2月18日、YouTuber・ヒカルが暴露系配信者・コレコレらとのアイドルグループで活動展開することがわかった。
今月10日の時点で、コレコレが「大手音楽プロダクション協力の元、有名活動者達とアイドルグループ始めます」と発表していたが、それから約1週間後、2人目のメンバーとしてヒカルの参加が明らかに。
宮迫との焼肉店が話題のピークだった!?
グループは「金持ちYouTuberがアイドルに」がコンセプトらしく、「まだ名前は無いけどあなたの一番になると誓うよ」というキャッチコピーも公開されている。ちなみに、コレコレは「生放送の王子様」、ヒカルは「カリスマの王子様」となっていて、今後、順次発表されるという残り3人のメンバーも“金持ちYouTuber”で“〇〇の王子様”なる肩書きがつくのだろう。
コレコレはチャンネル登録者数193万人(2月20日現在/以下同)を誇る人気配信者だが、ヒカルのチャンネル登録者数はさらに上をいく485万人。YouTube配信のほか、アパレルブランドや脱毛サロン、ヘッドスパなどの事業も展開しているヒカルは、たしかにYouTuberの中でもカリスマ的存在として注目されてきた。
「最近はYouTuber業界自体が下火で、実際に“収益減”を告白する者も増えています。一方でヒカルさんは、今月15日に公開した動画内で『普通の仕事で月100万稼ぐのと、YouTubeで100万稼ぐのだったら、圧倒的にYouTubeで100万稼ぐほうが簡単』『(収益が減っているYouTuberは)センスがないだけなんですよ、ホントに。普通に能力高い人は全然余裕で稼げます』などと主張していました」(芸能ライター)
そんなヒカルだが、同動画内で「(稼げているYouTubeは)時代の流れにマッチして運良くっていう部分がぶっちゃけめちゃくちゃ強い」ともコメント。
また、「(自分でさえも)いつGoogleの気まぐれで広告収入が停止するかもしれないし、なんだったら人気も、いつ何が起こって落ちるかもわかんないですから」と言いつつ、「淘汰されていくYouTuberもいっぱいいますから。僕は正直ね、頭いいんでそんなことないんですけど。それはもうね、心配してないんですけど」と、やや矛盾のある発言もしていた。
「成功している事業がいろいろあるから安泰なのかと思いましたが、YouTuberとしても淘汰されない自信を口にしていたヒカルさん。ただ、最近は明らかに話題性がなくなってきています。世間的には、宮迫博之さんが去年3月にオープンさせた焼肉店『牛宮城』の共同経営(後に撤退し、改めて宣伝担当となった)という一連の話題がピークだった印象なのでは」(スポーツ紙記者)
もちろん今でも根強いヒカルファンはいるので、今回、コレコレらとアイドル活動するとの発表にも、「ヒカルうれしすぎるー!」「めっちゃ楽しみ」という声はある。
ただ、ファン以外のネットユーザーの間では、このアイドルグループの話題はほとんど注目されていない状況。ヒカルが「牛宮城」に関わっていた頃は連日、複数のネットニュースに取り上げられていたのに、今回はそのような盛り上がりなどなく、ネット掲示板に書き込まれているコメントも「興味ねぇわ」「アイドル舐めてんのか」「YouTuberってほんと勘違い痛すぎ」といった辛辣なものが目立つ。
肝入り企画も話題にならず
なお、ヒカルは過去に怪盗ピンキー・小嶌宣輝との音楽ユニット「カルxピン」を結成していたことがあるほか、2021年1月にDa-iCE・花村想太とのユニット「UPSTART」でエイベックスからメジャーデビューも果たしている。
ヒカルと花村による「UPSTART」のメジャーデビュー曲『才能』は、ユニットの公式YouTubeチャンネルで公開されたMVが、現在219万回再生を記録。一方、最新曲『ミライへ feat.朝倉未来 - Lyric Video』(昨年4月配信)は、現在69万回再生となっている。
そんな『ミライへ feat.朝倉未来 - Lyric Video』は、プロ総合格闘家でYouTuberの朝倉未来をフィーチャリングボーカルに迎えた楽曲で、朝倉とヒカルのYouTube番組『Nontitle〜この1000万あなたならどう使う?〜』(以下『Nontitle』)の主題歌でもあるが……。
「昨年4月から公開されていた『Nontitle』は、事業立ち上げを目指す若者たちが、3ヵ月間、共同生活を送る姿を追うドキュメンタリー番組。『牛宮城』オープン直後にスタートした番組なので、入れ替わりで話題になる可能性もあったかもしれませんが、残念ながら世間で盛り上がっていた印象はありません……。
しかし、今月23日にseason2がプレミア配信されるそうで、番組公式ツイッターでは『season1に比べて初回から波乱が段違いに多い』『今回はルールを改定しているのですが、かなり残酷な内容があります』などと告知しながら、ネットユーザーの関心を集めようとしています。ただ、どの投稿もあまりリツイートされていないので、やはり心配です」(テレビ局関係者)
ヒカルはさまざまな事業を成功させてきたからこそ、『Nontitle』にも力を入れているのかもしれないが、自身のアイドル活動にも勝算があるということなのだろうか。