タレントの有吉弘行が出演するNetflixコメディシリーズ『名アシスト有吉』が、3月14日から配信される。それに先駆けて、2月19日にはメインビジュアルと予告動画が解禁され、アンジャッシュ・渡部建の出演もわかったが、ネット上では「見たくない」と嫌悪感を示す声も多い。
「……って、渡部さんが言ってた」
『有吉の壁』『有吉ゼミ』（どちらも日本テレビ系）などを手掛けるディレクター・橋本和明氏とNetflixがタッグを組み、全世界同時配信される『名アシスト有吉』。アーティストやスポーツ選手などが同番組のMCを務め、有吉はアシスタントとして出演する。また、総勢52名の芸人たちも登場し、有吉の無茶振りに応えていく内容だ。
「予告動画では、芸人たちが体を張って笑いを取る姿が、見どころの一つとして紹介されています。渡部さんは料理中にドッキリを仕掛けられたようで、『なんだ今の！』と絶叫していました。2020年6月に複数人女性との不倫関係が発覚してからというもの、表舞台に姿を見せる機会が激減した渡部ですが、『名アシスト有吉』のような配信番組から、本格的な復帰を目論んでいるのかもしれません」（お笑い雑誌ライター）
実は有吉、これまで自身の出演番組で、たびたび渡部をイジってきた。例えば、2022年1月放送の『マツコ＆有吉 かりそめ天国』（テレビ朝日系）では、寿司の食べ方について「ネタのほうを下にして食べろとか」「そのほうがネタが舌に（直接）くるから」などと語ったあと、「……って、渡部さんが言ってた」とつぶやき笑いを誘っていた。
「有吉さんと渡部さんはプライベートでも親交があるため、こうした“渡部イジり”に喜ぶお笑いファンは少なくないです。今回の『名アシスト有吉』についても、ネット上には『地上波では実現しなかった有吉と渡部の共演が叶うのはうれしい』『有吉さんと渡部さんの絡みが見たくて、Netflixに加入した！』『有吉の番組に渡部が出るなら、見るしかない！』などと期待する声が見受けられます」（前出・お笑い雑誌ライター）
しかし、こうした声が上がっているのは、ごく一部のようだ。2月21日、「Yahoo!ニュースオリジナル」の特集で渡部の記事が掲載されたものの、コメント欄には辛辣な意見が続出している。
浜田雅功のパパ活不倫が「マシに見えた」
「昨年2月に活動を再開してから1年、渡部さんは一体何をやっていたのか、というインタビューを交えながら紹介する内容でした。同記事によると、講演活動に力を入れており、『コミュニケーション』をテーマに話すことが多いとか。また、結婚式のスピーチを依頼される機会もあり、『結婚生活で一番大事なことがあります。絶対に嘘をつかないこと。奥さんを傷つけないこと。約束は守ること』といった“自虐ネタ”で、爆笑を取っていたそうです」（芸能ライター）
渡部はこの経験を通して、「僕がお役に立てる場所は意外とこんなところにもあったか」と手ごたえを感じたそう。しかし、同記事のコメント欄には
「渡部が何をやっても、ずっと嫌悪感がつきまとう……」
「不特定多数にアピールする活動はこの先も無理だと思う」
「いろいろ頑張っているのはわかった。けど、この人が出演する番組は見たくない」
など、厳しい書き込みが相次いでいる。
「また、2月中旬には“パパ活不倫”が報じられたダウンタウン・浜田雅功さんと渡部さんを比較するツイートが話題になりました。同月に浜田さんの不倫を報じた『フライデー』（講談社）によると、“高級ホテル”で女性と密会していたそうですが、渡部さんは女性を“多目的トイレ”に呼び出したと伝えられています。同じ不倫騒動にもかかわらず、ネット上では『渡部のゲスさが際立つ』『なんか浜田がマシに見えてきた』などと言われており、いまだに世間は渡部に冷ややかなようです」（前出・芸能ライター）
報道から2年以上、活動再開から1年たった今もバッシングが絶えない渡部。有吉の“アシスト”があってもマイナスイメージが払拭できないとなると、本格的な復帰の道のりはまだまだ遠そうだ……。
