《不安なことを考えても点数は変わらないので 何も考えずに残りの期間 勉強します笑》
2月19日は、小倉優子にとって“戦い”の日だった。
「この日、早稲田大学教育学部の入学試験が同校の早稲田キャンパスで行われました。小倉さんは昨年2月から、当時TBS系で放送されていたバラエティー番組『100%アピールちゃん』の企画で、早稲田大学の合格を目指して受験勉強を開始。かなり本気で取り組んできたようで、カフェで参考書を広げて勉強する姿も目撃されていました。番組は昨年8月に終了しましたが、後継番組の『月曜の蛙、大海を知る。』が引き続き密着しています」(テレビ誌ライター)
私生活では、昨年7月に離婚して3児のシングルマザーになった。
「2011年にカリスマ美容師と結婚して2人の男の子を出産しましたが、男性の不倫が原因で2017年に離婚。2018年末に歯科医の院長を務める男性と再婚したものの、2019年末から長らく別居生活を送っていました。再び離婚した後も、タレント業とワンオペ育児に加えての受験勉強ですから、そうとう大変だったはず」(スポーツ紙記者)
実父も知らない“孤独な戦い”
かつて法政大学に通っていたとも言われている小倉だが、昨年7月に放送された『100%アピールちゃん』で2021年の高3全国統一模試の英語に挑戦した際は、100点満点中の20点で結果は「E判定」。厳しい現実が明らかになっていたが、同番組に出演したインテリ芸人『ロザン』の宇治原史規は、「(2023年の)2月の段階でA判定が出てれば問題なし。受かると思う」と激励した。
クイズ番組でも活躍する宇治原の言葉は心強いだろうが、高いハードルに変わりはない。
「早稲田大学教育学部の偏差値は、65から70ほど。教育評論家の尾木直樹さんや政治家の辻元清美さんら知的なイメージの方たちを輩出している難関です。E判定から半年の時間があったとはいえ、仕事と育児でなかなか思うように勉強に時間を割けないでしょうから、かなり苦戦するのでは」(同・スポーツ紙記者)
昨年12月中旬、『週刊女性』が千葉県の実家に住む小倉の父親に話を聞いたところ、「本当に何も聞いていないんですよ」と、しばらく実家に帰っておらず、受験に関しても家族の手を借りることなく向き合っている様子を明かした。
ひとり黙々と勉強を重ねてきた小倉。彼女が受験する早大教育学部は、学部全体で650人の募集に対して、志願者数は13,229人。倍率は単純計算で20倍だ。
難関に挑む小倉の様子を確認するため、試験当日の2月19日、『週刊女性PRIME』は会場に向かった。
キャンパスから出てきた小倉の表情は……
校門の前にある道路は通行止めになり、多くの受験生で大変混雑している。
教育学部の試験が終わったのは、午後4時30分。それからおよそ30分がたった午後5時過ぎ、キャンパスの正門から試験を終えた小倉が出てきた。
日没近くの寒さからか、手をさすりながら歩く小倉。その表情は柔らかく、どこかホッとしたような様子だった。番組の密着カメラや数名のスタッフ、マネージャーが彼女のもとへ駆け寄って合流すると、受験を終えたコメントの撮影に応じた。
“受験”という肩の荷が降りたからか、小倉からは笑い声も。ほかの受験生も彼女の存在に気づいていたが、構わず番組の密着は続いた。
撮影が終わると、マネージャーと車に乗りこみ帰路へ。E判定からの“逆転合格”を目指して、長らく打ち込んできた受験勉強。そんな生活から解放された小倉の足取りは軽かった。
ワンオペ育児や2度目の離婚など、私生活で困難を抱えながらも着実に勉強を重ねてきた小倉。早大教育学部の合格発表は、3月1日。彼女を待つ結果はいかに――。