなかから結びつく端緒があった」(同・捜査関係者)
Aの逮捕はほんの序の口に過ぎず、今後も逮捕者が続出していくはずだ。満月グループの会員100人は戦々恐々としているに違いない。